まずは今年1発目の勝負であるUTMFが残り1ヶ月と迫って来た。
ここらで、50キロ前後のトレランをやっておきたいなということで、奥多摩を調べたら雪がまだある。
どこにしようかなと考えた結果、まだ行ったことのない箱根に。
地図を見ていたら、箱根湯本駅からスタートして、ぐるっと一周すれば50キロ&8時間か9時間で終わりそう。
箱根湯本駅はコインロッカーもあるし、駅近くに日帰り温泉もあるし、好条件。
新宿から小田急で1本で行けるのもなかなか好都合。
ということで、朝の5時30分ぐらいに起きて出発。
最近は夜明けが早くなって来たなーと思う。
自然に5時過ぎには目が覚めているから。
そして、6時ぐらいの電車に乗り、8時30分過ぎに箱根湯本駅に到着。
朝早い時間はロマンスカーがないのか、検索結果にでてこなかった。
まあ、いつも通り行きは電車で寝たり、目を覚まして景色を見てればすぐにつく。
箱根湯本は観光地だけあって、お客さんが多い。
そして、真剣に山を走ろうと言う人は駅でちょっと浮いてしまう(笑
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改札を出た所にコインロッカーがあったので、着替えなどを置いてさて9時15分に出発。
箱根湯本駅の裏手から、おもちゃミュージアム、フォレスとアドベンチャー、ひめしゃらの湯をかすめてトレイルへと入る。
最初からなかなか急なアスファルトで、目が覚める。
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箱根だから整備されたトレイルかと思ったら、けっこう荒れたトレイルを登って塔ノ峰に9時50分に到着。
けっこう気合いの入った登りが続き、箱根は意外とハードな気配が。
ほとんど人はいなかったが、外国人のハイカーさんがちらほらいた。
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明星ケ岳へと向かう。
10時40分に明星ケ岳に到着。
ここを越えると、笹の草原地帯のようなトレイル。
以前、伊豆山稜線道へ走りに行ったが、そこと似た感じの景色。
気持よく、トレイルを走ると、たまに景色のいい場所も。
とはいっても、今日はほとんど曇りで眺めがいいって訳ではなかった。
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崖崩れなのか、赤土がむき出しの場所があって、富士山の山頂付近のような気さえした。
11時20分に明神ケ岳到着。
ハイカーの人がランチをしていた。
左手には大湧谷が見える。
煙がもくもくしているので、すぐに分かるのだ。
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その後も、気持のよい草原のようなトレイルを小刻みなアップダウンを楽しみながら走る。
最初はハードなコースかと思ったけど、そうでもない楽しめるコースだった。
青空が見えるようになり、気温も上昇。
汗もダラダラ。
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でも、しばらくしてどんよりした天気に戻ってしまった。
金時山には12時35分に到着。
水を500ml買い、ガブ飲み。
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すると、頂上にトレイルランナーがいると思ったら、女子のトップ選手である小川さん。
おお、こんな所でと言う感じで、話していたら、同じく箱根湯本駅からぐるっと芦ノ湖を回って、湯本に戻るようだった。
また、どこかですれ違いそうですねーと話しながら、金時山を後にした。
それにしても、金時山の頂上はすごい人の数だった。
みんなどこから登って来ているのだろうか?
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そうそう、金時山の周辺以外はほとんど人がいないので、1人カラオケトレランをしていた。
やっぱり、気持のよい山を歌いながら走るのは爽快だ。
13時に長尾山を経由して、13時20分に丸岳へ。
しばらくすると、芦ノ湖が見えて来た。
ついに、ここまでやって来れた。
いやー、箱根をぐるっと1周は長いなーと実感。
13時30分に長尾峠。
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いったん車道に出て、耕牧舎跡へ行こうとしたのに間違ってトンネルを抜けてしまった。
すると、静岡県御殿場市、かつ箱根スカイライン。
個人的には芦ノ湖の湖畔を走りたかったので、こっちじゃない。
トンネルを戻り、下るトレイルの入り口がすぐ近くにあった。
どんどん降りて行き、ゴルフ場の脇に。
ここからしばらくフラットな道が続く。
フラットな部分はついつい歩きたくなってしまうが、来週の富士五湖ウルトラの練習と思って走ることにした。
深良水門に14時25分。
芦ノ湖のすぐ脇の林道と登山道を走る。
アップダウンはほぼなく、とても走りやすいが、湖の眺めが言い訳ではなかった。残念。
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湖畔のトレイルを抜けて、住宅街へ。
少し行くと、箱根駅伝のスタート地点。
5年ぐらい前に、友達と1人箱根駅伝をやった。
その時は箱根から東京で、駅伝の箱根側のゴール&スタート地点から始めたので、懐かしかった。
この辺りに15時45分。
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関所があるすぐ近くの民家の脇から再びトレイルに。
屏風山へと続く道だ。しかし、ここがとんでもなく急な登りだった。
ガツンと足の筋肉に負担がきて、なまっていた筋肉に喝を入れられた感じ。
16時20分に屏風山に到着。
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甘酒茶屋に16時35分。
この辺りから、ロードと旧街道を行ったり来たり。
旧街道の方がいいのだが、石畳でその石が苔むしているので滑りやすい。
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そして、畑宿に16時55分に到着。
ここは実はとても思い出深い場所。
大学の時に東京の日暮里に住んでいて、そこから歩いて実家の岐阜を目指した。
その時、三日目の夜に箱根に着き野宿した場所がここの畑宿。
まさに、野宿したベンチが今も健在だった。
11月でとんでもなく寒かったなーと回顧した。
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この辺りまでくると箱根湯本が近づいてくる。
ロードが大半になるが、ゆっくりしたペースで走り続ける。
17時45分に箱根湯本駅に戻って来た。
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なかなか変化にとんだトレイルで、楽しむことができた。
また、時間のある時に遊びにきたい。
せっかくなら、箱根の宿に泊まるのもありなきがした。
スケジュール
2012年4月15日
天気:曇り
距離:50キロぐらい
箱根湯本駅スタート:9時15分
金時山:12時35分
箱根湯本駅:17時55分
合計:8時間40分ぐらい
◆持ち物
持ち物は着替えと替えの靴、タオル、地図、水、食料、コンパス、ヘッドライト、ポイズンリムーバー、時計、帽子、カメラ。
トレランバッグを入れる大きなビニール袋とポケッタブルバッグ。
財布、携帯電話、携帯電話の充電器。
財布と携帯電話を入れるビニル袋
今回は水を800mlぐらい飲んだ。(涼しかったし、飲んだ量は少ないと思う)
それ以外で、金時山の頂上の小屋で水500mlと箱根駅伝ミュージアムの自販機でコーヒー280ml、オレンジジュース280mlを買った。
あんぱん6個
おにぎり2個
クッキー数枚
アミノバイタルジェル1個
カロリーメイトみたいな奴2本
あとは、ハイドレのスポーツドリンクを800mlぐらい飲んだ。