日別アーカイブ: 2010/6/16 水曜日

見たい夢を見る

実は見たい夢を見ることが出来る。確率にして5割程度だろうか。空を飛ぶ夢を見る人は夢をコントロールしやすいとか、明晰夢を見る人も同様であると聞いたことがあるけれど、真実のところは知らない。さらに、怪しい世界に入り込みたいと思っているわけでもない。今までの経験上でなんとなく自分の中で気づいた方法にすぎない。

先日書いた「はやぶさ」の記事で「今夜はなんだか希望に満ちあふれた夢を見れそうだ。」と締めくくった。はやぶさの帰還に興奮し、もういちどあのドキドキを味わいたいと思った。テレビのニュースで再度見ても、最初に見たようなドキドキは味わえない。野球の結果を知っているのに、試合の再放送を見ても盛り上がれないように。でも、夢の中であれば、最初に見たときと同じように興奮する。いや、現実よりもよりリアリティをもつかもしれない。そんなこともあって、はやぶさの夢を見れたらなと思っていた。そこで、夢を見るための準備をして床についた。

僕の夢を見る方法はいたってシンプルだ。

◆見たい夢を見る方法

・寝る少し前に(直前ではない)、見たい夢のことを”ちょっとだけ”考える。
・思い詰めるように考えるのではなく、なんとなくぼんやりと。

すると、夢に出てくるのだ。

科学的に考えれば、夜寝ている時にその日に起こった出来事(情報)を整理しているという。寝る少し前にぼんやりと考えたことは、その日の最後の情報になる。だから寝ている間に処理されるのも最後、すなわち明け方だ。よって、夢に出てくる順番も最後の方だ。

人間は一晩で夢を4、5つぐらい見ていると言う。ノンレム睡眠とレム睡眠の周期で夢がやってくるのだ。毎晩こんなにも夢を見ているけれど、夜中に熟睡しているときの夢は覚えていない。でも。明け方に見る夢は、目が覚める直前で覚えている可能性が高いのだ。僕の方法はこの時に、夢に出てくる状態を意図的に作り出しているのだ。

こんな風に言ってしまうと、当たり前でつまらないけれど、見たい夢を見れるのも悪くはない。

それで「はやぶさ」の夢の内容だけれど、真っ暗な夜空に閃光を放ち「はやぶさ」が地球に戻る瞬間を草原で見ていた。なぜだか一緒に見ていたのは仕事仲間だった。はやぶさが去った後の夜空には、オーロラが瞬いた。緑色のオーロラに続いて赤色の強いオーロラも空を舞った。現実に見ているかのようにリアリティーがあり、美しいオーロラを楽しんだ。そして、目が覚めた。目が覚めた時に、「何だ、夢だったのか」とショックを受けるのではなく、「良い夢を見れたな」と朝から幸せな気持になれた。

送信者 四国