日別アーカイブ: 2010/7/2 金曜日

屋上緑化に対する違和感

ビルの屋上を眺めていた。
すると、ビルの屋上に植物や花を植えている屋上緑化がちらほら目につく。

最近は「エコ」とか「地球に優しい」とか「グリーン○○」とか「CSR」といった言葉を良く聞く。その一環としてビルの管理会社か所有会社が行っているのだろう。企業のイメージアップや環境への取り組みをアピールしているのかもしれない。そういった目的があって何かに取り組むことは、別に問題視しない。本質的に価値のあることかは別にして、それによって動く人たちがいるのだから会社はやるのだ。それがビジネスと言うものだろうから。

今回問題にしたいのは「屋上緑化」ということ自体だ。これは不自然すぎる。どう考えても自然の流れに沿っていない。短期的な視点では都心部のヒートアイランド現象の緩和だったり、ほんの少しだけCO2が削減できるのかもしれない。

ただ植物や木々は本来であれば大地に根ざすものだ。大地に土があり、そこに根を張ることによって育つのだ。それなのに空中に浮いたところに少しの土を盛り、そこに無理に植物を植える。コンクリートの上に耐水性シートが敷かれ、その上に土がもられているからコンクリートの腐敗はないと言うけれど、微生物の威力を考えたらコンクリートも通常よりも早く腐敗していくだろう。

屋上緑化と言う発想の発端からして、人間が自然をコントロールできると思い込んでいる証拠だと思う。自然ってそんなもんじゃない。

自然をしらないということは
http://www.teratown.com/blog/archives/002010.html


エコとか何とか言っても、これに勝ることはない。
http://www.teratown.com/blog/2010/02/06/ioiedhcaiaiioiaec/

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