理想とする本のある空間「素足の本屋」

素足で入る本屋が欲しい。
なければ作りたいぐらいだ。

素足で入る図書館でもいい。

靴を脱ぐと落ち着く。
そして、イスではなく床に腰をおろせる。
時には寝転がれる。

大きな窓はいつも空いている。
爽やかな風が通り抜ける。
青い空と緑が見える。
小川のせせらぎと、鳥の鳴き声が聞こえる。

店内には写真や絵が展示されており、
空いたスペースには置物もある。
本を読み、疲れて顔を上げると、
さりげなく花が飾られていることに気づく。

ちょっとした机がおいてあり、
絵を描いたり、
文章をかくこともできる。

お茶と軽食もできて、
隣の庭で作った野菜が使われ、
食器は、店の方が趣味で作った焼き物。

本のジャンルは何でもいいんだけど、
こんな空間だから、大いなる無駄な類いの本がいい。
無駄ってのは否定的な意味ではなく、実用書ではなく、
心が安らいだり、閃いたり、ときめいたりするような。

機知に富んだ面白さにクスッと笑えたり、
デザインや絵、写真にうっとりしたり、
世界のどこか、日本のどこかのに思いを馳せたり、
おいしそうな食べ物もに、よだれをたらしたり、
おしゃれーなファッションに憧れたり、
物語の世界に入り込んだり、
そんな本があるといい。

これが理想とする本のある空間。

送信者 ドロップ ボックス
送信者 いろいろ
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6月20日、我が家と駅の間に新しい古本屋ができた。
その空間が非常にいいのだ。

上にかいたような立地にはないけれど、
店の雰囲気、並んでいる本、並び方、それらがいいのだ。

店内の工事をしているときから、気になりtwitterにこう記している。

2011年06月06日(月)
いつも通る道に古本屋ができるみたいだ。積み上げられた本を一冊ずつ本棚に分類しながら並べてる。どんな本屋になるか楽しみだ。本棚を手作りしてたし、何だかよさそうな気がする。

オープン当日のtwitterにこうかいている。

2011年06月20日(月)
うちの近くにできた、古本屋がいい。毎日帰り道に通ってしまいそう。品揃えが俺好みで植村さん、野町さんの写真集など購入。

送信者 沖縄最北端と久高島

阿佐ヶ谷 コンコ堂
konkodo.com
http://konkodo.exblog.jp/

2 thoughts on “理想とする本のある空間「素足の本屋」

  1. teratownさん、こんばんは。

    子どもが畳の上に寝転がって読める図書館はあちこちにあるようだけど、
    大人がそうできるところはきっとないよね。
    あったらぼくもうれしいけど、
    間違いなく眠っちゃうだろうなあ。
    でも図書館ってみんな一様すぎるよね。
    静かすぎて落ち着かないところも多いし。
    もう少し面白くできそうなもんだけど…。

  2. momomoさん

    確かに、子ども向けのはだし図書館はありますね。
    今さら、大人の自分は行けないですが。。。

    眠っちゃうぐらいの図書館があったらいいですよね。
    みんな住むように居座りそうですが、
    それぐらいの空間があったら素敵だなとつくづく思います。

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