月別アーカイブ: 2007年9月

下田昌克

下田さんの展示が原宿の東京ヒップスターズクラブでやっていたので、
見に行ってきた。

下田さんを知ったのは情熱大陸だ。
とはいっても、この回の情熱大陸は見逃している。
しかし、母親にあんたの好きそうな人やっていたといわれ、
ウェブを探した記憶がある。

その時、顔の表情から出る人間性と、絵からあふれるものを感じきになっていた。
下田さんのウェブをちょくちょく見ていたら、展示の案内があったので行くことにした。

展示スペースには部屋いっぱいの彼の絵が飾られていた。
本当に壁一面に飾られていた。
それも外国人の顔の絵ばかりで埋め尽くされていた。
旅に出てすぐのコロは、ただ紙に出会った人の顔を描き、さらに日記までメモのようにしている。
その当時の絵が一番親近感が湧いた。
下田さんの絵からは、なんだろうか描かれている人の気持ちが染み出している。

会場に下田さんもいらっしゃった。
いつも笑顔で、本当に優しそうな方だった。
お話を聞いたら、旅を始めた時は全く絵をかく気はなかったらしい。
旅をしながら描いている間にたまっていったようだ。

今回の展示に行って改めて思った、この回の情熱大陸を見たい。
誰か持っていないかな。

 

東京ヒップスターズクラブ
http://www.tokyohipstersclub.com/
情熱大陸 下田昌克 さん
http://www.mbs.jp/jounetsu/2006/03_19.shtml
下田昌克 さんのウェブ
http://www.701-creative.com/shimoda/memo/2007/09/post_22.html

食べること、住むこと、生きること-水になった村-

水になった村をやっと見てきた。

生きることは食べることだ。
生きることは安心して寝れることだ。

そう感じたのは、大学生時代に無人島に行った時。
食べ物を探す。食べれそうなものを見つけ、食べても死なないものを見極める。
そして、食べれる状態にする。
食べるということは生き延びること。

食べることは幸せなこと。

寝る場所が決まっていないということは、非常に不安なことである。
今日はどこで寝ようか、安全なところは上手く見つかるだろうか?
人間は安心して寝れるところを求めている。

水になった村
東京では10月5日まで、みなさんぜひ。

http://web.mac.com/polepoletimes/iWeb/7C4C51EE-E8FF-4870-92E5-6E536C15159B/B5C804F4-AB63-4DF8-AF14-418E13E2084F.html

水になった村を見てきて感想。

人は土地と直接的につながっているんだと感じた。
土地への感謝の思い。
人はその土地で生まれ、その土地で育てられ、その土地に返っていく。人間にとって土は直接的だ。

現代社会はアスファルトになり、土はなくなった。
土がなくなり人と土地とのつながりが薄れ、人は土地を捨てるようになったんだと思う。
食べるという行為の本質は、生きることだ。
食べるという行為には喜びが詰まっている。
食べ物をとる喜び、作る喜び、そして一緒に食べる喜び。

住むこと、生きること。
食べること、生きること。

石川直樹さんの感想(ページ下部)
http://www.poplarbeech.com/movie/movie_070810.html

さげさかのりこさんの感想
http://www.geocities.jp/sagesakanoriko/etc/index.html

本郷さんの感想
http://hanamote.com/blog/archives/2007/09/post_157.html

さげさかさんのこの部分が非常にしっくりきた。

 一番悲しいことは、終わってしまうことではなく、続かないということだ。失われ、終わってしまうことは悲しいけれど、そこで本当に終わってしまうことこそが悲しい。そしてそれは、ダムになった山奥の村だけでなく、身のまわりのあらゆるところでも、起こっていることだと思う。失われて取り戻せないものはいっぱいあって、たった今も失い続けている。意味あるものが無意味に失われ、破壊される悲惨は決して特別な事件ではない。認めたくないが、身近でもいっぱいある。
 けれど、たとえ人、一人の生命が終わったとしても、それがすべての終わりではない。それが「命」ということの意味なのだと思う。それを終わらせないこともまた、「命」にしかできないことであるのだと思う。

2005年以降に偏るネットと言うバイアス

インターネットが知られたのが95年。
そのコロはごく一部の人が使っていた。

2000年前後、一部の人がネットで情報を発信した。

2005年、ブログの普及と共に誰もが情報を発信するようになった。
これぐらいから、ネットに様々な情報があふれるようになった。

ブログの普及のため、気軽にその日にあったことを書く。
そのため、2005年以降に起こった情報がネットにはあふれる。

ネットで何かを調べた時に、2005年以降の出来事ばかりがヒットする。
2002年の情報を探そうと思っても、意外と見つかりにくい。
たった数年しか違わないのに。

さらに、現代人は何かがあればすぐにネットで検索する。
そして、その結果を受け入れる。
他でも調べることはあるが、ネットで調べそれをベースとして信じる。

そのため、2005年以降の出来事だけ人々の意識の中に強く刻み込まれる。
同じような出来事が2002年と2005年に起こった。
出来事の大きさとしては、2002年のほうが大きい。
しかし、ネット上に記録として残っているものは2005年のものばかり。

すると、いつの間にか2005年のできごとのほうが大きな出来事のように、
人々の中で意識付けられていく。

そんな影響がネットにはあると思った今日。
コレを解決できるような、仕組みとかサービスってできないかな。

滝を見たいと思い

なんか、滝を見たいと思い、一人百尋の滝へ。
奥多摩の川乗山にある、百尋の滝。
25メートルぐらいの落差。

7:44分新宿発のホリデーライナーで奥多摩駅へ。
少し時間が遅いけど、乗り換えなく着くからこの電車で向かった。
9時15分に奥多摩駅着。

つくと、駅前のバス停でバスを待つ。
すると、川乗山へはいけないと駅員の人がアナウンスしていた。
なんと山の中にかかっている端が流されたのこと。
他の山に行こうかと思ったが、とりあえず近くまで行くことに。
バスに乗り10分ほど。
川乗山の登山口に着いた。
ここは特に何もなさそう。歩を進めた。

久しぶりの山登り、といっても7月末の富士山以来。
今日は天気もよく気持ちが良い。
青い空とあふれんばかりの緑。

川沿いを歩くので、水がはねる音が常に聞こえる。
今日は30度を越えるあつさだったので、これが涼しさをくれた。

途中、落石や土砂崩れがあった。
土砂崩れのところで引き返そうとしたが、
乗り越えていける程度だった。

大小の滝がいくつもあった。
水しぶきとその音が気持ちいい。
暑いから体に水分をくれる。

すると、端が流されているポイントに。
本当に橋が流されていた。
ただ、ロープが張ってあり、ロープを持ちながらわたることができた。

その後、百尋の滝。
それまでに見ていた滝とはスケールが違った。
今日は川の水も多かったので、滝の水量も多かったんだと思う。
落差25メートルの滝は迫力があった。
滝の前で昼食をとる。
水しぶきを感じながらのおにぎりはういもんだ。

また、足を進める。
今日は暑い。1.5リットル持ってきた水分も少し足らないぐらい。
そこで、水場に行って水を飲む。
ペットボトルの水よりも、冷たく上手い。
ペットボトルの容器なんかに入っているものより上手い。
その後ペットボトルに水をつめた。
同じ水でもペット劣るに入れてあるだけで、味が違ったように感じた。
器って食べ物の味を決める大きな要素なんだなと感じる。
まあ、ペットボトルに入ったという自分の意識が、その気持ちが味を決めているということでもある。

それから、川乗山の頂上へ。
1300メートルぐらい。
数年前に上った、雲取山や富士山も見えた。

今日は暑かったので予想以上に疲れたが、
力強い滝とおいしい水、そしてあふれる緑に力をもらった。
水べりを歩けるこの山も結構いいもんだ。
鳩ノ巣駅にそのままおりて、16:09の電車で戻った。

 

そういえば、下山中の山を見て気がついた。
夏休みに林業を習ってから初めての山登り。
木々を見る目も変わった。
スギ・ヒノキの人工林だな。
間伐は意外とされているなとか。
ただ、その間伐に問題があると思う。
倒木する向きが間違っている。
切った木を横にすると、ずり落ちないし、土の流出も防ぐ。
しかし、縦に倒してある。
なんかの際に、木が下に落ちる可能性があって非常に危険だし、
土壌流出にもつながる。
それに、かかり木もしている。
かかり木はきった木が倒れる時に他の木に引っかかって、
斜めにもたれかかっている状態。
風が吹いたりしたら、倒れる可能性があって危険。

なんで、こんな間伐の仕方なんだろう?
国がいいかげんな業者に頼んだのか、
間伐のノウハウが受け継がれてないのか、
このままでは山が危ないなと思った。

百尋の滝

遠くに見える富士山

 

奥多摩の山々

今更ですが

ニコニコ動画で情熱大陸を見た。
情熱大陸は日曜23時と言うこともあって見逃すこともある。
かなり好きな番組なのでできるだけみたいなのだ。
ただ、正直言うと回によって、最高な時としょぼいときがある。
ディレクターによって雲泥の差がある。

忘れた時はコレで見よう。メモ

http://www.nicovideo.jp/mylist/2356245/2073919

山野井さんの回
http://www.nicovideo.jp/watch/sm881868