滝を見たいと思い

なんか、滝を見たいと思い、一人百尋の滝へ。
奥多摩の川乗山にある、百尋の滝。
25メートルぐらいの落差。

7:44分新宿発のホリデーライナーで奥多摩駅へ。
少し時間が遅いけど、乗り換えなく着くからこの電車で向かった。
9時15分に奥多摩駅着。

つくと、駅前のバス停でバスを待つ。
すると、川乗山へはいけないと駅員の人がアナウンスしていた。
なんと山の中にかかっている端が流されたのこと。
他の山に行こうかと思ったが、とりあえず近くまで行くことに。
バスに乗り10分ほど。
川乗山の登山口に着いた。
ここは特に何もなさそう。歩を進めた。

久しぶりの山登り、といっても7月末の富士山以来。
今日は天気もよく気持ちが良い。
青い空とあふれんばかりの緑。

川沿いを歩くので、水がはねる音が常に聞こえる。
今日は30度を越えるあつさだったので、これが涼しさをくれた。

途中、落石や土砂崩れがあった。
土砂崩れのところで引き返そうとしたが、
乗り越えていける程度だった。

大小の滝がいくつもあった。
水しぶきとその音が気持ちいい。
暑いから体に水分をくれる。

すると、端が流されているポイントに。
本当に橋が流されていた。
ただ、ロープが張ってあり、ロープを持ちながらわたることができた。

その後、百尋の滝。
それまでに見ていた滝とはスケールが違った。
今日は川の水も多かったので、滝の水量も多かったんだと思う。
落差25メートルの滝は迫力があった。
滝の前で昼食をとる。
水しぶきを感じながらのおにぎりはういもんだ。

また、足を進める。
今日は暑い。1.5リットル持ってきた水分も少し足らないぐらい。
そこで、水場に行って水を飲む。
ペットボトルの水よりも、冷たく上手い。
ペットボトルの容器なんかに入っているものより上手い。
その後ペットボトルに水をつめた。
同じ水でもペット劣るに入れてあるだけで、味が違ったように感じた。
器って食べ物の味を決める大きな要素なんだなと感じる。
まあ、ペットボトルに入ったという自分の意識が、その気持ちが味を決めているということでもある。

それから、川乗山の頂上へ。
1300メートルぐらい。
数年前に上った、雲取山や富士山も見えた。

今日は暑かったので予想以上に疲れたが、
力強い滝とおいしい水、そしてあふれる緑に力をもらった。
水べりを歩けるこの山も結構いいもんだ。
鳩ノ巣駅にそのままおりて、16:09の電車で戻った。

 

そういえば、下山中の山を見て気がついた。
夏休みに林業を習ってから初めての山登り。
木々を見る目も変わった。
スギ・ヒノキの人工林だな。
間伐は意外とされているなとか。
ただ、その間伐に問題があると思う。
倒木する向きが間違っている。
切った木を横にすると、ずり落ちないし、土の流出も防ぐ。
しかし、縦に倒してある。
なんかの際に、木が下に落ちる可能性があって非常に危険だし、
土壌流出にもつながる。
それに、かかり木もしている。
かかり木はきった木が倒れる時に他の木に引っかかって、
斜めにもたれかかっている状態。
風が吹いたりしたら、倒れる可能性があって危険。

なんで、こんな間伐の仕方なんだろう?
国がいいかげんな業者に頼んだのか、
間伐のノウハウが受け継がれてないのか、
このままでは山が危ないなと思った。

百尋の滝

遠くに見える富士山

 

奥多摩の山々

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