仲間と歩んで行くこと

僕は個人主義というか、1人で自分のペースで何でもやっていくことが好きだ。
ただ、「だった。」と過去形になりかけているのかもしれない。

一人で海外をぶらぶらと旅しなくなった。
ある程度行きたいところへは行ったし、ある程度のことは自分一人でできるようになった。
昔は自分で何もしたことがなかったので、一人でできることを証明したいという欲求が強かったのだろう。
だから、一人でなんでもやってみたかった。
でも、そこそこ一人でできることが分かり、その満足感が出てきたのかもしれない。

旅もそうだし、そんな僕が好きなトレランもだ。
トレランは個人競技である。
自分1人で走る遊びである。
山の中に入れば人にもあまり会わない。

しかし、今年は違った。
今年のメインをチーム3人で戦うトレラン(PTL)にしたためだ。
気が合い、信頼し合える仲間とともに切磋琢磨し、練習を積み重ねながら、息を合わせて行く。
装備を検討したり、飲んだり、経験者に話しを伺ったり、一緒に練習して夜が開けるまで走ったり。
目標に向かって、一緒に取り組んで行くこの時間がとても楽しくてたまらない。

一人でやっている時間があったからこそ、仲間とともにチャレンジする喜びをいっそう感じられるのかもしれない。
さらに、一人でなんでもやってきた時にスキルを身につけた。
そのスキルがあるからこそ、仲間と一緒にチャレンジするときにお互い自立してチームを組める。
そんなメリットはあったのかもしれない。

トレランに限らず、一人旅は減ったし、今年の年末の登山もチームだし。
自分の好きなことが分かり、それを続けていたからこそできた仲間がいることがうれしい。

これは、趣味ばかりではない。
仕事も同様に個人からチームになっている。
自分ではできないことをお互いが補完し合う。
立場に関係なく、それぞれが力を発揮して全体として最高のアウトプットを残す。
現場から離れて全体を見る役割を持つと、チームとして結果を出すことにより視点が移っていった。
それぞれが持っているスキルを最大限に発揮できるように、ソフト面もハード面も環境を整え、さらに楽しいとか心地よい気持ちで働ける状態を作る。
そうして、一緒に楽しさと緊張感をもって結果を出すことは味わい深い。

2013年、30歳という年齢はあとから振り返ると、僕にとって個人からチームへの転換の年だったのかもしれない。

とはいっても、まだまだ個人主義なところはあって、好き勝手に生きているように見られるけど。
まあ、一人の時間もないといろいろ考えを整理できないので、ということにしておこう。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。