日別アーカイブ: 2013/11/10 日曜日

アコンカグアトレーニング 富士宮口から

高度順応で頂上で寝る。
遠征メンバーの息を合わせる。

この二つが今回の富士登山の目的。
時期も時期だし、頂上で寝るし、アコンカグアの練習なので完全装備で。

ただ、標高差は一番低い富士宮口から。
実はこのルートは初めてだったのでちょっと楽しみだった。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

と、その前に三鷹へ。
今回の遠征仲間の家におじゃまして拝見。
1回が物置兼自分の空間になっていた。
簡単にいうと、いろいろなアウトドアギアが並んでいて、好きな本が並んでいて、ギアを洗えるスペースがあって、PCがあって。すてきな空間で、こんな部屋が俺も欲しいという気持ちにw

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

で、富士宮口へ向かう。
14時ぐらいに登山開始と遅め。

ただ、天気はよくて青空!雲一つないいい天気。
ぽかぽか陽気だからこそ、夜は寒いかなとちょっと不安。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

いろいろな話をしながら上っていくのは楽しい。
いつもは一人でさくっと日帰りで走っているから、こんな上り方は貴重だ。
かつ、平日に休みをとって行ったので、人もいなくて快適。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ
送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

夕方になると、西の空に日が沈み、雲海がオレンジ色に染められる。
本当に美しい、「自然の美しさを知らない人はもったいないね」と仲間が話していたが、本当にそう思う。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

太陽が沈むと、ヘッドライトを取り出して登る。
見上げると星が出始めた。そして、三日月。
美しい。こんなよい景色は滅多にみられない。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ
送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

そして、頂上に到着。
風がかなり強くて、避けられるばしょとして、小屋のすぐ横にテントを3張り。
手際よくやらないと吹き飛ぶ。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

テント設営後は、テントの中でそれぞれ食事。
打ち合わせをしようと事前に話していたけれど、風も強いし中止w

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

すぐに寝た。
かなり気温は低いし風が吹いていたが、寝袋にSOLのエマージェンシービビイをかぶせたら暖かかった。まあ、銀マット+エアマット、さらにダウンなども着て、ホッカイロも使っているから温かいこと違いなし。

夜中に何度か起きた。風と雪が強くて目が覚めたのだ。
翌朝起きると、テントが狭い。雪が降って、居住空間が狭められてしまっていた。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

外に出ると風と雪が降っていて、1晩で1メートル弱ぐらい降ったようだった。
寒い中、手際よくテントを片付ける。
そして、すぐに下山。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

風が強くて、顔に雪があたって目の周りがいたい。
ゴーグルが必要だった。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

まだ、新雪なので滑ることもなく、それなりに速いペースで降りていく。
7合目をすぎると徐々に雪も減った。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

そして、下山してお風呂に入って、飯を食べて打ち合わせして帰宅。
とても、いい時間を過ごせた。
美しく厳しい自然に触れたことと、経験を積むということと、仲間の感覚の共有という意味で。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

◆今回学んだこと
・ザックのフィット重要。買うならSサイズ
・オーバーパンツがずり落ちるので、サスペンダーなど購入する
・ゴーグルは必須
・ピッケルをつなぐためにスリングを忘れない。いつも持っていくのを忘れやすいので
・M-Solのエマージェンシーシートシュラフとセットで暖かい
・象足は暖かいし外に出るのが便利
・ホッカイロを寝袋に入れると朝まで暖かい
・標高が高く寒いとバーナーの火がつかないライター必要。ガス缶とバーナーヘッドを暖める
・ゲイターはオーバーパンツがあっても、靴がぬれないために必須
・手袋は、替えを何枚か持っていく。濡れたら替える。

Mt.Fuji Fujinomiya-guchi


EveryTrail – Find the best hikes in California and beyond

Mt.Fuji Fujinomiya-guchi at EveryTrail
EveryTrail – Find the best hikes in California and beyond