もともとはデザートの予定だったけれど、メインディッシュに変わった。
そんなことは、普通ないけれど、今回に限っては。
UTMFという富士山の周りを100マイル(160キロ)走るレースの打ち上げとして、出ようと決めたのが富士忍野高原トレイルレース。ところが、東日本大震災の影響でUTMFはなくなったので、この大会がメインになったのだ。5,6人だと思っていたが、総勢16人の大所帯の楽しい合宿?遠足の2days。
土曜日の朝は、いつものようにプールに行って軽く泳ぐ。あまりにも気持のよい天気で、洗濯をして陽気になったまま向かった。すぐには泳がず、プールサイドのリクライニングチェアに寝転がる。太陽の光を浴びながら、しばし睡眠。おれも水泳師匠のGOさんも熟睡。まるでリゾート気分。それから、少し泳いで体もすっきり。
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それから忍野へと向かった。スタートが翌朝7時30分なので、前泊だ。明大前で15時ぐらいに待ち合わせをして、レンタカーでGO。17時ぐらいに忍野に到着して、前日受付を済ます。「原の家」という宿に。大学生の合宿でも使われそうな民宿で、我々も大学生気分。男部屋は32畳に10人ぐらい。なんとも楽しい。夜に、富士登山競争の試走に行こうという話しにもなったが、さすがに幻に終わった(笑)
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がっつりと夕食を食べ、スーパーへ宴会のお酒と明日の水や食料を購入。翌日に残らないようにちゃっかりウコンを買う。風呂に入って汗を流したら、宴会スタート。ビールにワインにおいしく飲む。明日のレースのことやもろもろマラソンやトレイルの話しなどで盛り上がる。お約束の枕投げをお遊び程度にやって、0時過ぎに就寝。寝る前に外で空気を吸う。夜空には一番好きな細い二日月があった。雲がかかりおぼろ月の二日月も美しい。やはり翌朝が5時起きなので寝なければならない。ここで寝るのが、大人の証でしょうか?
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5時に起きて、今日も晴天。ラッキー。東京よりも少しヒンヤリして、気持のよいあさ。膝とかかとにテーピング、ハイドレーションにMUSASHIと水を入れて、着替えをして準備。5時30分に朝食。ごはん、みそ汁、魚、納豆、ハムエッグなど、かなりのボリューム。スタートまで2時間あるので、いつもより多めにとった。
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さて、会場へ。車で2分ぐらいのところ。駐車場が十分にあったので、困ることもない。心折れ部の黄色いTシャツを着ている人が多く、かなり目立つ集団。記念に、スタートゲートで写真をパシャリ。スタートゲートも黄色で、我ら心折れ部を応援してくれているかのよう。って、これは勘違いか。心折れ部なので、堂々としたポーズと、心が折れた姿の写真2枚がいつも必須です(笑
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あっというまに、スタートの7時30分。この大会はロングとミドルとショートがある。6人がロング、残りはミドルにエントリー。ゴール時間が違うが、そのあたりはよしなに。
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スタート。最初はロードを走りすぐにトレイルに入った。しばらく行くと芝生の斜面に出る。ここの長めが最高。見晴らしがよく、遠くには富士山が見える。緑が新緑で、さらに気持いい。ただ、なかなかシビアな登りだ。最初の6、7キロはずっと登り。それもなかなか急だ。
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大きな登りは3回だが、細かな登りがけっこうたくさんあった。これがキツいのだ。ただひたすら登る。頑張って杓子山に8時50分に到着。あとひと踏ん張りでこのレースのピークである1645メートルの「子の神」まで、少し登る。シングルトラックだったり、急な登りだったりして渋滞も数カ所で。ここからは基本は下り基調。だが、細かなアップダウンがあった。そして、2回目の大きな登りで、二十曲峠から石割り山へ。9時57分に到着。かなりの登りだったこともあり、思ったよりも時間がかかっている。今回は5時間ぐらいでゴールしたいと思っていたが、難しいかもと少し不安に。しかし、後半はキツい登りがないから、いけるかもと信じて走る。
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それにしても、このトレイルは素晴らしい。まずは、眺望。富士山や山中湖を望む景色は抜群だ。そして、新緑の季節で緑が鮮やかで瑞々しい。最後に、トレイルが走りやすい。今住んでいる家から、アクセスが便利だったらちょくちょく来たいぐらいだ。ただ、前半の「子の神」まではえげつない辛い登りだけど。
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14.3km地点と書かれた給水所である大平山に10時22分。。。こ全長32km弱あるコースで半分も来ていないのに、2時間52分。。。まずくないか。これは単純計算で2倍にすると6時間はかかることに。ゲゲゲ。まあ、ここからはひたすら下りなので、軽快なリズムでステップを刻む。少し脱力で、ダンスをするように。下ると、ロードにでた。
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塩、まんじゅう、オレンジ、バナナなどを食べる。スポーツドリンクが甘くて嫌になっていた。今までなら、まったく気にならなかったのに、最近は甘いスポーツドリンクばかりだと辛いので、エイドでは水ばかりを飲んだ。18キロ地点で10時46分。快調に飛ばして来ている。良い感じだ。ここからは田んぼの中の道を走る。まあ、体力的には走れるのだが、面白みがないので歩きたくなる。下りのように重力を利用して走れる訳でもないし。でも、ここは踏ん張りどころ。心折れ部として、心が折れそうな時は踏ん張らないと。早くはないけど、歩くことなく走り続ける。
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すると、またトレイルへ。登りだ。緩やかな登りが続く。ここのあたりはロングのコースの選手しか走らないので、人が少なく新緑を楽しみながら、走ったり、歩いたりして登った。木漏れ日を感じながら幸せな時。10時前ぐらいから、日射しが強くなって暑くなっていたから、こんな木陰は爽やかで、ほっとする。26.1km地点で11時54分。ここら辺から、パワーが復活した。30分か1時間ぐらい前に飲んだジェルが、聞きはじめた感じがした。
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最後の5キロ踏ん張って走るのみ。田んぼのあぜ道をただ走る。速くはないが、ペースが落ちる訳でもなく、ただ淡々と。ここも歩きたかったが、5時間を切ろうという気持と、ミドルの心折れ部のみんなが待ってくれている、そして心折れないという気持から、走り続けた。そして、12時18分にゴール。ゴールには仲間がいてくれたので、両手を上げてゴールを駆け抜けた。
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正直な話し、最近は15キロとか短いレースばかりだった。この30キロも短いが、最近にしては長かった。そして、なかなか手強い登りだった。けれど、素敵な景色と素敵なトレイル、何と言っても素敵な仲間がいてくれたので、とっても楽しいレースになった。汗だけを冷たい水で流し、紅富士の湯へ。ここは大きな日帰り温泉施設。体を洗いさっぱりして、露天風呂に入る。気持がいい。そして、アイシング。水風呂に太ももまでつけ、その後あたたかいお風呂に。交互に2,3分ずつを3セット。アイシングをすると疲労がたまらない。
風呂から出ると、食事をしてゆっくり休む。するとロングの仲間も無事に到着。帰りは、事故渋滞で4時間近くかかったが、マラソンしりとりを楽しんで、帰宅。とっても楽しい2日間だった。
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◆今回学んだこと
・アイシングは筋肉疲労がたまらなくなる。重要。
→水風呂に太ももまでつけ、その後あたたかいお風呂に。交互に2,3分ずつを3セット
・ジェルを飲んで、30分後ぐらいにパワーが復活。こまめにエネルギー補給
・コースがすばらしい。
→眺めがいい。素敵なトレイルが多い。新緑の季節でキレイ。
・前半の登りがなかなかキツい。
・スポーツドリンクがあまったるく感じた。今までは気にならなかったのに。薄めのドリンクを作る。水のペットボトルを持つ。
・ニューハレのテーピングは伸ばして貼らない。
・かかと&くるぶしのテーピングはしっかり。捻挫にならない。
◆今回の大会運営で感じたこと
・消防団や民宿など村が一帯となって運営
→非常に大会を満喫できる
・エイドがしっかり。
→水、食料とも十分にあった
◆大会結果
ゼッケンナンバー 393
種目 ロングコース 男子
記録 4時間48分5秒
種目別順位 157/671
総合順位 162/743
◆大会概要
大 会 名 第2回富士忍野高原トレイルレース
開 催 日 2011年6月5日(日)※小雨決行
会 場 忍野中学校
ロングコース(約31.7km) 900名
スタート 7:30・7:40(ウェーブスタート)
制限時間 8時間
参加費 6,000円
参加賞 長袖の速乾性長袖シャツ、タオル、そば
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<朝食>
・ごはん(+おかわり)
・納豆
・ハムエッグ
・焼き魚
・ヨーグルト
・みそ汁
<レース中に食べたもの>
・ポカリ+MUSASHIリプレニッシュを1袋溶かした 1.5リットル(実際は1リットル強飲んだ)
・アミノバイタルジェル 1本
<エイドで食べたもの>
・バナナ 1/2本(エイド)
・水 コップ10杯?(エイド)
・小さいまんじゅう 7、8個
・オレンジ 7、8カット
・塩 ひとつまみ
<荷物預かり所に放置>
・MUSASHI リプレニッシュ (アクエリアスに投入)
・アミノバイタル ジェル 1パック
・VAAMジェル 1本
・アミノバイタル顆粒 1袋
<実際の服装>
・バック ルーファス(グレゴリー)
・トレランシューズ マウンテンマゾヒスト26.5cm(モントレイル)
・帽子 ランニングキャップ(mello’s)
・ニューバランスのラン用短パン
・時計 BARIGO NO.46 Wrist-On Altimeter/Compass
・靴下(コンフォートサポートアンクルソックス(2足組))
・スパッツ C3fit パフォーマンスタイツ ロング
・Tシャツ 心折れ部Tシャツ
・コンプレッションウェア 半袖
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし。右くるぶしは下から上に2本と、かかとを後ろから包み込む様にテーピング
・パンツ ユニクロ シルキードライパンツ
・アームカバー ザムスト
・ラン用手袋
<実際にレースに持って走ったもの>
・カメラ
・携帯電話
・軍手
・地図(高低差のコピーと地図をビニール袋に入れる)
・財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
・ゴミ袋
・カロリーメイト
・SOYJOY
・塩飴1つ
・キャラメル3つ
・アミノバイタルジェル
<荷物預かり所に置いていったもの>
・レインウェア (ブルックス) 着なかった
・靴下
・速乾性長袖
・ヘッドライト
・替えの電池
・ニューハレのテーピング
・ハサミ(テーピングを切るため)
(レース後の着替え)
・水着(帰りに泳いで帰るため)
・パンツ
・靴下
・シャツ
・ズボン
・帰りに履いて帰るスリッパ
・エアサロンパス 使用せず
・音楽プレイヤー(iPod) 使用せず
・タオル 使用せず
・長そで緑のシャツ(LoweAlpine)
・レインウェア (モンベル)(今回はなし)
・スパッツ:ロングスパッツ(4DM)(今回はなし)
・サポーター(4DM)(今回はなし)
・ハーフスパッツ(アシックス)
・トイレットペーパー 使用せず
・膝のサポーター 使用せず
・足首のサポーター 使用せず
<上記にないが忘れてはならないもの>
・ゼッケンなど
・大会参加ハガキ
teratownさん、こんばんは。
お疲れさま。完走おめでとう。
あれだけ人が連なっているとなかなか抜けなさそうだね。
まあ山をよく走るもんだ、というのはさておいて、
スポーツドリンクが嫌になるという話。
少し理解できる部分があるよ。
食べ物で塩分やカロリーが摂れている状況だと、
あの微妙な塩味や甘さがうっとうしいことってあるよね。
山では水がいちばんうまい!
teraちゃんとはレベルが違いすぎるけどね。
momomo さん
前半の急な上り坂はどうしても、混雑してしまいます。
抜けなくて困ることもあるのですが、休憩できてうれしかったりもします。
確かに、昨日はあの微妙な甘さに嫌気が指していました。
水のべとつかないサラッとした、のど越しが一番です。
特に、山の中で水場を見つけて、頭を洗い、飲む水は最高ですね。