大学4年の時に聴かれたのがきっかけ。
名古屋で大学生をしている人に、「東京の人は何をして遊ぶの?」こう聴かれた。
そのとき困った。カラオケ?ショッピング?ライブ?美術館廻り?ボーリング?テニス?飲み会?なんだろう。
聞く相手が間違いだろうと思った。ただ、何と答えたかは覚えていない。
しかし、俺にとって遊びって何だ?と思った記憶だけは鮮明に残っている。
うーん、なんだろう。
今まで人生で「遊び」という意識をしてやったことがあまりない。
本を読むのも遊びではないし、旅をするのも、走るのも、山を登るのも、飲みに行くのも、ライティングの講座に行くのも、いまだ憧れる鳥人間コンテストも、「遊び」と言う意識ではない。
wikipediaには以下のようにある。
遊びは、楽しむ、娯楽、休養、リラックス、ストレス解消などの目的で生物がする行動の総称。普通は生命活動を維持するのに直接必要な食事・睡眠や、自ら望んで行われない労働などは含まれない。
つい、先日、仕事と遊びの話しになった。
仕事が大変だと言う。
遊びが楽しいと。
そうなんだ。大変だなーと。
旅行は楽しく「遊び」だという。
いわゆるリゾートなどの観光旅行は遊びという気がする。
ただ、イランに行ったのも遊びで行ったつもりはない。
興味が強くて行くのだが、遊びと言う認識はない。
旅もするけど、遊びだと思って行ったことはない。
知らない世界を知りたいと言う好奇心という全てのベースがある。
そのとき、あんたはやること全てが遊びだから、遊びという感覚がないのだと言われた。
うーん、そうかもしれない。妙に納得した。
仕事も遊びだし。
遊びと言うと誤解をうむかもしれないが、想像もしないこととか、うまくいかないこと、上手く行くこと、人間関係。
これらはすべて遊びのようなものだと思う。
From ALASKA 2009 |
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と、イランに行った3、4年前に書いて草稿のままだった文章を掘り返してみた。