月別アーカイブ: 2012年1月

加圧トレーニングと勝田マラソン

駒沢公園にあるPARKで初めての加圧トレーニングと酸素カプセル。
予想以上に加圧トレーニングは筋肉疲労がすごかった。
一方で酸素カプセルの効果はイマイチ実感できず。
俺は腹筋と言うか、腹周りの体幹が弱いと言われた。
ここを鍛えよう。

From sports

そして翌日は勝田マラソン。
昨年に続き2度目。

目的意識や目標がなく、あんまりやる気になっていなかった。
東京マラソンに出る前提で、その練習としていれたが東京マラソンに出ないことになったので、やる気を失い。
さらに、最近練習していないので、タイムも狙えない。

こうなってしまうと、消化試合になる。
何をするにしても、目的というか、その行為の位置づけを明確にするか、目標を置かないとだらけるだけで意味がないなと実感。

From sports

60回勝田全国マラソン

ゼッケン;7662
距離:42.195km

ネットゴールタイム
4時間19分37秒

ハーフ通過
2時間9分36秒

ほぼ同じペース。

一番の問題はシューズのサイズが小さ過ぎた。
昨年の佐渡トライアスロンでも履いたアディダスのアディゼロジャパンというシューズで、その時は問題なかったのに。
今日はレース前から、小さいなと感じていた。
珍しく、マメが出来てしまった。
靴下が、ユニクロだったのも良くなかった。
やっぱりスマートウールの靴下が最高だ。

From sports

エイドではおいしく、豚汁を飲み、赤飯とおでんを食べ、漬け物をいただいた。
温かいお茶や、ホットコーヒーまで。
幸せでした。

ただ、休みすぎて、再び走り始めるのがちょっと億劫になったけど。

From sports

モガミックスさんは10キロだったので、先回りして応援してくれた。

From sports

岡野さんはアタカマ砂漠マラソンに向けて、10キロ背負ってのラン

From sports

増田さんとはほぼ同時にゴール。

確率は全て二分の一

確率は全て二分の一だと思っている。

自分のコトとして考えれば、
過去に過ぎ去った時やまだ見ぬ未来は確率論からは排除され、
目の前で起こることは全て2分の1の確率で起こるか起こらないかでしかない。

結局のところ、過去も未来もなく、
今しかないと大学4年の時に感じて、
それからは確率は全て二分の一だと思っている。
昔、ブログにも書いたことがある。

当事者として目の前のことを考えたら確率はYesかNOか。
○か×か。生きるか死ぬか。

もちろん、難病になる確率が0.01%とか、飛行機が墜落する可能性とか、選挙で当選する確率とか、
社会的なことや科学的なことは確率でもちろん考える。
それでまずは、定量的な評価もする。
それらはもちろん重要で、俺もだいたいのことをまずそんな風に客観的に分析する。

でも、結局は自分という人間にとって起こるかどうかは全て二分の一。
飛行機事故の可能性が、0.001%であろうと、自分が遭遇するかどうかは全て二分の一。
合うか、合わないかしかない。
病気もそう。

確率で定量的に判断した上で、でも2分の1ということを常に忘れない。

自分のこととして捉えるのであれば、全ては全て二分の一だと思っている。
そう思った上で、いろいろな判断をしたい。
これが自分なりの世界と向き合うスタンス。

From 硫黄岳から天狗岳

いのち五分五分

山野井 孝有さんの著書「いのち五分五分」を読んだ。
山野井 孝有さんはクライマーである山野井泰史さんのお父さんだ。

僕は山野井さんがとても好きで、本を読んだり講演会に行ったりしたことがある。
山野井さんの自然体な感じと純粋に山が好きで、そこに軸をおいて生きている姿がかっこいいのだ。

ただ、山野井さんのクライミングスタイルには危険もともなう。
実際に、大きな怪我もされている。

そんな世界的なクライマーであり、命の危険に何度もあってきた山野井泰史さんのお父さんは、どのように考えてどのように接してきたのかが書かれた本。
親が子に対して、どのように思っていて、どう接したかが書かれた本は少ないと思う。

子どもの生き方や行動に心配をしつつも、だんだんと信頼をしていき、自慢の息子になっていく過程。
父親と母親で、息子に対するスタンスが違ったりしているのも面白い。
そして、息子や息子の奥さん(妙子さん)が父や母を思いやる気持ち。

親子って心と心で繋がっているんだなと実感した。
いくつもの場面で涙を流しそうになった。

From 岐阜

UTMB

オリンピックみたいなもん。
ワールドカップサッカーみたいなもん。

でも、俺はこれらよりも興奮する。

それがUTMB。

世界のトップ選手が集結している。
そして、自分もやっているスポーツ。
かつ、自分が出ることが可能な大会。
そんな理由から、見ていてワクワクする。

とはいっても、現地(ヨーロッパのモンブラン)にいる訳でもないし、生放送がある訳でもない。
公式サイトのニュースや順位速報や少し遅れてアップされる動画、現地の人のtwitterやブログなどでみているだけ。

UTMBの悪天候による、コース変更とか制限時間変更とか、自然を相手にしたレースで、なんだかレースが生きている感じがする。この感覚いいな。

UTMBにしろ、ロングのトレイルって景色も美しいし、もちろん自然は厳しいし、そして挑んでいる選手の表情がなんといっても清く美しい。

そして張り裂けるようなゴールの喜び。
ロングトレイル走りたくなって来た。
まずは佐渡トラだけど、信越五岳で110キロ走るのがワクワクしてたまらない。

鏑木さんのブログにあった。

「衰え」

トレラン人気などにより、若い実力のある世代が頭角を現して来た。
それでも、挑み続ける鏑木さんの姿勢。
そして、結果を残す。
かっこいい。

===
2011年の夏にUTMBを見ながら、こんなことを書いていた。

実はトルデジアンの方が興味あったり、砂漠レースにも出てみたいのだが、まずはUTMB。
友達もたくさんエントリーしているので、こういった機会に便乗して参加するのが一番面白いと思うから。
仲間と一緒にシャモニーに行き、走り、完走を讃え合ったらどれだけの喜びが溢れ出すのだろうか。
想像するだけで、ワクワクドキドキする。

すでにエントリー済みで、抽選の結果は1/20にわかる。
さて、どうなるのか。
友達とグループエントリーをしているので、結果はみんなと同じ。
さあ、あとは祈るのみ。

From 燕岳登山心折れ部2011