月別アーカイブ: 2011年2月

あちら側の世界にあるものも、結局なくなる気がする

ネット上の世界をあらわす「あちら側」の世界。自分のパソコンではなく、あちら側の世界にデータを置く時代になっているが、あちら側にあるものも、結局なくなる気がする。何か信用ならない。

もちろん、ローカルに保存するとPCを買い替えたら、自分で移行作業をしなければならない。こういった過程でデータが消えてしまったり、うまく移行できなかったりする事もある。もちろん、あちら側の世界にデータがあれば、こういった時の移行の手間もかからない。それに家でも外出先でも何処からでも確認できるというメリットがある。これは非常に便利で、俺もあちら側の世界にデータを置いている。グーグルさんを頼っているメール、スケジュール。自分のドメインはレンタルサーバを頼っているこのブログ&メモの自分専用wiki。そして写真はpicasaアルバムやzorg、Flickrなどと。

PCやケータイは新しいのに変わっても、ネットワークでつながったあちら側(サービス提供されているサーバ)に保存していれば、個人が持っているモバイルやPCが変わってもデータを移行する手間もなく、個人管理で管理する手間もなくすこともなく利用し続けられる。確かにそうなんだが、このデータ、なくなる気がする。明確な根拠はないが、こういったデータはふとしたきっかけでなくなる気がする。無料のサービスであれば、運営会社の経営難でサービスがなくなったり、そうでなくてもバックアプ含めデータが消滅する可能性がある。

いつまでも残っているから大丈夫だと思って、放置して結局そのデータがあることを忘れてしまう。さらにいくらでも保存できるので、どんなデータでも整理せずに保存して分からなくなってしまう。物理的になくならなくても、実質的に見つからずなくなったと同義になることも。まあ、そのために、googleとかは検索を便利にしているし、検索じゃなくても見つかるようなソーシャル系サービスももろもろあるんだけれど。

うーん、これだけじゃないんだよな。うまく整理して説明できていないんだけど、あちら側の世界にあるものも、結局なくなる気がする。まあ、物事は全て永遠でないから、カタチをなくし、存在をなくすものだと言えばそれでおしまいなんだけど。そんなにも執着するなってコトなのだろうか。

とは言っても、このモヤモヤした感じが気になる。

閉じられたデータかオープンなデータかでも違う。個人だけのデータなのか、ネット上などに公開されたデータなのかによっても違う。個人のデータであればなくなってしまう可能性があるが、ネット上などにあるオープンなデータであればなんらかの形で残り続けるのではないか。形を変えたとしてもそのデータは残り続ける。さらに価値が高いものであれば増殖しながら変形しながら残り続けるのではないかという発想もある。twitterなんかはかなりの勢いで流れるフロー情報だがRTなどで情報は変形しつつ広がり残って行く。こんな時は元のデータが消えたら、それはなくなったことになるのだろうか?紙の世界観だったら原本とか初版とかがなくなったら、なくなったと判断するだろうけど、データは元のデータは消えてもコピー情報が残っていれば一般的には残っているというのだろう。

うーん。なんだかなー。俺が、紙とネットの中間という世代だから、こういった事を思うのだろうか?それとも、モノというものはいつもカタチを変えていくという、最も基本的な原理を受け入れられていなくて、ある一瞬のカタチというものに固執しすぎているからなのだろうか。

ということでって、どういうことかは分かりませんが、明日は国会図書館でイベントします。
関係者しか入れないので、気になる方はUstで見てください!
去年のL1グランプリ関連です。

「「知」が拡散する時代アーカイブ・キュレーション」
* 日時
2月16日(水) 18時~20時
* URL
http://www.ustream.tv/channel/sekken-bros ※twitterハッシュタグは #skbros
* パネリスト
古賀稔章(編集者/東京大学大学院総合文化研究科)、上崎千(慶應義塾大学アートセンター)、前田邦宏(関心空間)
* モデレータ
氏原茂将(Community Design Council)

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それだけで成立していることの安心感

迷ったときはモノに帰れ

2005年以降に偏るネットと言うバイアス

デジタル書籍とずっと昔の本
メールと手紙
デジタルの写真とプリントされた写真
それだけで成立していることの安心感がある。

デジタルはそれ単体では価値を持たない。
デバイスがいる、電力がいる。

手紙はそれ自身が単体で存在し、価値を持っている。
だからこそ、何かがあってもそこにある。
それだけで楽しめる。
安心感がある。

デジタルはコピーできるから、永遠にあるように思っているけど、そう思っているからこそ、大切にせずどこかへ行ってしまう不安。

ものや思い出に執着し過ぎなのかな。
時は流れていき、変化をし、全ては消えるものなんだから、別になくなってもいいじゃんというのは分かるが、残りつづけてほしい気持が心のどこかにある。
そんなに、潔い人間にはなれそうにない。

中央線で生活する

住まいは阿佐ヶ谷駅
食事も阿佐ヶ谷駅
ランニングも阿佐ヶ谷駅
友達の多くも阿佐ヶ谷駅

仕事は東京駅
水泳は千駄ヶ谷駅
買い物は新宿駅
アウトドア用品は水道橋駅
カメラは中野駅
トレイルの山へは奥多摩駅
登山は茅野駅
自転車練習は平井駅

阿佐ヶ谷に住んでなくても行く場所ばかり。
偶然、中央線沿いに目的の駅が並んでいたのだ。

そして、中央線の雰囲気は僕に合っている。
自由な雰囲気で物価が安い、そしてなんだか人情味が溢れ、カオスな感じがしている。
そんな中央線の中でも特に阿佐ヶ谷の雰囲気はダントツだ。
中央線は僕にとって便利で住みやすい町。

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次、どこかに住むとしたら、こんな雰囲気で条件の場所が良い。

プール:オフィスと家の間にある
山:奥多摩のようなトレランをする裏山と八ヶ岳、日本アルプスのような登山にも行きやすい
商店街:商店街が町に複数あって、歩いているだけで何でもそろう
定食屋:安くてボリュームがあって、栄養バランスが良くて、店主が個性的
サイクリングロード:道路を走るのが嫌いなので、家から15分以内でサイクリングロードに入れる
本屋:ふらっと入るといつも欲しい本が見つかる本屋。古本屋も何軒か欲しい
アウトドア用品店:家から近くに欲しい
物件:商店街に面していて、スペースとしてたまに解放して使える
雰囲気:阿佐ヶ谷っぽい

みんな知らないだろ

おっとっと、
餃子の中にトマトがすってんころりん。

おむすびが転がって穴に落ちた、
そんな小学校の国語の教科書にあった話しのように、
ミニトマトが餃子の皮の中に。

ホールインワン。
すると、トマト餃子の出来上がり。

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餃子にミニトマトを入れると、
すんげーうまいんだよ。

ほどよい酸味が、
口の中でざわめき立つ。

前菜、
スープ、
メインディッシュ、
お口直しのデザート。
全てがひとつで完結するマジック。

餃子記念日。
トマト記念日。

いままでの人生で、
一番うまかった餃子。

ファーストペンギンの意味を感じて(雪の天狗岳登山)

3連休ということで、山へ行こう。

こんな予定を立てた。
阿佐ヶ谷→茅野駅→渋の湯→黒百合ヒュッテ宿泊
黒百合ヒュッテ→東天狗岳→西天狗岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口→茅野駅→阿佐ヶ谷

この山行の1週間前に友達と3人で飲んでいたら、一緒に行こうと言うことになり、3人で。しかし、1人はスケジュールの都合で無理になり、2人。
水泳仲間であり、近所であり、いつも遊んでいる前田のGOさんと。

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初心者向けのコースだが天気予報が怪しい内容を報じていたので、引き返すことも前提で。土曜の朝に5時に起きて、朝食と準備。阿佐ヶ谷駅に6時集合。電車に揺られること4時間。茅野駅に到着。茅野に近づくと登山者っぽい人がちらほら。茅野からバスに乗って、渋の湯を目指すこと1時間。雪がちらつきはじめ、道には雪が積もっていた。のどかな村を越えて、登山道の入り口である渋の湯に到着。バスには登山者が20人ぐらい乗っていた。

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さて、スパッツを着けたり、手袋や服装の準備、時計の高度を設定して、12時ぐらいに出発。ここから今夜泊まる黒百合ヒュッテまではトレースがついていたので、淡々と登って行く。気温はマイナス5度ぐらいで、登っていると暑かった。ちなみに夜もマイナス10度ぐらいで寒くなかった。途中で、前のファスナーを全開にした。いくつかのパーティーに会いながら、登って行った。高度計とコンパスと地図を見ながら、位置を確認して。約2時間でスノートレッキングは終了して黒百合ヒュッテに到着。コースタイムでは2時間30分ぐらいの所を僕たちは2時間ぐらいだった。ヒュッテに到着した時は、まだお客さんが少なかった。

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濡れたものを脱いで、乾かし、暖かいお茶とかりんとうを頂く。とてもしっかりした小屋で暖かかった。梁が黒くくすんだ感じが渋かった。山小屋にあった中沢新一さんの「インディアンの言葉」を読みながら、非常に共感して友達とビールを飲みつまんだ。夕食もあるのでほどほどに。あるインディアンの大地を母として捉え、農耕も良しとしなかったその姿に驚きつつ、すごい大地への感謝を抱く人々だったんだなと思った。

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「沈黙すれば何が得られるのですか」と問われたら、賢者はこう答えるだろう。「それは、自分を自分自身で支配すること、真実の勇気であり、持続力であり、忍耐力であり、品位であり、敬意なのである。沈黙は人格の磁石である」と。オヒイェサ・インディアンの現代作家の言葉

すごい。達観しているというか、どうすればここまでの域に達することが出来るのだろうか。そんなことを考えながら、本を読んでいると、続々と宿泊者が到着した。その後、2階の端の位置が寝る場所と案内された。端でラッキー。落ち着いて寝られる。さらに、布団が1人1枚あったのでよかった。夕食は5時30分から。ハンバーグ、サラダ、みそ汁など。暖かいものが頂けてありがたい。ご飯とお味噌汁のお代わりを頂く。

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それから、友達とワインなどを飲みながら話しをする。雪が深々と降る山小屋で、赤色灯の下、酒を飲む。静かな夜が流れていった。7時には歯を磨きに外へ出ると、雲間から月が霞んで顔を出した。7時30分には床についた。寒いと思って、ダウンやフリース、防寒ズボンを枕元においていたが、逆に暑過ぎた。9時過ぎに暑くて目が覚めた。いびきや寝言が聞こえてきた。すぐに寝てしまえば良かったのだが、考え事をいろいろと初めてしまった。すると、脳が目覚めてしまい、東京で暮らしはじめてから今までのこと、そして阿佐ヶ谷での日々。今まで経験した様々なことや、出会った仲間のことを走馬灯の様に頭の中を巡って行った。音楽が聞きたくなり、iPodを取り出すと、中島みゆきさんの「糸」や小田和正さんの「言葉にできない」井上陽水さん「積み荷のない船」などが流れてきた。そんなことをしていたら、12時を過ぎてしまい、翌朝は5時30分に起きないといけないので、寝ることにした。
5時40分。物音がするので目が覚めた。みんな起きはじめて準備をしていた。僕らも起きて、荷物をまとめ6時から朝食。ひじき、切り干し大根など胃にやさしく心温まるおいしいメニュー。たくさん頂いて、出発の準備。

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今日は最初からアイゼンをつけ、ピッケルを持って7時に出発。今日も温度はマイナス8度と寒くなく、風も強すぎないので、服装は昨日と同じにした。僕らよりも先に5,6人のパーティーが歩いていた。中山峠までは10分弱で到着。その後、さらに進むと森林限界を超えた。岩が雪の間から露出する場所を東へ進路を取らないと行けないところを、前のパーティーは北へ向かっていた。まあ、その方向でも天狗だけの頂上にはつくのだろうけど、もともとある登山道ではない。僕らもついて行ってミスコース。ぞろぞろとミスに気づき戻る。そこから、僕らが先頭になった。トレースもなく雪も深いところではお腹の辺りまで積もっていた。ラッセルだ。雪をかきわけ、踏み固めて一歩ずつ進んで行く。体力がいる。コースを冷静に判断して、進んで行く。

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後ろから来る人たちは楽そうに歩く。友達がまずラッセルをしてくれた。僕は少し後ろからこのコースが合っているか、どちらに進路を取ると歩きやすそうかを伝えながら登って行った。先頭のラッセルは辛いので、途中で先頭を友達を交代した。僕も雪をかき分け登って行く。ラッセル。膝で雪を押し、靴で雪を固めながら。先頭はなかなかタフだ。緑色のロープが見えると、ルートが正しいことに気づき、安心して歩いて行く。

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稜線に出て、頂上が見えるとついに来たと思う。高度計を見ながら歩いていると、あとどれぐらいで山頂かの予測がつくのでありがたい。相変わらず曇り空で小雪が舞っていた。せっかくの稜線だけど、眺望は全くだった。天狗岳(厳密には東天狗岳)の山頂にたった。当初の予定では、このまま進んで硫黄岳を越えて、赤岳鉱泉に行く予定だったが、天気も良くないしラッセル&ルートファインディングが大変そうだったので引き返すことにした。すぐ後ろから登って来たおじちゃんたちは70歳を過ぎていると言う。すんごいなータフだな。山だろうと何だろうと、70歳を過ぎて楽しんでいられるのがかっこいい。先頭でラッセルをしてくれたので、楽できたよとお礼を言われた。真摯で素敵な登山者の方たちだった。コースタイムが1時間30分のところを2時間ぐらいかかった。

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頂上には続々と人が来たし、眺望も良くないので下山することに。帰りは登りと同じ道を通った。おそらく30、40人が僕らの後を登っている。すると、雪は踏み固められていた。苦労することなく歩けた。もちろんトレースができているので道にも迷わず、何も考えず、体力も使わず歩いて行けた。楽なんだけど、一番先頭をいくことの凄さを肉体で知った。別に、これは登山に限ったことじゃないだろう。今回のような登山だとそれが分かりやすかっただけ。僕は登山家でもなんでもないから、登山で先頭を行くことに大いなる意義を見いだすことはない。もちろん、知恵と体力を使う行為に楽しさを感じるが、それに捧げることはない。そんなことより、日々の生活や生き方でその意味を当てはめて考える。

海に最初に飛び込むペンギンのことをファーストペンギンと言うこと聞いたのはもう6、7年前の芸大だった。茂木さんはファーストペンギンは凄いんだよと、上野公園で飲みながら語っていた。どんな分野であろうと、ファーストペンギンは偉大であり、失敗しようが何しようがバカにするもんじゃない。お前らもファーストペンギンの精神を忘れるなと。今回のラッセルでファーストペンギンはやっぱりとんでもなく凄いんだと実感した。先が見えないところを、知恵とエネルギーを使って進む。二番との圧倒的な違いを感じた。

下山は登りと同じルート。かなり、サクサクと降りる。斜面では滑り台の様に滑って降りたり。黒百合ヒュッテで、アイゼンをはずして、おにぎりを食べた。そして、また下山。10時45分に渋の湯に到着。スパッツやピッケルなどを片付けて、11時35分のバスで茅野へと戻り、今回の登山を終えた。

ファーストペンギン

◆スケジュール
【行き】
電車(2,940円)(※茅野駅はSuicaが使えないので切符を買って行った方が良い)
阿佐ケ谷 JR中央線・高尾行6:11 – 6:38立川 着 JR中央本線6:43 – 8:38 1時間55分甲府
着JR中央本線・松本行8:53 – 10:12 1時間19分茅野

【行きのバス】バス(往復で買うと少し安い)

茅野駅から渋の湯 10:25-11:19

【帰り】
当初の予定
美濃戸口から茅野駅 13:20 15:00 最終16:40

実際に乗ったバス
渋の湯から茅野駅 11:35

◆行程
2011年2月11日(土)

阿佐ヶ谷→茅野駅→渋の湯→黒百合ヒュッテ宿泊

2011年2月12日(日)
当初の予定
黒百合ヒュッテ→東天狗岳→西天狗岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口→茅野駅→阿佐ヶ谷
実際の行程
黒百合ヒュッテ→東天狗岳→黒百合ヒュッテ宿泊→渋の湯→茅野駅→阿佐ヶ谷

◆宿泊
2011年2月11日(土) 黒百合ヒュッテ 1泊2食8000円(暖房費込み) 要予約 http://www.kuroyurihyutte.com/

◆概要
日付:2011年2月11日(金)12日(土)
天気:雪
最低気温:マイナス10度前後(日中はマイナス5度)
宿泊:黒百合ヒュッテ 1泊2食付き 8000円
登山計画書:長野県警にメール

◆学んだこと
斜面&サラサラな雪ではキックステップが効果的
トレースがないところでは、マップ、高度計、方位、山の様子を見て冷静にルートファインディング
(目印の赤いテープなどを見逃さない)
ラッセルはかなりタフな作業
こまめに行動食が取れる様に、ポケットにチョコなどを入れておく。
水分もこまめに取れる様に工夫しているとベスト
テルモス(暖かい飲み物は大切。暖かいのみののが飲みたいと言うよりも、凍らないから飲めるというのが重要)
サングラスを胸ポケットに入れておくと、湿気でレンズが凍ってしまう。最初からつけておく。

◆買うもの
・ハーネス買う
・コンデジをバッグの肩につける(いつでも取り出しやすい様に)
・目だしぼう買う
・ロープを二本買う(6mmの1.5m2.5mがあると何かと便利)

◆ウェア
(マイナス5度で風が強くないと暑かった。)
上着
コンプレッションウェア(ジェイハンナー) 長袖 (汗がすぐに乾くのとフィットしていると保温効果が高い)
速乾性長袖シャツ ロウアルパイン
フリース
アウトドアリサーチのソフトシェル

タイツ(4DM サーモサポートタイツ)
速乾性パンツ ロウアルパイン
靴下は厚手
登山靴(モンベル アルパインクルーザー3000)

ネックウォーマー
帽子 耳当て付き ロウアルパイン
コンタクトレンズ
サングラス(クリップサングラス)

うすで手袋 プロモンテ
オーバー手袋 ブラックダイアモンド SOLOIST

◆持ちもの
バックパック60L(マウンテンダックス)
レインカバー(ISUKA)
スパッツ(登山靴とズボンの裾から雪が入るのを防ぐため)(MIZUNO)
ホイッスル 
デジカメ LUMIX
時計 BARIGO
水筒 テルモス
ピッケル グリベル
アイゼン (グリベル エアーテック ニューマチック 12本縦走用)
ストック
ヘッドライト40ルーメン(Petzl)
ヘッドライトの予備電池
カラビナ2個
山の地図(ビニール袋に入れて)
タオル
方位磁石
コンタクトレンズ
ダウンジャケット(LoweAlpine)
オーバーパンツ(風よけ用:コロンビア) 
雨具 モンベル
予備Tシャツ(マウンテンハードウェア)
予備の靴下
予備のパンツ
ウェットティッシュ
ホッカイロ
歯ブラシセット
アルミコップ
コンパクトデジカメ 乾電池の予備も持っていく
デジタル一眼レフ 充電を忘れない
デジタル一眼レフの予備電池
一眼レフの望遠レンズ
眼鏡ケース
クリップサングラス
携帯(ドコモは繋がった)
財布
スイカ
iPod(音楽プレイヤー)
文庫本1冊

◆食料(黒百合ヒュッテで夕食、朝食をとったので食料は少なめ)
おにぎり5個(2つ余った)
ビール 500ml 2缶
ハイボール 350ml
チャミスル
板チョコ
チョコのお菓子
チョコチップパン(全く食べてない)
クロワッサン
カロリーメイト1箱(非常食)
スポーツドリンク500m
水500ml×2本
暖かい紅茶(テルモスに入れて。小屋ではお茶を200円で購入)

・今回は持っていかなかったけど、場合に寄っては持っていくもの
室内用ズボン(モンベル)
レインウェア(モンベル)
ハイドレーション(モンベル)
Platypus 2.5L
カメラの三脚
レリーズ
バーナー3600kcal(プリムス) 
コッヘル(snowpeak) 
ガス250(プリムス) 
多機能ナイフ(ビクトリノックス) 
キッチンペーパー 
割り箸 
ホッカイロ 
スノーシュー(スノーシュー兼軽アイゼン)(スノーポン Mサイズ:モンベル)

朝飯実験の結果

朝飯を試した。

この1年ぐらいは毎朝コンビニで菓子パンを買って食べていた。
しかし、つい数週間前に止めようと思った。
バターと砂糖の塊は良くない。

そこで、今まで家で何も食べなかったけれど、買って食べることにした。
ただ、朝から作るのはめんどくさいのでガスやレンジ、冷蔵庫も必要ないメニュー。
つまり、調理時間がかからないというのは前提条件。

そこで、試した朝食をそれぞれ6つの指標で評価した。

◆フルーツグラノーラ

栄養バランス:○
コスト:×
うまさ:△
満腹感;△
賞味期限:○
ゴミ:○

総合得点:60点

様々な栄養が取れる様に作られたものなので、一応栄養バランスはOK。
コスト的には、一袋が数百円とけっこう高い。
細かいシリアルなので、どんどん食べれてしまい2,3日で一袋を食べてしまう。よって満腹感はあまりない。
おいしさは、最初はいいが、食べ続けると甘ったるい。さらに、細かいのでこぼれてゴミになることも。
賞味期限はかなり長い。
ゴミは袋だけで少ない。

===

◆オールブラン

栄養バランス:×
コスト:○
うまさ:△
満腹感;×
賞味期限:○
ゴミ:○

総合得点:50点

食物繊維は取れるが、栄養バランスはイマイチ。
コスト的にはフルーツグラノーラより安く、300円ぐらいだったと思う。
味はフルーツグラノーラの様に複数のシリアルが入っていないので、単調な味。甘くないのは良い。
満腹感はシリアル同様あまりない。
賞味期限は長い。
ゴミは袋だけ。

===

◆オールブランorフルーツグラノーラ+牛乳

栄養バランス:○
コスト:○
うまさ:△
満腹感;○
賞味期限:×
ゴミ:○

総合得点:70点

牛乳を混ぜることによって、満腹感が改善。
一方で、賞味期限と言う大きな問題が発生した。

===

◆食パン+ジャム

栄養バランス:×
コスト:○
うまさ:○
満腹感;△
賞味期限:△
ゴミ:○

総合得点:60点

ジャムはブルーベリー、いちご、マーマーレードを実験。
どれも甘いが、ブルーベリーとマーマーレードが好み。
しかし、栄養バランスはイマイチ。
コスト的にはパン8枚切り100円程度、それを毎朝2枚。
ジャムも1回あたりにしたら高くない。
シリアル系よりも、固形物なので食べた感じはする。
しかし、パンの粉が落ちるのは問題。
ゴミは少ない。

===

◆食パン+ヨーグルト+バナナ

栄養バランス:○
コスト:○
うまさ:○
満腹感;○
賞味期限:△
ゴミ:×

総合得点:80点

非常に優秀なメニュー。
ジャムからヨーグルトとバナナに変えることによって、栄養バランスが改善。
コスト的には、ジャムよりも高いがバナナは5本100円程度、ヨーグルトも3つで100円であるため比較的安い。
さらに、バナナが加わることで、味がしっかりとして、うまい。
満腹感もジャムと比較にならないほどアップ。
しかし、バナナは数日程度しかもたない。
バナナの皮が生ゴミとなりネック。

===

◆食パン+ヨーグルト+ブルーベリー

栄養バランス:○
コスト:×
うまさ:○
満腹感;○
賞味期限:×
ゴミ:○

総合得点:70点
バナナ同様、栄養バランスは良い。
しかし、ブルーベリーはバナナより3倍ぐらいの値段。
ブルーベリーの食感も楽しめ、おいしい。
満腹感はあるが、バナナ以下。
賞味期限はバナナよりも短いのが問題。
一方で、バナナの様に生ゴミが出ない点は優れている。

===

と言う結果になった。
結論で言うと、食パン+ヨーグルト+バナナが最も優秀だった。
今後は、このメニューが朝食の定番になる。
たまに、中にいれるフルーツを変更して味を楽しむこともありそう。
2,3ヶ月に1度はフルーツグラノーラな日々を送ることも。

まあ、こんな感じです。

みなさん、何かいい朝食があったら教えてください。

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