この世は通過するだけのものだから、あまりきばる必要はないよ。
水木しげるさんが亡くなった。
正直なところ、あまり存じあげないのだが、いろいろな人が影響を受けたと様々なところにアップしていたり、LINEグループなどでもメッセージを頂いたりしたので、いろいろと水木しげるさんの言葉を見ていた。いろいろと読んでいる本質的な思考をしていらっしゃってかつ、それを表現する言葉がシンプルで伝わりやすい。
さすが、漫画で表現するということをされていた方なので、そのあたりの表現がとても洗練されていて、ああ、スゴイ方だなと思ったのでメモ。
冒頭に書いた、「この世は通過するだけのものだから、あまりきばる必要はないよ。」という言葉も、まさにそうだと思う。基本的にこの考えに賛成なのだが、日々生きていると負けず嫌いな気持ちが出たり、なんかやってやろうという大きいことを望んだりする気持ちが出てくる。両極の思想だと思うのだが、根底は水木さんの思想で、それが大前提だけれど日々の生活に刺激を求めて、より知らない世界を知りたいという欲をもとめていろいろとやっている感じ。ただ、それが失敗しても、悔しくはあり勝負には勝ちたい、が、まあそれはそれであって死ぬわけでもなく、多様な生き方があるわけだし、最終的にはまあいいかと思う。
5つぐらいは自分の気持ちも行動も同じかな。でも、残りの2個はぜんぜん違うかなといったところ。
幸福の七カ条
第一条
成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条
しないではいられないことをし続けなさい。
第三条
他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条
好きの力を信じる。
第五条
才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条
怠け者になりなさい。
第七条
目に見えない世界を信じる。