「誰も知らない」「歩いても歩いても」

先日、是枝監督の映画を4作借りてきて見ていると書いたが、残りの2作品も見た。

「幻の光」’95
「ワンダフルライフ」’98
「誰も知らない」’04
「歩いても歩いても」’08

このように公開順に見たのだが、後の作品ほど映画の細部にわたる表現方法が絶妙で、感情移入ができた。


「誰も知らない」

映画の中と同じような「東京」と言う町で暮らしていると言う不確かさ。
すぐそこで起こってもおかしくない出来事。

親子関係。
地域との係わり合い。
親との関係性において子供が育つということ。
都市社会と個別化。
その希薄さ。

非常に興味深いテーマの作品だった。

「誰も知らない」は日曜日の朝7時からみ始めた。
9時過ぎに用事で家を出なければならない。しかし、あと少しだけ映画が残っている。
もう行かねば間に合わない。でも、後ろ髪を引かれる。そんな映画だった。

都内の2DKのアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。しかし彼らの父親はみな別々で、学校にも通った事がなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らされていなかった。ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家を出る。この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの”漂流生活”が始まる。

送信者 いろいろ

「歩いても歩いても」

同じ家族とはいえ、人それぞれの人生がある。
そしてその一人の周りにも、いろいろな人生の人がいる。
そして、一人一人と社会との関係性がある。

微妙な心理が表現されていて、引き込まれていった。

この映画は重松清さんの小説を読んだ後のような気持ちになりました。
「ビタミンF」とか「口笛吹いて」とか

夏の終わり、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。開業医だった父とそりのあわない良多は現在失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。明るい姉の一家も来て、老いた両親の家には久しぶりに笑い声が響く。得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父親。ありふれた家族の風景だが、今日は、15年前に亡くなった横山家の長男の命日。何気ない会話の中に、それぞれの思いが沁み出していく……。


「幻の光」「ワンダフルライフ」是枝裕和監督
http://teratown.com/blog/2009/06/14/oioyiyoyayoyeyeyyoathiuiaaeaea/

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