星について、月について、太陽について
と書いてしまったのだが、星について語りたい。
星をふと見たくなる。
星はそんな存在だ。
どれも空にある。
でも。月も太陽も一つ。
星は無数にある。
なぜだか分からないが、星はふと見たくなる。
太陽も思い出すことがあるが、それは夕日であるとか朝日が多い。
夕日や朝日は一瞬の出来事で、そのはかない美しさがある。
月も常に形が変わっている。
太陽も月もそのかわりゆく姿に美しさを感じていると思う。
そして、目で見て分かる大きさにも。
でも、星は無数すぎて遠すぎて、変化なんてわからない。
常に同じに見える。
それなのに、星を見上げたくなる。
そんな星には月や太陽にない何か不思議な何かがあるように感じる。
この文章を書きながら、思ったことがある。
太陽や月はどこでも見ることができる。
でも、星は都市と人のない場所では見え方が違う。
どこから見ても同じ数だけ星が存在しているはずなのに、見える星の数は全く違う。
人間はそんな星に何かを見ているのだろう。