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見えないところに潜むもの

先日、東京ドームでビリージョエルのコンサートに行った。それはコチラにも書いた通り。1塁側の外野席で聞いていた。見ていた。今日は小田和正のコンサートで再度東京ドームを訪れた。6月に続いて2度目。7、8万人はいるだろうと思われる会場からは不思議な感覚を憶える。数万人の人が何かに包まれているような、他者と自分が薄らとしたつながりを持つような同一感。それは閉じられた空間に数万人がいるという異常な状態、さらにステージ上の一人に皆が集中することから生まれでる空気感なのであろう。

基本的にはステージのみライトがあたるので、他は暗くて見えない。主役はステージのビリージョエルや小田和正だし、彼の歌をみんな聴きにきているのだから当たり前だ。とは言っても、演出効果でスタンドの席にもライトが向けられることがある。真っ暗で何も見えなかった場所に、ライトが当たると無数の人が浮きあがってくる。ギョッとする。自分から近い人は大きく見え、次第に小さく見える人々。ずっと人の存在は繋がっている、一人一人の存在がここから、その先、ずっとずっと向こうまで。

そこにいることはもちろん知っている。でも、見えないところに潜んでいる。そんな人を見ると、すげーなーと思う。均一に並んだ数万人の人々。圧巻の光景だ。

見えないところに潜むものは怖くもあり、恐怖にならないこともある。存在を知らないから想像し恐れる場合と、存在を知らないから考えもしないで怖くない時。どちらの場合もある。どちらにしろ、そんな、見えないところに潜むものが、怖かったりワクワクしたりして好きだ。驚きを与えてくれる。未知なるものは居心地の悪さや恐怖もあるが、それにもまさる未知なる希望が人を駆り立てる。

東京から岐阜を目指して歩いた時、静岡を通った。富士山があることすら気づかないくらい疲れていた。もちろん暗くなってから富士市内に入ったから、富士山が目に入らなかった。翌朝、日の出とともに起きて、道を歩こうとした瞬間に目の前に太陽に照らされた富士山があった。驚いた。あまりにも大きくて。あまりにもありがたくて。うれしかった。驚いた。

目に見えないところに潜むものは、そんな感情の変化を与えてくれる。見えないところに潜む、未知なる希望や喜び。

送信者 八重山2008

(PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 1600 露出: 1/320 秒 絞り: f/7.1 焦点距離: 45mm)

圧巻である

「高画質で見るとひとしお」とメールが送られてきた。
マットハーディングのムービーだ。マットは世界中で踊った映像をまとめてyoutubeで流した人だ。
彼については何度か書いている。
http://teratown.com/blog/2007/04/07/eeecauiic/
http://teratown.com/blog/2006/07/21/ethaaiaieaaauaiyyaeye/

その映像が高画質で見られるという。そういえば、ネットのどこかのサイトでyoutubeを高画質で見る技が話題になっていた。
そこで、高画質の映像を見た。ああ、圧巻だ。以前にも見たことがあるものでも、高画質で大画面で見るとこんなにも印象が違うのか。

20インチだか22インチだかの家のマックでフルスクリーンで見ると、いいもんだ。
ああ、旅って良いねと思う。そうそう、年末は久しぶりに海外へ2週間ほど行こうと思っているし。

ついでに、ビリージョエル(Billy Joel)のコンサートに行ってきた。東京ドームのコンサートは初めて。大学の2、3年ぐらいにBilly joelは良く聞いていた。彼のメロディーラインが好きなのだ。
生で聞くと違う。圧巻だ。スケールがでかい。波のように伝わってくる振動。観客一人一人の声や動きの重なり。閉じられたドームという空間で、数万人がステージに集中しているという統一感。

映像の画質が良いかどうか何て、ささいなことに感じるんだけど、実際にその映像を見ると感じられるものは全く違う。同じ映像でも高画質と低画質ではここまで、沸き立つ感情が違うのかとも驚く。もちろん、ビリージョエルの生の演奏とスピーカーでも全く違う。

ああ、クオリティの高いもの、本物とは実にいいなと思った日であった。

ちなみに、ブログに貼付けられている、下の映像は低画質バージョンです。

那覇の夜、音の力、人の力


前回の旅日記 [台風の去った沖縄では、夏がまだ続いていた]

那覇に着くと、インタリュードへ行った。
以前から一度行ってみたいと思っていた。
なぜかと言えば、旅仲間が絶賛していて、何度も足を運んでいたから。ただ今回の沖縄は人数が多いので微妙だと思っていたのだが、それよりもまず行ってみたいという気持ちの方が強かった。

店の前に到着すると、古めかしい看板に「インタリュード」と書かれていた。
ここか、そう思って店内に入る。小さな店内には2人ほど先にお客さんがいた。

ジャズシンガーでもある与世山澄子さんが、この店を切り盛りしている。
席につくと、優しい声で与世山さんが飲み物の注文をとってくれた。しばらく、飲みながら談笑しライブを待った。
一人の男性が無言で店内に入り、ピアノの前にすわった。手を慣らすかのように、サラッと音を奏でた。
キッチンからドレスアップした与世山さんが、登場しピアノの横に立って挨拶をされた。

歌いだした瞬間、ズシンと胸に何かがぶつかったような感じを受けた。与世山さんの歌声は重みがあり、心の奥底までも伝わってくる歌声だった。
新しい曲に入る前に、与世山さんが曲の説明を優しく語った。空から降りてきた言葉を、与世山さんがひとつひとつ拾い集めて話しているようだった。
とても丁寧に、そして優しい言葉だった。
歌い始めると一変して、何があっても動じない、揺るぎのない力強さをもった声で曲を歌い上げた。
歌の説明をする与世山さんは女神で、歌う与世山さんは男の神のようだった。
聞いたことのない英語のジャズだったので、どんな曲なのかは分からない。ただ、言葉のひとつひとつ、そして曲の塊として身に迫り圧倒されるものを感じた。

その後、CDを買い、友だちの家に戻り寝た。
翌日はフェリーで座間味島へ向かう。

続きは次回。[まるで雲が流れるように、船が動きはじめた]

送信者 座間味島'08

[灯りのともったインタリュード](PENTAX K10D ISO: 1600 露出: 1/2 sec 絞り: f/7.1 焦点距離: 16mm)

115曲 9.4時間

ハセツネに出場します、その際に聞く音楽のオススメを教えてください。
そんなことを、先日書いた。
そうしたら、115曲、9.4時間分の曲をもらったり、CDを貸してくれたり、曲を勧めてくれた。
ありがと。これで独りで走らなくてよくなりました。
24時間が制限時間だから、3回リピートすればゴールできているはずです。
その前に、iPodの電池がなくなるかな。笑

音楽からパワーをもらったり、気分を晴らしたり、眠気を飛ばしたり、音楽をくれた方を思い出しながら完走を目指します。
これらの曲を聴きながらなんとか完走してやろう。そう思っています。
本当に音楽からはパワーをもらえるから。

そんな音楽の大切さを心の底から実感したのは、東京から名古屋まで歩いたときだった。
それからは、音楽をすごく大切なものだと思っている。
特に、極限に近いことをする時には。

24時間、山を走るレースにはテンション高い曲がいいとジャニーズの曲をすすめてもらったり、
ジャズのCDを貸してくれたり、
家の玄関のドアノブにCDをかけといてくれたり、
懐メロから洋楽から方角までオススメCDをつくってくれたり、
写真展を見に来てくれた時に、CDを渡してくれたり、
No music No travelというコンセプトでCDくれたり。

本当にありがとうございます。
もらった曲からパワーを受け取り、ゴールテープを切りたいと思います。

71.5キロの山道を走って24時間以内にゴールする。
無茶なレースだ。

でも、面白いんじゃないかと思ったり、やった時の状況が想像つかなかったり、やった時に感じるそして沸き上がる感情が想像つかなかったり、そんなことは自ら体感してみたいと思う。面白いと思った瞬間に、やることは決まっている。
まずは、やってみなければ分からない。もちろんやる前にかなりのイメージはするが、どれだけイメージをしようとも、実際にやるのとやらないのでは大きな違いがある。

辛いだろうけど、どうしようもなく辛いだろうけど、やってらんないと思うだろうけど、発狂するだろうけど、きっと楽しいレースになると思う。

危険だけはないように、ゴールしたいと思います。
いよいよ今週の日曜~月曜。
スタートは12日(日)13時、
ゴールは13日(月) 13時。
ともに武蔵五日市駅近くの五日市会館だ。
それでは、音楽と共に奥多摩を駆け抜けます。

送信者 八ヶ岳(赤岳&権現岳)

(独り山を登る)[PENTAX K10D DA18-55mm ISO: 1600 露出: 1/100 sec 絞り: f/18.0 焦点距離: 45mm]

《お願いごと》ハセツネ完走のためにお願い

沖縄は最高に楽しかったです。
座間味島に行ってきました。
沖縄については、また後日書こうと思います。

話は変わって、ハセツネ完走のためにお願いがあります。

ハセツネカップとは、10月12日に奥多摩の山を72キロほど24時間以内に走るレース。
それで、24時間走る間に聞く曲が欲しいなと思っています。

走っていると力がわいてくるオススメの曲を教えてください。
この1曲!って感じでも、このアルバム!でも良いです。
何曲かのオススメの曲リストでもうれしいです。

曲名を教えてくださっても、データでもらっても、CDに焼いて頂いても、なんでも喜びます。
メールでもコメントでも口頭でも郵便でも何でもうれしいです。

オススメしてもらった曲は全てiPodに入れて、ハセツネカップで24時間走っている間に聞いています。
音楽にパワーをもらおうと思っています。

24時間走っていれば、眠たい時も、辛い時も、腹が減った時も、アドレナリン全開の時もあると思います。
元気をくれる曲、調子に乗ったときに戒めてくれる曲、心を落ち着かせてくれる曲、走るリズムにあった曲、なんでもうれしいです。
お願いします。

そういえば、先日、高尾山からその奥の山を走ってきた。
高尾山は30分ぐらいで頂上に。
けっこうしんどい。
とは言いつつ、山を走ることは楽しかった。
最初はしんどかったが、コツがつかめると跳ねるように走った。
道路やランニングコースを走る感覚とも違う。
木々に囲まれた中を走ることは、野生の動物の気持ちになる気がした。
インパラがアフリカの草原を飛び跳ねながら走る映像を見たことがある。
あの、感覚を味わえる。
自然の中で、完全に自分は動物になる。
周りの環境も、自分自身も。
最低限のものしか身につけず、山道を駆け巡る。
この気持ちよさは新しい。

試走していい勉強になった。

スリップに気をつける。
足首を曲げてしまわないように気をつける。
下りでスピードを出しすぎると、制御できなくなる。
突然カーブがある場所が存在するので、注意。
ツルッとした土に注意。
階段はしんどいので、できるだけ坂道をいく。
キャメルバックとハイドレーションは必須。
定期的に水を飲む!
上り坂(特に階段)は走ってもたいして差は着かない。早歩きが疲労など考えベスト。

送信者 座間味島'08

[週末に行った沖縄はまだ夏でした](モデル: PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 100 露出: 1/125 sec 絞り: f/7.1 焦点距離: 29mm)

「つながる旅の記憶~寺町健 写真展~」
期間:9月30日(火)~10月5日(日)
   12:00~20:30(Fri ~22:00、Sun ~20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
   中野区中野2-12-5 メゾンリラ101
   最寄り駅は中野駅になります。
   お茶やランチもできます。
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