父と子のアラスカ

定期的にNHKでは星野道夫さんの番組をやっているが、今回は星野さんの息子が大学を卒業し社会に出る前のタイミングで、父の足跡を辿る旅。

彼は1歳半の時に父を亡くし、父を知らない。父の本は他人の本だと思い読んでこなかったという。しかし、就職する際にやりたいことが見つからず、そんな時に父の本の言葉に出会う。

「短い一生で心魅かれることに多くは出合わない。もし見つけたら大切に、大切に…」

星野道夫さんが21歳の時にしていたことといえば、神田の古本屋で出会った一枚の写真に魅せられ、シシュマレフの尊重に手紙を送りシシュマレフを訪れた年齢。ほぼ同じ年齢に、彼は大学に入り、普通のキャンパスライフを送っていた。

もちろんだけれど、父とは違う人生を歩んだ、そんな息子が父の足跡を辿るアラスカの旅に出る。

父が見た風景を、40年後に息子が見る。
40年前に父を快く迎えてくれた人たちに、息子が父について聞く。

ボブサムから父が聞いた神話を、息子も同じように聞く。
そうして、繋がっていき未来へとつながる

今、自分にも子供ができて、隣で鳴き声を聞きながら見ている。
今のうちの子と同じぐらいの年に、星野さんは亡くなった。
星野さんの本を良く読んでいたころは、全然想像がついていなかったけれど、今は1歳半ぐらいの子供がどんな感じがよく分かる。
みるみるうちに成長し、表情が豊かになり、あるきはじめていたんだろう。
星野さんは、当時どんな気持ちで子育てし、撮影に行き、撮影先で子供のことを考えていたのだろうと思う。

そして、子供ができた今、星野さんの本をまた読み返したくなった。
いつか子供が大きくなった時に、アラスカに行き、オーロラを待ちわびながら語らいたいなと思った。

亡き父・星野道夫はどんな人だったのか? 息子が足跡をたどる旅へ
父と子のアラスカ~星野道夫 生命(いのち)の旅~

【BS1】1月11日(木)  後9:00

アラスカにこだわり続けた写真家・星野道夫さん。一人息子・翔馬さんが亡き父の足跡をたどる旅に出た。アラスカで出会った父の友人や雄大な自然。父と子の生命の旅に密着。

アラスカにこだわり続けた写真家・星野道夫さん。ヒグマに襲われ亡くなった星野さんの一人息子・翔馬さん(23)が、父に出会う旅に出た。翔馬さんには父の記憶がほとんどなく、これまで父の写真や本から目を背けてきた。父が初めてアラスカに触れた村・シシュマレフ。先住民の神話の語り部で父の親友だったボブさん。父がみいられたトーテムポール…。翔馬さんはこの旅で父から大切なメッセージを受け取った。父子の心の旅。

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