「食」カテゴリーアーカイブ

旅の終わり

パプアニューギニア以来、数年ぶりに一人旅をした。もう、海外一人旅はしないだろうと思っていたけれど、仕事を辞めるタイミングで久しぶりにキューバへと旅へ出た。おそらく最後の海外一人旅じゃないかとすら思う。(ってパプアの後も言っていた気がするw)

もう海外一人旅をしないと数年前に思ったのは、いろいろな地域に訪れて、知らない世界を知りたいという欲求が適度に満たされ、新鮮味が無くなったのが一番大きな理由だろう。

旅が好きというよりも、山が好きというよりも、何よりも「好奇心」すなわち、知らない物事を自分で体験して、目で見て肌で感じたいという欲求が強いのが根源的だ。旅もそのステージが終わったので、一人旅がなくなり、UTMB、PTL、アコンカグアと仲間と新たなことにチャレンジするというステージを楽しんでいた。

今回は、時期的にも誰も行く人がいないし、4/11にアメリカとキューバが国交正常化する可能性が噂され、その前に。そして、カストロが生きている間にという気持ちがあった。

10年程ビジネスの世界にどっぷりと浸かり、組織を運営する経験も重ねた。そうすると、国家という巨大組織の運営というものに興味が出てくるのである。政治家になりたいとかでは全くなく、組織マネジメントの究極の姿の事例を知りたいという意味で。個人的経験から、何かエッセンスを効率的に学びたければ、学びたいことの究極の姿をしている物事から学ぶと、違いとか特徴が明確ですぐに本質がつかめるという考えを持っている。

とまあ、そんな理由でキューバに行った。学生の頃と比べると、旅をしている間に考えることも違う。昔は、いろいろな人とコミュニケーションしたいとか、いろいろなものを食べたい、いろいろなものを見たいだった。が、今は、国民の仕事はどんなで、収入はいくらで、何にお金を使っていて、会社はどんな規模や業種が多くてとか、この国独自の国民性とビジネスはとか、海外の企業で強いのはどこかとか、そんなことも気になるのだ。


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とまあ、前置きはさておき、今までこれぐらいの地域を旅してきた。で、国が何によって成り立っているかということを考えた結果、この要素じゃないかという俺流の仮説がこちら。

自然環境
気候、地形、植生など

人の作り・性格
 性格、身体能力など

政治
 政治とか統治するスタイルと、その結果としての経済や法律などの制度

科学技術・ビジネス
 自然環境、人の作りと性格、政治がどうなるかによって、科学技術とビジネスがどの程度運営されるかが決まる。
 
一番ベースになるのが、自然環境で、その自然環境によって人の身長とか肌の色とか性格も決まる。人の性格が決まり、人の集まるコミュニティの性格が出来上がり、すなわち政治のスタイルとか法律に関わる。それらが決まると教育とかにも影響が出てきて、科学技術の発展とかビジネスの発展度合いに影響をする。こうして、国は出来上がっている。

もっと根底に、物理の法則とか、地球の成り立ちとか、宇宙とか人間の脳とか意識とか、生命体としての生物の原理とかあるけど、これは人類というか地球すべてに関わるので、その国をその国たらしめている要素ではないというイメージ。

送信者 キューバ201503

Saintiago de Cuba

Hola!

I am in Saintiago de Cuba.

Fortunately,this weekend Cuban traditional music Festival is held.
The name is Pepe Sanchez Festival.

And,one Japanese musician ´MAKOTO´ is invited this festival.
So, Last night I joined the fes and enjoyed Cuban music.

People in Saintiago are so Friendly and Kind, I enjoyed music with them everyday.

Next, I will go to Camaguey.

PS.
I took so many nice photos,but Internet connection is very bad, so no photos on facebook.
Sorry.

Adios.

キューバに行く理由

ずっと気になる存在だった。

キューバに行ったことある友達は、陽気な人々が僕にあっているよと。何人かが教えてくれた。

キューバのイメージと言ったら、こんなぐらいだ。

社会主義国家
ゲバラ
カストロ
ヘミングウェイ
音楽
葉巻
楽しく生きている人が多い

未知なものが、僕の好物だから、同じ所には何度も行かない場合がほとんど。同じ国にも行かなければ、同じエリアも少ない。エリアをどこで区切るかという話だが、残ったエリアは中米とアフリカ。地球をざっくりと分けてしまえば、未知のエリアは、この2つなのだ。

モーターサイクルダイアリーズを10年ぐらい前に見て、いつか行きたいと思っていた。ブエナビスタ・ソシアル・クラブも数年前に見た。あのリズムがたまらない。

でも、チケットが高かったり微妙に遠い。いや、厳密にはアフリカとか南米に行ける航空券の価格ぐらいするのに、そこよりも近くにある。ちょっと割高なイメージだし、外国人旅行者にとっては、旅のお金も高いのだ。

まあ、アルゼンチンのアコンカグア登山とか行ってるんだから、それより近いしやすいじゃんって話だが、アジアとかみたいにサクッとも行けないし、行くなら国をじっくり旅したい国。

そんなことを思って10年以上たっていた。

アメリカとの国交正常化交渉が2014年末に急遽始まり、さらに4月11日までに双方の国に大使館ができるという。これは、えらいこっちゃ。カストロが生きているうちにアメリカと国交正常化する前に。

今しかない旅。

自分の体力的に今しかないとか自分起因の今しかない旅もあるけれど、旅にはいつも「旅する国の事情」がある。その国の今を見たい。今じゃなきゃ永遠に見られないその国を見てみたい。アメリカと国交正常化してからは明確に変わる。アメリカからさらに人が来て文化が入ってくる、習慣が変わる。そして、カストロが生きているか亡くなった後かも違うだろう。

別に社会主義者でもなければ、カストロやゲバラにあこがれているわけでもないが、今しかない、そして世界でも珍しい社会主義国家を自分の目で肌で、頭で、感じ考えたい。通貨が2種類あるとか、街中に広告がないとか、ネットが規制されているとか、本当に些細な日常の違いが知りたいのだ。感じたいのだ。

そう、何気に久しぶりの一人旅でもある。もう一人旅はあんまりしないのかなと思っていたけれど、一人旅が目の前にやってくると楽しみなもんだ。

UTMB、PTL、アコンカグアは仲間との旅だった。
仕事で海外に行く時も一人じゃないし、そもそも仕事だし。

数年ぶりの一人旅。仕事面でも一区切りだし、よい旅になるといいな。楽しみだ。どんな世界が待っているのだろう。

では、また。

ネットが不便らしいので、更新はままならないかも。

時間を踏まえて旅をする。この時も、キューバとブータンをあげている。
http://teratown.com/blog/2014/09/18/thoiiioaethieie/

http://www.teratown.com/blog/archives/001967.html

食べ物が精密機械になった時代

最近の異物混入ネタ。カップ焼きそばにゴキブリが入っていたとかポテトフライに何が入っていたとか。もちろん、入っていない方がいいけど、騒ぎすぎじゃないかな。マスコミが勝手に騒いでいるだけというのもあるけど、今の時代(風潮)は少なからず、この異物混入を大きく問題視することを肯定する社会だと思う。

食べ物とは何か。自然とは何か。人間が作り出すものとの差は何か。

最近の都市化した社会では食べ物が生活から切り離されている。当たり前だが魚にしろ動物にしろ、殺して食べる。でも、その殺される現場が、我々の生活圏から遠く離れたどこかで行われ、目にしない。野菜はまだ身近で作られることも多いが、でも大半はどこかで作られて、手にするのは加工されたものだけ。綺麗に洗われて、形が整って包装されたもの。

だから、食べ物を電化製品とか精密機械、例えるならパソコンとかスマホとかと同様なものとして捉えている人たちがいる。

だから、精密機械と同様に食べ物にも故障品のないもの、寸分たがわず、完成されたものを求める。価値基準が精密機械と同じになっている。少しでもバグがあったらダメ。電化製品には1年保証とかの保証書があるが、同様の保障を食べ物にも求めているから、異物混入を大きく問題視するのだろう。賞味期限とかもその一部。

人が作った機械とかプログラムはひとつバグがあると上手く動かないが、自然界のものはバックアップ回路というか、ゆらぎやブレを考慮されていて、多少違っていてもなんとかなる仕組みなのだ。なのに、精密機械と同じようにひとつでもバグがあると、食べ物もダメとなる。それが価値基準になっている。だって、魚とかは生き物だから、固体によって大きさも違うし肉質も違う。牛も豚も。人間の顔や背丈、筋肉のつき方が違うのと同じ。食べても死ななきゃOKじゃんとか、それは言いすぎたとしても、特に体に害がなくて、そこそこ食べれる味ならいいじゃんという基準でもいいと思うんだよな。

フランチャイズチェーン店とか工場で作られた食品は、まるで精密機械に求める価値基準のようになっている。スーパーに並ぶ肉や魚も、どんどんそっちに近しい基準に近寄っていくのだろうか。

食べ物は精密機械じゃないんだよ。異なることが、自然なんだし、それが食べ物なんだよ。

送信者 パプアニューギニア2011

http://teratown.com/blog/2008/05/19/ueoyeaethiethcithoiacauu/

http://teratown.com/blog/2007/09/29/ueecaecaee-aeeaa/

無人島で食べるためにかかった時間や命の食べ方という映画を思い出した。

送信者 パプアニューギニア2011

道後温泉、しまなみ海道、尾道、そしてアートウォーク

今年はめずらしく、中国四国地方に来ている。徳島、鳥取、愛媛、広島。このあたりもいいエリア。

こちらも珍しく今回は同期6人と旅行。道後温泉からしまなみ海道、そして尾道というルート。とは言っても、2名は遅れて参加、1名離脱、1名離脱、俺も離脱。という自由なスタイルだけは変わらない。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

朝6時発の飛行機で松山へ。それも成田発。1日が長く使えるからいいのだが、交通手段がないので、友達の弟が成田まで送ってくれた。真っ暗の成田に到着して、JETSTARで松山へ。こんな時間なのに、Jetstarは全国にフライトがあった。飛行機は、7割ぐらいの搭乗率。綿菓子が床にぎっしり詰まったような雲。それも、地上が全く見えないぐらいに。前に進んでいるのに、まったく移動していないような感覚に陥る不思議な気持ち。なかなか、面白かった。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

松山空港に到着し、レンタカーで20年ぶりぐらいの道後温泉。朝早かったけど、ひとっ風呂。それから、「ことり」という店で鍋焼きうどんを食べに。俺自身はグルメじゃないけど、食べるの好きな仲間が多いので、食い道楽な旅に。スープはうまかった。さらに、昼ご飯は鯛飯。店の名はそのまんま「鯛や」。さっき食べたばっかりだが、鯛飯がうまくておかわり。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

四国なんで88カ所にも入っている寺へ。出会って9年ぐらい。昔とみんな趣味趣向が変わり、御朱印集めてたり、お遍路さんしてたり。年を重ねるとみんなこうなるのかw車の中でもワイワイガヤガヤ。いつものように自由きままなスタイル。雨が降ってきて、せっかくのしまなみ海道も残念な景色。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

大島について宿に。素泊まりだったので、夕食を食べに出かけたけれど、どこもやってなく夕食難民。。。電話したら宴会の前の30分ぐらいで食べれるよということで、さくっと夕食。宿に戻って、2人が遅れて今治まで到着する。ということで、車で迎えに。これで6人揃った。宿に戻って宴会スタート。いつの間にか寝ていた。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

翌朝は早々に1人離脱で、バス停まで送って行く。5人になって、一部は温泉に一部は道の駅とかぶらぶら。しまなみ海道=サイクリングという印象があったが、かなりサイクリストが多かった。そして、サイクリスト用の施設とかも充実。サイクリングでブランディングに成功してるなーという印象を強く持った。昔来た時はこんなイメージなかったから、この20年ぐらいで観光のためにいろいろな施策を打ってきたんだろう。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

それから、大漁という人気の海鮮の店に行くも100人ぐらい待ちで残念。隣の神社へ行ったり、道の駅でうまい蒸し牡蠣食べたりして、レモン狩りしたいということで、瀬戸田のシトラスパークへ。まるで廃墟wネタかと思うような施設に一同絶句からの爆笑。運がいいことに晴れて来た。青い空と爽やかな風。瀬戸内海の島々。そんなしまなみ海道を進んで行く。行き先は尾道。元祖・尾道ラーメンの朱華園へ。ここもすごい行列だったが、ラーメン屋なんで回転は速かった。チャーシューが美味。ワンタンもうまかった。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
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尾道といったら千光寺ということでロープウェイ。ちょうど夕焼け時。西の空がオレンジ色に染まり、東に見える町並みは明るく照らされていた。てくてく歩いておりて、尾道の町を散策。おしゃれな町になったと噂では聞いていたが、まさに。シャッター街になりそうな商店街にもそれなりに人がいて、若者がそれぞれにリノベーションしたカフェやゲストハウス、雑貨屋、ギャラリー、ビストロが並ぶ。このおしゃれな雰囲気だと人が集まるなーと。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
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レンタカーを返して、宿の浦島へ。今日は食事付きなので、飢えの心配はないwたっくさんご飯を食べ、満腹。そして、部屋で宴会の開始。やっている仕事も違うし、会社辞めた仲間もいるので、話が多様で面白い。そして、いつも遊んでいる仲間とも趣味とか価値観が違った友達なんで、いろいろ自分が最近振れてない視点とかが新鮮に感じる。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

翌朝もしっかり食べて、宿を後にする。3連休というのに1泊2食で9000円とは安かった。バスで尾道駅へ。途中の新尾道駅で1人離脱して、4人に。尾道駅まで行き、尾道焼き=お好み焼きを食べる。ここで、俺も離脱。尾道でちょうどこの日にやっていたベッチャー祭りを見たかったのと隣町の福山に生きたかったので。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

ベッチャー祭りはベタ・ソバ・ショウキの三つの鬼の面を付けた氏子が子供たちを追いまわし、ささらや祝棒などの棒で頭を叩いたり、突いたりされると子宝に恵まれたり頭が良くなるというもの。こういった祭りが好きなのだ。古くからある祭りだが、若者もたくさん来ていて、現代に合わせた変化をしている。生きた祭りだった。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

それから電車で福山へ。福山城は駅の目の前。この日は文化の日で入場無料だった。城からの眺めもなかなか。ここに来たのは、11/2,3の2日間ふくやまアート・ウォーク2014が開催されているから。ここに芸大時代からの友達の植田工さんが展示しているというので。茂木さんをコミカルなタッチで描いたアニメーション。かわいい茂木さんがいっぱい。でも、その丸みはどこか植田さんのようでもあった。アニメーションの原画が畳に敷き詰められ、子供たちも楽しそう。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク
送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

ズガ・コーサクさんの展示&パフォーマンスが面白く、展示の作品があまりにも本物みたいでびっくりした。そして、杉作J太郎さんにはあだ名をつけていただいて、なぜか「ファイブ」。若木くるみさんの気合いの入ったパフォーマンスもよかった。髪の毛を借り上げて、後頭部とか横に顔を描いているのだから。林さんの阿修羅の骨格もインパクト抜群。植田さんと話しながら、縁側でひなたぼっこしていた。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

芸大時代の津口さんが、尾道に住んでいて終了間際に遊びにいらした。片付けをして、植田さん、津口さん、若木くるみさん、林さんなどと飲みに。なんと若木さんはアーティストであり、ウルトラランナー。UTMFも昨年完走して、ついでにさくら道と川の道も。この前はギリシャのスパルタスロンにも出たとか。まじすごい。走るネタで盛り上がったが、終電があり俺だけ早々に離脱。植田さんも昔陸上部だったという話を昔していて、でも運動して体が鍛えられると線が変わるという話をしていたのが興味深かった。若木さんにも走ることって、自分に撮ってどんな位置づけなのか、もう少し聞いてみたかった。また、どこかであえたら聞こう。

送信者 道後温泉、しまなみ海道、尾道、福山アートウォーク

こうして、文化の日の3連休は過ぎて行った。なんだか、いろいろ偶然に恵まれて、どこに行ってもいろいろな人に恵まれて、いろんな視点をもらって、考えたり感じたりできて、ありがとうございました。

そういえば、今回の旅には一眼レフを持って行かなかった。スマホのカメラが優秀になってきたからだ。単焦点レンズだといい写真が撮れるし、暗いところはISOを上げられるから一眼レフだが、めんどくさくてスマホになりつつある最近の旅。