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ほのぼの那須

5年ぶりぐらいの那須

その後も車で通過したことはあるが、目的地として那須を訪れるのは5年ぶりのこと。

天気予報を見て、直前に行き先を決めるGO スタイルは健在で、前日に行き先を那須に決めた。3連休だけど台風も来ていたので、土日のみのプラン。とは言っても、那須エリアに行くというだけでどこに行くかは、そのとき次第。

送信者 ちょっとした遊び

上野駅から新幹線に乗り、那須塩原駅へ。そこからレンタカーで宿に向かう。が、途中に那須高原ビールにたちより。GOさんの奥さんが、このお店で何度も演奏していて、おいしいビールがあるということで、夜に飲むためのビールを買いに。

送信者 ちょっとした遊び
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小さなビール工場かと思ったら、ここは那須。広い空間に木々がはえ、その中におしゃれな建物が。外にも屋外コンサート場がある。これは、すごい。さらに、運がいいのはお店に入ると偶然社長さんにバッタリ。GO’sワイフがお知り合いということで、お話を伺う。さらに、さらに、この日がナインテイルドフォックスという熟成させたビールの解禁日でピアノの演奏会プラス試飲会がやっていた。

送信者 ちょっとした遊び
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それに便乗させてもらって、ナインテイルドフォックスを社長にごちそうになる。これが、ビールとは思えないほどの香りとコク。生チョコと一緒に食べる、おしゃれさですが、我々はついついゴクゴク飲んでしまったw

送信者 ちょっとした遊び

宿の「一年一組」に行き、そこから那須サファリパークのナイトサファリへ。動物が苦手なので、個人的には行かない場所なので、こういった機会じゃないとまず訪れない場所。子供がたくさん来て楽しんでいたし、かっちゃんが喜んでいたので、人間は本能的に動物が好きなのかなーと思う。そして、ついつい客層とか課金の仕方とか、そういったところにも目がいってしまうのは、染み付いた思考回路のせいだろう。やったことないこと、行ったことないところは、自分の興味対象外でも新しいことを知れる、感じれるという観点で、本当に面白い。

送信者 ちょっとした遊び
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夜はラーメンを食べて、宿へ。露天風呂に入り、那須高原ビールで買った6種類のビールを飲みながら、おやすみ。

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翌朝、いい天気。台風はまだまだのようだ。焼きたてのパンをたくさんいただいて、元気を付けてさあ、出発。天気がいいので、行き先は那須岳に決まった。最高の青空、そして紅葉のピーク。偶然だったけど、運がいい。てくてく登って2時間ほどで、那須茶臼岳の頂上に。思ってもいない、紅葉と景色に大満足。那須岳で、こんなにも美しい風景に出会えるとは。

送信者 ちょっとした遊び
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抱っこされていた、かっちゃんも目を覚まし、記念写真。2歳になるかっちゃんは、単語を覚え、会話がすこし成立するようになっていた。つい先日までとは違うことに、驚き、人間の脳が言語を学び取っていく過程は面白いし、反復学習(&トライアルアンドエラー)というものによって、概念化されて行くんだろうと思った。

送信者 ちょっとした遊び

大人とは違った単語の意味で解釈しているものもあるけれど、自分の望む状態を作り出すのには結果的に最適な単語をチョイスして話している。例えば、「痛い」というのは、痛くないけど大人に振り向いてほしい時などに使うとか。子供の学習スピードの速さとその過程は興味深いし、かっちゃん頭いいなーと純粋に思った。自分たちもこんな風に言語を習得したんだよな、たぶん、そりゃそうなんだけど。

送信者 ちょっとした遊び
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下りはロープウェイ。後から知ったけど、同じ日に別の友達ファミリーも那須岳に登っていたとか。距離も短いし、アクセス便利だしファミリー向けの山なんだなと実感。僕らは、ソフトクリームを食べ、車で駅まで。那須は道が一本らしく、渋滞していた。それで、じっくり沿道の家とか店を見たけど、おしゃれな店が多い。別荘もあるようで、海外輸入の家具や暖炉を売る店も多い。お客さんもたくさん来ているようで、自分はあまり来ていなかったけれど、那須って、那須御用邸もあるし、長野の別荘地とはまた違ったエリアなんだな。

送信者 ちょっとした遊び

そんなことを思いながら再び新幹線に乗り、北千住にみんな遊びにきて、ご飯を食べて解散。ほのぼのできるいい休日だった。

砂浜で夜空を見上げ、流れ星を待つような音

ハセツネ7年間の変化

体育の日がくると、大人の運動会を思い出す。

4回走っていて、2回応援に行っている。

ハセツネ

初めてのトレランレースもこのハセツネだから、大会運営に問題がありつつもw、思い出深い。

そんなハセツネ、台風で中止かと噂されたけど、結局開催するらしい。

まあ、今年は走ることもないし、応援に行く予定もないのだが、ウェブでは盛り上がっているので、過去を思い出した。

2008年
順位:1262位

第1関門:5時間29分54秒(22.66km 浅間峠)
第2関門:11時間0分9秒(42.09km 月夜見山第2駐車場)
第3関門:17時間43分57秒(58.00km 御岳山長尾平)
ゴール:20時間16分45秒

2009年
順位:817位

第1関門:4時間41分1秒(22.66km 浅間峠)
第2関門:9時間16分18秒(42.09km 月夜見山第2駐車場)
第3関門:14時間10分37秒(58.00km 御岳山長尾
ゴール:16時間36分49秒(ネット)

2011年
総合順位:256位
男子総合:238位

第1関門:3時間39分23秒
第2関門:7時間23分25秒
第3関門:10時間43分22秒
ゴール:12時間18分24秒

2012年
順位 254位
第1関門 3時間37分30秒 348位
第2関門 7時間11分36秒 291位
第3関門 10時間17分53秒 252位
ゴール 11時間55分24秒 254位

なぜ走るのかというテーマは、あまりにも大きく抽象的なテーマだ。
けれども、なぜ生きるのか、なぜ食べるのかといった類いのテーマとは似て非なる問いだと思う。

なぜなら、走らなくても死なないからだ。
生きるために走るのではなく、生きることにプラスアルファの楽しみを付け加えるために走っているのだから。

振り返ってレース中の写真を見ると、表情が異なる。
それぞれの時の楽しみがあった。

送信者 記録

1つ物を持つと、そのためにさらに物を持たないといけない

エントロピーの増大じゃないけれど、1つ物を持つと、そのためにさらに物を持たないと行けない、そうして増えて行く。

別にミニマムなものが全てだと思わないけれど、よりシンプルである方が気楽だなと思う。

大学生時代に物質的にも精神的にもミガルでいたいという境地にいたってから、特に。

例えば、雨が降っていてそんなことを考えていたのだが、傘というものだ。これめんどくさい。持ち運ぶのもだし、傘をさすのもめんどくさい。

で、なんで傘をさすかと言えば、服が濡れるから。なんで濡れたくないかというと、濡れた状態だと乾かない。乾かないと体が冷えるし不快である。なんで濡れた状態が続くかと言えば、繊維の服を着ていて、そこに水がしみるから。

そうしたら、服を着なければ、すぐに水ははじく。プールや風呂の後にタオルだ拭けばすぐに乾く。服を着てなければ、傘もいらない。そう、逆に言えば服を着ているから傘がいる。

ってのは、冬とか服を着なければ寒くて風をひくし、法律的に服を着ていなければ捕まるから、たとえ話なのだが。

なにかを持つと、そのために別のものを持たないといけないという例。

じゃあ、物は少ない方がいいよね。

身軽がいいよね。

これって、物においてもだし、精神においてもそう。嘘を嘘で塗り固めるってのもそう。

何事もシンプルに、素のままで、物質的にも、精神的にもミガルでいることって、いいなと思う次第であります。

送信者 民泊マラソン・鳥取砂丘・投入堂・たみ

もちろん、いろいろ抱え込まないと味わえない感情とか装備がなければ楽しめない自然の世界とかもあるのは知りつつですが。

赤石岳から北岳まで縦走

南アルプス南部といえば不便。なかなか行く機会がなかったが、昨年のTEAM JAPONの練習で光岳へ。それ以外でも行こうと話して、車で出発したのに雨で
途中で解散とか、なかなかご縁がなかった南アルプス南部。ただ、北アルプスの槍ヶ岳とか剣とか穂高みたいにブランドはないけれど、静かで我が道を行く感じが好きだった。

飛び石連休で4日あるのと、長いトレイルを歩いてなかったので久しぶりに歩きたいということで、南アルプス南部へ縦走。毎日あるぺん号が毎日新聞本社から出ていて畑薙第一ダムまで夜行バスで行けるのを知ったのと、アコンカグア友達のハラペコ登山隊の面々が赤石岳避難小屋の主と仲が良いという話を聞いて、行ってみようと決めた。

送信者 赤石岳から北岳縦走

竹橋にある毎日新聞本社にはザックを背負った登山客がわんさか。北アルプスへ行くバスよりも一回り小さなバスに乗り込み出発。目指すは畑薙第一ダム。寝ている間に着くのだが、山道をぐねぐね。バスが左右に振れるので熟睡できず。畑薙第一ダムからは東海フォレストのバスで椹島へ。東海フォレスト関連の小屋に泊まる人だけ、小屋代金の前払い3000円で乗れるバス。

送信者 赤石岳から北岳縦走

もともとは、聖岳に行こうと思ったが、そうすると赤石岳避難小屋に泊まれない。悩んだあげく、コースも短くなるし、椹島から赤石岳に直接登ることにした。なんだか、赤石岳避難小屋のドンドンさんにあいに行くのが楽しい気がして。

椹島は、小屋とかもしっかりしていて、山の中にしてはかなり発展していた。お水をもって、登山開始。1週間前の天気予報だと雨だったが、休みが近づくにつれ天気予報は良くなり、初日は曇りで二日目から晴れの予報に変更していった。で、予報は当たり曇り空のトレイルを歩く。普通のトレイルだが、人は少なく同じバスで降りた人たち3パーティーぐらい抜くと誰もいない世界に。

送信者 赤石岳から北岳縦走

ただ、途中の標識が面白かった。4/5とか今の場所を表示する木の標識がおしゃれなのだ。そして、赤石小屋に着くと、玄関に同じテイストのマップなどが。センスを感じる素敵な演出。小屋の方とも話して、再度歩き出す。赤石岳の頂上に避難小屋があるが、ここで一気にペースが落ちた。時間的に余裕だなと思ったのと、初日はペースが出ないのはいつものこと。おそらく夜行バスでしっかり寝れていないから。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

14:30過ぎに頂上に到着すると、ポツンと小屋が建っていた。外で灯油をポリタンクに移している人がいたので声をかけてみると、やはりドンドンさんだった。小屋に入ると、ここもセンスを感じる張り紙など。こういうのを見ると、ホッとするし、心が和む。さっそく、ビールを飲むかと言われ、いただきながら話した。昨日もお客さんはゼロだったようだ。今日は2人が先に来ているとか。9月に入ってからずっと曇りで、雨は降らないのだとか。だから、お客さんが今年は少ないようだ。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

その2人と赤石のグランドキャニオンと呼ばれるところを見に行き、小屋に戻ってこたつで宴会。ハラペコ登山隊の仲間と友達だとい話をしたり、山や自然の話し、この小屋の管理人の歴史なんかを教えてくれた。小屋のこたつに入りながら、小屋の主人と4人で話す。これぐらいのこじんまりとした感じと、人里離れた場所というのが、雰囲気を醸し出し、この世界にひたる。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

夕暮れ時になって、部屋の窓から外を覗くと空が少し染まってきた。今日は夕焼けが見れるかもとみんなで、外に駆け出した。西に沈む太陽は紅葉し始めた草を燃えるように照らしだした。この力強さといったら、すごいものだった。部屋に戻り宴会の続き。岐阜の人と名古屋の人で、南アルプス南部は東海地方の人が多いのだろうか。まあ、地理的なもんな気もするが。それぞれが持ってきたお酒や食事を少しずつ交換して、いろいろ楽しんだ。山の上でのこうした食事も楽しいもんだ。やはり、4、5人という人数が一番いい。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

夜も更けたので宴会終了、そして外に星空見学。見上げれば満天の星空。空気もひんやりしている。冬の訪れを感じながら、明日も晴れそうだと、うれしくなった。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

ぐっすりと寝ていると、ドンドンさんが朝焼けだっ!と起こしてくれた。着替えて外に飛び出すと、淡い桃色に東の地平線が色づいていた。だんだん空はオレンジになり、太陽が顔を出した。ありがたい。暖かく、明るく、世界がハッキリ見えることが、どれだけありがたいことなのかと、いつも日の出の時に思う。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

朝食を軽くすませ、出発。長い長い2日目が始まる。当初の計画では三伏峠まで行きテント泊だったが、赤石岳避難小屋に泊まったので、もう少し先まで行けそうだ。塩見岳前後かなと予想しながら歩いて行く。地図と計画したタイムを見ながら。快晴で半袖で問題ない気温だ。景色も抜群で、樹林帯を越えているので、遠くまで見渡せ、南アルプスの山々が連なる。そして、大きな富士山がいつもそびえ立っている。このすばらしい景色。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

登りがきついなと。最近は運動量が減ったからなのか。ただ、小刻み歩幅でペースを一定にしたり、深く呼吸をするようにして、ペースを整える。すると、荒川岳の頂上で佐藤さんに遭遇。びっくりだ。昨日、椹島で実は見かけていたのだとか。2、3年前の北岳でも会っているので、かなりの高確率。今年は、農鳥でも富士山でも雲ノ平でも山の友達に会っており、遭遇率高し。

送信者 赤石岳から北岳縦走

崩落した稜線があったり、樹林帯に入ったりと、景色は変わるので飽きることがない。ただ、それは稜線歩きじゃないということを意味し、アップダウンがあるということ。これはこれで、辛いのだ笑。

送信者 赤石岳から北岳縦走

時間とマップをにらめっこ、そして行動食を食べながら。ひとり鼻歌を歌ったり、いろいろと考えを巡らせたりと。晴れているから、気分もよく山を存分に楽しみながら歩いた。塩見岳を越えた旧キャンプ場で泊まろうかと思ったが、間に合わなさそう。塩見岳は岩場もあるということで、疲れがたまっている夕方ではなく、朝イチで登ることに。そこで、暗くなる少し前に塩見岳の手前でビバーク。この日はガスが上がってきて、夕日も星空もお預け。ただ、雨は降らなかったのがよかった。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

翌朝は寒かった。テントの中はいつも寒くなく、ぐっすり寝れたのだが、朝になってテントを片付ける時は手が凍てつくようだった。雲の切れ間から朝焼けが見え、パンを食べて出発。塩見岳は、すぐに登頂した。他にも4、5組ぐらいが登ってきた。ここから熊ノ平を目指す。水場があると地図にあったが、見つからず。。。水が少なくなったので節約して熊ノ平小屋まで行くことに。ここのトレイルも田舎の果樹園みたいな風景や枯れ葉のトレイル、砂漠のような大地などなど。見ていて面白い。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

熊ノ平小屋で水をもらう。冷たくておいしい。水って最高。うまくてガブガブ飲み干す。山で飲む水は命の源という感覚を体が感じ取る。間ノ岳へと。ここも人がいないけれど、見晴らしは最高だ。それぞれの山の頂上付近には登山客がいる、これは1つの山だけ登る人が多いからだろう。縦走している人は1日に2、3組ずつすれ違うが、ほぼ全員1人での登山者だった。南アルプス南部に来る人はそういった、1人が好きだったり、自分一人でも行くという価値観の人が多いのだろう。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

間ノ岳は頂上が広いので、のんびりできる。ゆっくり食事をしている人も多数。そして、俺も。ここまで来ると、後半戦だ。なによりも、何度も来たことあるし、人も多いエリアになるから、ホッとするのもあった。北岳山荘を通り越す。テントは2、3張りでお客さんは少なかった。飛び石連休だったけれど、休みにする人は意外と少なかったのかもしれない。これなら北岳肩ノ小屋も空いているだろうと、目指す。北岳へ登り返す。ここもなかなかしんどい。2500mから3200mぐらいを毎日いったりきたり。ペースもつかめてきたので、初日よりはらくだが。

送信者 赤石岳から北岳縦走

けっこうはやく北岳肩ノ小屋に到着。そのまま行けば明るいうちに広河原に降りれる時間だが、降りてもバスがないし地上でテントよりも天空でテントの方がここちよいので、北岳肩ノ小屋に泊まることに。テント場も空いていて、好きな場所を選び放題。日が落ちるまで本を読んだり、音楽を聴いたり。この日もガスってきて夕焼けは見れず。

送信者 赤石岳から北岳縦走
送信者 赤石岳から北岳縦走

暗くなって寝る。夜中に眠れず、外に出て音楽を聴きながら星を眺める。霧は晴れ、満天の星空。見上げていると、星が流れた。最後の夜に今回の旅のご褒美をもらったような気持ちになり、眠りについた。

山では目覚ましは使わない。日の出とともに自然と目が覚めることが心地よいからだ。寝過ごしても仕方ない、もし寝過ごしたとしても、それよりも目覚ましなしで自然に起きたいという気持ちが強いから。と言いつつ、寝過ごしたことはないが。富士山の横から太陽が顔を出す。何層にもなって、空がグラデーションしている。ああ、きれいだな。時間とともに変化して行く空を美しいと感じる。なんでこんなにも美しく思えてしまうのか不思議だなと思いながら。子供の頃に刷り込みとか文化的、教育的にそうやって教えられなければ美しいと感じないのか?でも、子供の頃は朝焼けなんて美しいって思っていなかったから教育は関係ないのかとか。。。いろいろ考えながら、朝焼けのショータイムは終了しテントを片付けて下山。

送信者 赤石岳から北岳縦走

北岳は一気に下る。すぐに樹林帯に入るので、この高い山々の景色ともお別れ。4日間ありがとうございました。天気も良くて最高の夏山を楽しませてもらった。下山して、汗臭くて、べとべとしたので、冷たすぎる川だったけど、からすの行水をして、さっぱり。汗を流すだけで気持ちが違う、周りの世界も違って見えるほど。広河原からバスに乗り、甲府へ、そして東京へと戻った。

送信者 赤石岳から北岳縦走

■行き

2014/09/19(金) 毎日あるぺん号 22:40竹橋発
2014/09/20(土) 畑薙第一ダム夏期臨時駐車場6:30頃着

            畑薙第一ダム8:00発 椹島9:00着
            山小屋宿泊者専用バス 前払い3000円 予約不要 
            http://www.t-forest.com/alps/pdf/2014_sawara_bus.pdf
            http://www.t-forest.com/alps/bus_sawara.html 
    
■帰り

 バス 広河原発 10:20 甲府駅行き

 http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2014hirogawara.htm

1日目
椹島・・・赤石岳・・・赤石岳避難小屋 泊 素泊まり+2500円

2日目
赤石岳避難小屋・・・小赤石岳・・・大聖寺平・・・荒川前岳・・・高山裏避難小屋・・・板屋岳・・・大日影山分岐・・・小河内岳・・・烏帽子岳・・・三伏峠・・・本谷山・・・塩見小屋・・・塩見岳の手前でビバーク

3日目
塩見岳・・・北俣岳分岐・・・北荒川岳・・・熊ノ平小屋・・・三国平・・・三峰岳・・・間ノ岳・・・中白峰・・・北岳山荘・・・北岳・・・北岳肩ノ小屋 テント泊

4日目
北岳肩ノ小屋・・・小太郎尾根分岐・・・白根御池小屋・・・広河原

秋のひっそりとした山の時間

南アルプス南部

赤石岳から入り荒川岳、塩見岳などを越えて、北岳から広河原に降りた。3泊4日。

3000メートル級の山が連なるけれど、アクセスが不便でひっそりとした場所。

秋のおとずれにふさわしい静かな山、そして秋晴れ

初日は赤石岳避難小屋に。アコンカグアに一緒に行ったハラペコ登山隊の仲間が仲の良いドンドンさんがご主人ということで、めずらしく小屋に泊まることにした。旅は道連れ世は情けというか、僕という人間は偶然という出会いによって、育ててもらっていて、今回もこの日からスタートしたことで、残りの旅が意味付けられた気がする。

ドンドンさんと飲みながら、日が沈む頃には小屋を出て夕日を眺め、また飲みながら話し、寝る前に夜空を見上げに行く。そして、朝になれば、起こしてもらい日の出を見る。そんないい時間。

ドンドンさんとこたつで飲みながら、こんな話を聞いた。

===

朝はなんで、新しい気持ちになって、拝みたくなるか知ってるか?

朝という漢字を分解すると十月十日

そう、体育の日

晴れの日

でも、他にも読み方があるだろ?

とつきとおか

そう、子供が生まれること

朝は生まれ変わること

新しい命だから、拝みたくなるんだよ。

===

ツガの木をしってるか?

ツガの木は、大きく育って、倒れて土に還ってゆく。

そのツガの倒木の上に新たな木の命が芽吹く。

ツガは倒れてからも、新たな命の礎になるんだよ。

だからツガは木の母(栂)とかくんだよ。

===

静かな山小屋でこたつに入って飲みながらこんな話を聞くと、東京で聞くそれとは違った気持ちに包まれる。

こんな時間を過ごした後、3日間ほど山を歩く。

時には肌寒さを感じ、山の木々も色づき始める。
このエリアは人も少なく、ひっそりとしている。

なにか考えたいテーマがあるわけではないが、ぼんやりといろいろと考えを巡らす。禅問答のようなことも、仕事のことも、将来のことも、仲間のことも、家族のことも、山のことも、アコンカグアに行ったことも、星空をなぜ美しく感じるかとか、星野道夫さんの言葉とか。。。ドンドンさんの話をきっかけに。答えはないし、答えも求めていない、そんなことを考え、感じながら過ごした4日間。

最後の日の夜、テントで眠りにつけずスマホを見ていた。アコンカグアを失敗し、1人パタゴニアへ行った時に撮った本の一部があった。星野道夫さんの「旅をする木」

「人間の風景の面白さとは、私たちの人生がある共通する一点で同じ土俵に立っているからだろう。一点とは、たった一度の人生をより良く生きたいという願いであり、面白さとは、そこから分かれてゆく人間の生き方の無限の多様性である。」

「一人だったことは、危険と背中合わせのスリルとたくさんの人々との出会いを与え続けてくれた。その日その日の決断が、まるで台本のない物語を生きるように新しい出来事を展開させた。それは実に不思議なことでもあった。バスを一台乗り遅れることで、全く違う体験が待っているということ。人生とは、人の出会いとはつきつめればそういうことなのだろうが、旅はその姿をはっきりと見せてくれた」

「ひとつの体験が、その人間の中で熟し、何かを形づくるまでには、少し時間が必要な気がするからだ。」

「町から離れた場末の港には人影もまばらで、夕暮れが迫っていた。知り合いも、今夜泊まる場所もなく、何ひとつ予定をたてなかったぼくは、これから北へ行こうと南へ行こうと、サイコロを振るように今決めればよかった。今夜どこにも帰る必要がない、そして誰もぼくの居場所を知らない……それは子ども心にどれほど新鮮な体験だったろう。不安などかけらもなく、ぼくは叫びだしたいような自由に胸がつまりそうだった。」

何年後かに、ふと思い出しそうな、とってもいい時間を過ごさせてもらった。ありがとうございました。

送信者 赤石岳から北岳縦走

数年前に、阿佐ヶ谷で聞いた話しも思い出した。

http://teratown.com/blog/2011/11/12/eiaeeeaaeiocaciucaeu/