「旅」カテゴリーアーカイブ

【色鮮やかな国へ13】日本へ

【色鮮やかな国へ12】行き止まりの旅に粘り勝ち

マイナス10度のビクトリアフォールズ。安いInnだが、ここはカナダ。何の不自由もなく温かい部屋でぐっすり寝た。建物はプレハブに毛が生えたようなレベルだが、暖房パワーというのはすごいもんだ。昼の飛行機で日本へ帰るが、ここからトロントの空港までいったい何時間かかるかが分からない。乗り換えも多いし。いちおうwifiがつながったので、調べて間に合いそうだったが、5時間ぐらいかかるのと乗り継ぎが多いのが不安だ。

目覚めて荷物を持って、朝食と思ったら、朝食まで15分ぐらい待たなければならなかった。レセプションで、伝えるとそれなら準備は終わってるから特別に開けてあげるよと言ってくれた。ありがたい。パン、フルーツ、牛乳をいただく。長旅なのでバナナやパンを幾つかもらっていくことに。

送信者 キューバ201503

外にでると、朝焼けで空が美しい。この冷えた澄み切った空気というのは、人の気持ちを引き締めてくれる。ただ、キューバ帰りの俺としては、若干寒い。ダウンとか持っているが、なんだかんだ寒いのだ。靴も持っているが、ニューバランスのミニマス。分かる人にはわかるが、裸足系のランニングシューズで、ソールがとてつもなく薄い。地面の冷たさがダイレクトに伝わるのだ。

送信者 キューバ201503

タクシーもバスもいないので、小走りでバス停まで。ビクトリアフォールズの住宅街を。寒いので小走りであたたまるぐらいがちょうどいい。無事にバスに間に合って、チケットを買って待合室でしばし待機。観光客はほとんどおらず、学生さんとか地元の人が多かった。バスに乗り、電車に乗り、バスに乗り、トロントのユニオンスクエアに戻る。あの有名なCNタワーを見学。登ろうかと思ったが、並んでいたし、まあいいかとやめて、下から見上げて終わりwブルージェイズのフィールドを見て、バスに乗り、やっと空港に辿り着いた。それにしても、ユニオンスクエアから空港へのバスがないので、殺風景な交差点のバス停で乗り換えて、空港に向かう。

送信者 キューバ201503
送信者 キューバ201503

今は、トロントの空港までのバスが出来たはずなので、もし次行くときは便利なのかな。空港で現金を使い切る。おみやげとかモノ、硬貨を記念にとっておくことをしない人間なので、綺麗に使いきるためにお水とかサンドイッチを食べるwここに来ると日本人もちらほら。飛行機に乗ると、なぜか映画を見始めたら、はまる。3つぐらい見たのかな。なんてタイトルかはもう忘れたけれど、飛行機ぐらいでしか映画を見ない。そんな人間だが、映画を見るとじ~んと目頭が熱くなることが多い年令になった。人間的な感情を持ち始めたのか、素直になったというのか。日本に戻るといつのまにか暖かくなっていて、そしてそのまま仕事に行った。昔は長旅の後は、現実と旅の世界のギャップになれず、2,3日一人で誰にも合わずボーっとしていることが多かった。適応のための時間が必要だったが、最近はそれが必要なくなった。たぶん、旅が日常化して特別なものでなくなったのだろう。どこか、それに寂しさも感じる。

送信者 キューバ201503

今回もいい旅になった。ありがとう、キューバ&カナダ。また会う日まで。アディオス!

キューバとアメリカと世界の変化

本日、アメリカとキューバの国交が正式に回復したとニュースがされていた。国交正常化という表現ではなく、回復という言葉だったのは、ちょっと先行きがどうなるか未定な部分もあるからとか。

時間の不可逆性というものを痛感していて、一度何かが起こったら起こる前の状態には永遠に戻らない。例えば、一度フルマラソンを完走したら、走らなくなっても全くマラソン未経験の状態には戻れない。脳や体は覚えている。一度でも言葉を習得すると、修得する以前の脳には戻れない。貧しい生活から一度お金持ちの生活水準になると再び貧しい生活に戻っても、完全には戻れない。

個人に限らずこれは、企業や組織、国でも同じ。

国交回復する前の姿が見たくて行ったキューバ。この国がどんな風に変わるのか。そして、他の国への影響はあるのだろうか。世界は変わりゆくものなので、10年後、20年後にキューバの旅日記を読み返して、変化を楽しみたい。

送信者 キューバ201503

手に入りにくいものが宝ものになる。そして手に入りづらさは時によって変わる。世の中が求めるものの大きな潮流

もう10年以上の友達に会いに、先日沖縄に行った。彼とは、10年ぐらい前にイベントで同じテーブルになったのがきっかけで、その後いろんなことをしてきた。3年ほど前に沖縄に引っ越し、そして何度も会いに行っている。

二人で初めて会ったのは、新宿の思い出横丁にある居酒屋。オニオンスラシスというメニューがあった店で飲み、その7,8年後かに再び懐かしいねと、思いで横町で飲んだ記憶を思い出した。

そんな友達に会った沖縄から帰りの飛行機ではミスチルの特集が流れていた。さらに十年前に好きで聞いていた。すなわち20年前。イノセントワールドが流れる。アルバム予約して買ったなとか、プロモーションビデオを録画して見たなとか、ラジオで聞いてたなとか。カセットに録音してたなとか。それが大切で、当時は宝物だったな。と思い出す。

でも、今は思い出だけ。それらのカセットやアルバムは今は、宝物ではない。当時は永遠の宝物だと思ってだけど、宝物は変わりゆく。時を経てその事実を振り返ると、ああ、不思議だな。なんだか、人生というものを考えると、全てがいとおしくなる。

今は音楽はネットで探せば見つかる。ラジオから録音、テレビをビデオ録画、それがMDに変わり、パソコンでダウンロードしてCDに焼いたり、MP3プレイヤーが出て、iPodが出てきた、iTunesで音楽を買ったりyoutubeで聞く時代。そしてLINEmusicやapple musicなど、いつの間にかクラウドで聞く時代。いつでもどこでも手に入る。手に入るというか、所有しない時代。それは、大賛成。

でも、ありふれたものだから、大切な宝物にはなりづらい。音楽の価値が相対的に低下した。もちろん、音楽好きな人にとっては変わらないが、希少性が減り、いつでもどこでも聞けるという意味で、相対的に価値は低下した。

だからこそ、この現代社会はより不便で手に入りにくいものが、僕らの宝物になる。不可逆的な時間、今この瞬間にしかあらわれないもの、写真でも動画でも伝わりにくいもの。偶然の奇跡、自然の奇跡、人間の出会い、努力の結晶、無駄なこと、不便なこと、手で触れること、目で見ること、物語性があるもの。

体験とか、ストーリーとか、ありふれてるけど、不便で、めったに巡り会えない、めったいに手に入りにくいものが大切になる時代。もちろん、ビジネス的にも。不便だけれども、そこにストーリーがあったり、感情移入できるものが存在する何かが宝物になり商品価値がつく。

闘牛を見ても、体験だと思ったな。本気のぶつかり合い。舌だしは、辛い証拠。牛も、はやし立てる男たちもアドレナリンマックスで、戦う。動かない拮抗した戦い。その末の、勝負が決まるドラマ。食い入るように見た!次は徳之島で、闘牛見たくなった。

そして、2年前は小さかったうりちゃんは、大きくなってた。言葉を話すようになって、女の子らしくなっていた。すべては変わる、未来はわからないし、でも、いろんな生き方があり、そこには全て宝物になる種が存在している。
 

本当に価値あるものと市場価値が高いものは反比例すると昔書いたブログ

地味な焼岳はアクセス便利で美しい山だった

日曜になる深夜0時に府中本町駅に集合。
目指すは北アルプス、日帰りトレラン。
今シーズン最初の高所登山(トレラン)。

北アルプスと聞くと遠いそんな印象を得る。もしかしたらトレランで行ったことってないかもしれない。それも日帰りも初めてか?せっかく時間をかけていくので何日か縦走というパターンが多いのだ。遠い印象だったけど、身軽なタクジさんの誘いで、日帰りでトレランへ。タクジさんの友達のアートディレクターOさんと。笠ヶ岳か焼岳か常念岳か。

送信者 焼岳トレラン20150712

天気も最高だし、せっかくなので北アルプスというのだけは決まったが、車の中で行き先検討。車のまばらな高速をひた走る。笠ヶ岳のコースは長すぎるというので、焼岳に。3人共初めてだったしというチョイス。

送信者 焼岳トレラン20150712

中の湯の焼岳登山口に夜明けちょい前に到着。4時すぎぐらいかな。準備 20台ぐらい置ける駐車場から焼岳登山口はスタート。アプローチも比較的良い。をして4時30分出発。さすがに朝は冷え込んだ。ここは北アルプス。地上と同じじゃないということを改めて気づく。そして、地上と同じじゃないほどの朝焼け。すぐに明るくなり、ぐんぐんと登る。ひたすら登りだが、そんなに長くは感じなかった。

送信者 焼岳トレラン20150712

森林限界を超え、後ろを振り向くと、ここは北アルプス。残雪の残る山々が連なる。そして、青い空。気持ちいい!最高。最後一踏ん張りして、稜線に。火山ということで、噴火口に降りて行くと水たまりというか池が。そして、ずどーんと陥没した噴火口。迫力満点。人も全然いないし、3人で独り占め。

送信者 焼岳トレラン20150712

白い煙が勢い良く吹き出す。活火山な感じが伝わる。硫黄の匂いもするし、熱も感じる。そんな噴火口を横に頂上へと。こりゃまたさいこう。遠くに白山、目の前に北アルプスの山々。2時間弱で頂上、穂高連峰を眺める。これはお得な場所だ。だって、7時前に頂上に到着して、のんびりしてるってスゴイこと。

送信者 焼岳トレラン20150712

そこから上高地に降りる、もちろんそれまでは眼前に広がる美しい山々。青い空。澄んだ空気。こんな天気に恵まれて感謝しかない。森林限界を過ぎて樹林帯に入るとひんやりとした空気とこもれび。上高地まで下れば梓川や大正池に映る北アルプス。もちろん、水は抜群に綺麗。観光客も増えてくる。賑やかになってしまうが、普通の旅行でこんな景色が見れるのだから人がたくさん来るのもうなずける。

送信者 焼岳トレラン20150712

さらに、下って行き釜トンネルを走ってすぎる。焼岳登山口まで上りの道路4キロが辛いので、前を通ったタクシーに乗り1800円。楽をした。車に戻ると10時ぐらい。朝の10時には完了という、朝の澄んだ空気、暑くなる前の北アルプスを満喫という最高の遊び。15キロほどのトレラン完了。白骨温泉まで行って、ひとっ風呂浴びて、東京へと戻った。18時には家に着いているという、なんとすてきな北アルプストレラン。お得度MAX。

送信者 焼岳トレラン20150712

聞きたいことを、聞ける仕組み。例えばギリシャ人。

現場の生の声が聞きたい。知りたい。

そう思う性格で、いろいろな国に行ったり、芸大に行ったり、アウトドアやったりと、何かをやる一番最初のきっかけはいつもこれ。

行くかどうかは別にして、アラブの春がおこれば行ってみたいなと思うし、キューバとアメリカが国交正常化すると聞けば行ってみたいし、ギリシャがデフォルトするかもと聞けば行ってみたい。そんな性格だ。ニュースで知るだけじゃなく、一次情報により近いところで知りたいのだ。

で、毎日オンライン英会話でいろいろな国の人と話していて、話したことない国の人を探している。そうだギリシャ人はいないかなと探してみたら、いた。
ということで、 7/5(sun)がReferendumということで、今のギリシャの様子を聞いてみることに。

今日のお話し相手は、こんな方。

「大学で海運経済学と会計を学びました。経営学では修士号を取得し、会計と税務コンサルタントの資格を持っている優秀な先生。保険会社で働いたり、会計士として勤務」

おお、話を聞くにはベストなキャリアじゃないですか!ということで、30分間、あれこれといろいろな話をしてみた。もちろん、いきなりあなたの国ピンチだねって話し始めたら、いい気分じゃないと思うので、2回ほどギリシャ行ったことあるよ、いい国だねとか。とか、友達が今ギリシャで山を走るレースに出てるよとか。

で、ニュースでは政治のニュースばかりで、他のことは何もやっていない状態だという。明日は投票(Referendum)だから、Big Dayよ。そんな感じ。

最近は、どんどん経済悪くなっているのと聞いたら、毎年どんどん悪くなっていると。いつごろから聞くと、2008年からDepressionが始まったと。そこから給料は半分になったけど、物価はそのままだから辛いはねと。でも、そこはギリシャ人。根が明るいというか、豪快に笑い飛ばしていた。

ATMからの引き出しが制限されたとニュースで聞いていたので、それでパニックになってる?困ってると聞いたら、490ユーロ/月がミニマムサラリーらしく、平均で600ユーロとか。だから一日60ユーロの引き出し制限は特に問題ないよって。日本で単純に60ユーロの制限だと大変だと思うが、実態はそんなに困っていない様子だった。

それよりも優秀な人でも仕事がない。大学卒業しても、なかなか仕事につけなかったり、他の国で仕事探すとかじゃないとと。英語は必須ねと。

ついでに、観光客について聞いてみたら、実感でははそんなに減ってないけど、Badニュースが世界中に流れてるから今後減るかもしれないのは心配。だって、観光で成り立っているからと。セルビアの人と昨日の夜話したけど、セルビアではプロパガンダ的な報道されてるみたいで。と話していた。

まあ、こんな感じの話をしていたら30分(厳密には25分)はあっという間。今、ギリシャってどんな感じなの?と。疑問に思って、すぐに生の声が聞けてしまう。これって、すごい世の中だよなって思った。

当たり前じゃんといえば、そりゃそうなのだが。もちろん、facebookでもtwitterでも、世界中の人と同じプラットフォームにいるので、誰とでもどんな話でも可能といえば可能だ。しかし、ギリシャの人に話したいと思っても、唐突に話しかけても反応が無かったりするだろう。

それは友達なり、仕事のつながりなり、なんらかの関係性があるから相手が対応してくれる。オンライン英会話では英語を学ぶという目的がお互い明確であり、そしてお金を払っているという関係性が構築できているから。だから、予約する際にギリシャ人を探して、予約さえすればギリシャの人と30分話せるのだ。スカイプみたいな無料ビデオツールができて、オンライン英会話というサービスが確立された結果、副次的に一般人の間のこんなコミュニケーションが生まれる。それが、いろいろな国と国の間で。面白いことだ。

世界中で、いろいろなことが起きている。あの国について聞きたいと思っても、新聞社やマスコミ、世界に支社がある商社などであればツテをたどって聞けるだろう。でも、そういったつながりがなかったら聞けないのが今までの世界だった。でも、今はそれが一般人でも可能になった。面白い世の中だなとつくづく思う。

需要としてはあまりないかもだが、世界中の人が国、言語、分野を登録し、それに関することなら1時間いくらで何でも相談受け付けます的なことができたら便利なプラットフォームだな。すでにあるのかな?日本国内で、弁護士に相談したければ弁護士ドットコムだけれど、それのワールドワイドかつどんな職種にも対応しているッて感じ。まあ、対象が広すぎて、プロモーションで売りが明確にならず広がらないのだろうか。

ドメスチックで日本、日本語、法律相談で探してもいいし、国:イタリア、言語:英語、知りたいこと:ピザの作り方とかで調べて相談できてもいいしみたいな。ググればテキストや動画はでてくるが、コミュニケーションしながら知りたいというニーズ専用で。

まあ、何はともあれ、インターネットってすごいなと、使い始めて20年たっても改めて感じ続けるということに、インターネットの凄さがあると思った。

送信者 トルコ