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この世は通過するだけのものだから、

この世は通過するだけのものだから、あまりきばる必要はないよ。

水木しげるさんが亡くなった。

正直なところ、あまり存じあげないのだが、いろいろな人が影響を受けたと様々なところにアップしていたり、LINEグループなどでもメッセージを頂いたりしたので、いろいろと水木しげるさんの言葉を見ていた。いろいろと読んでいる本質的な思考をしていらっしゃってかつ、それを表現する言葉がシンプルで伝わりやすい。

さすが、漫画で表現するということをされていた方なので、そのあたりの表現がとても洗練されていて、ああ、スゴイ方だなと思ったのでメモ。

冒頭に書いた、「この世は通過するだけのものだから、あまりきばる必要はないよ。」という言葉も、まさにそうだと思う。基本的にこの考えに賛成なのだが、日々生きていると負けず嫌いな気持ちが出たり、なんかやってやろうという大きいことを望んだりする気持ちが出てくる。両極の思想だと思うのだが、根底は水木さんの思想で、それが大前提だけれど日々の生活に刺激を求めて、より知らない世界を知りたいという欲をもとめていろいろとやっている感じ。ただ、それが失敗しても、悔しくはあり勝負には勝ちたい、が、まあそれはそれであって死ぬわけでもなく、多様な生き方があるわけだし、最終的にはまあいいかと思う。

5つぐらいは自分の気持ちも行動も同じかな。でも、残りの2個はぜんぜん違うかなといったところ。

幸福の七カ条

第一条
成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

第二条
しないではいられないことをし続けなさい。

第三条
他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。

第四条
好きの力を信じる。

第五条
才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

第六条
怠け者になりなさい。

第七条
目に見えない世界を信じる。

頭で分かっているのに、行動しない奴は最も無能な人間だ

頭で理解しているのに、行動しない人間は無能な証拠だ。
これは、よく言われることだが、これは、自分への最大の戒めでもある。

無能とは・・・

僕の解釈では、3つ。
1つは、経験から学ばない人(こと)、同じ失敗を2回以上する人
2つめは、物事の仕組み、背景、将来を考えない人(こと)(見聞きしたことを盲目的に信じたり、言われたとおりしか行動できない人)
3つめは、口だけではこれしたい、あれしたいと言いながら、そのために準備や近づくための行動を起こさない人

もちろん、行動しない理由はあるし、気が乗らないこともある。だから行動できないのだし。
論理では理解できても、感情で理解できないってこととか、もちろんある。

でも、行動しないと世界は変わらない。

ただ、気が乗らないのであっても、そこには何かしら理由がある。そんな感情になるには、理由があるはずで問題を分解して感情の原因を突き止めて、それに対する改善策を打つとか。

本当に無能でいたくないなら、無能状態の人の心理を理解することも必要だ。

人間とは忘れる生き物であって、忘れるということができるから、生きやすいという側面も大きい。嫌なことやどうでもいいことを忘れると同時に、大切な価値が有ることも忘れてしまう。そうすると、経験から学べない。ただの一過性の出来事で終わってしまう。人生という流れ(フロー)のある一瞬だけ、これをストック化することによって学べる。それが、記録であったり、振り返りである。このブログもそのひとつ。

誰もが、分かっている真実なのに、そんな風に生きれる人は少ない。
誰もが、無能な人間になる要素を持っている。
ただ何も考えずに、流されていくることは簡単である。
それじゃ、口だけで理想を語る人間で終わるし、脳という素晴らしいものを授かったのに無駄にしてしまうことになる。

でも、誰もが無能ではいたくない。

行動し続けることで、少しずつ少しずつ変わる。
行動したことによってすぐに劇的に変わるなんてことのほうが少ない。

1%の堕落
1%の改善

0.99^365=0.02551796445
1.01^365=37.7834343329

365日続けばこれだけ違う。
日々の変化は小さく、自分がその渦中にいるから変化に気づきにくい。でも、ある期間続けることによって、後ろを振り返ると全く違う世界になっている。これができる人間かどうか。

似た話で、小さいころに父親に教えてもらって、今でも覚えている話がある。

6個のコインがある。
AくんもBくんも3個ずつ持っている。
2人はじゃんけんをして、負けた方が勝った人に1つコインを渡す。Aくんにとっても、Bくんにとっても、たった1個変化するだけだ。
でも、じゃんけんの後、Aくんが勝てば4個に、Bくんは2つになる。
差は2倍になっている。+とーの作用が同時に働くということは、こういうことでもある。

これを聞いた時から、そうかと思い、一定のパイを取り合う勝負には絶対に勝つ。そう決めた。

まずは、行動を始める。
その1歩。

そして、継続する。
世界は変る。

想像もしなかった世界へと到達できる。

まあ、とりあえずやってみる。
はじめて見る。
つべこべ言わずに、考えすぎず、まずやってみる。
人間は、肉体を伴う行動を起こすと、思っていたよりもテンションが上がるなんてことは多々ある。気が乗らなかったことでも、まずやってみる。すると、考えもしなかった面白さに出会いハマることがある。

struggleという言葉。
ネイティブじゃないので分からないが、この言葉が言い得て妙な気がするのだ。
なんとなく発音の響きも含めて。

「もがく,あがく,努力する」
「make forceful or violent efforts to get free of restraint or constriction.」

こちらも母親が祖父から言われたと何度か聞いた言葉。
まさにそうだと思う。生きているうちしか頭使えないんだから、今のうちに使っとけ、自分。

「死んだら頭を使えないから、生きてるうちに使っとけ」

「旅立つ理由」新たな世界に出会う、最高のプレゼント

著者が旅人だった
ガルシア=マルケスの本を訳している
みすず書房から本が出ている
書評を池澤夏樹さんが書いている、そして最高の評価をしている。
タイトルにセンスを感じる

直感的に、これは面白そう、そうワクワクした。
読む前から、楽しみになる。
ああ、今まで知らなかった、素敵な人に出会った感覚が、読む前からある。

「旅立つ理由」
旦 敬介

突然、朝イチで友達から1枚の写真が送られてきた。
この本読んだ?と、本の写真だった。
読んでないと言ったら、すぐに郵送して、明日届くと。
このスピード感、そして本を勧めてくれることが一番うれしい。
毎年、forget me notの本の交換も好きだ。
でも、僕の本の趣味というか、どんな人間かを知っていて本を進めてくれることがうれしい。
そういえば、この友達はリクルートを辞めた時も絵本をくれた。

世の中で一番うれしいプレゼントは、旅の誘いかもしれない。
プレゼントと言っても、お金は自分で払うが、旅に誘ってくれることがうれしい。
普通の温泉旅行とか沖縄とか何かよくある旅じゃなくて、魅惑の島とか土着の祭りとか、山のエクスペディションとか。
そういったのに誘ってもらうのが、一番うれしいGIFTだ。最高にドキドキ・ワクワクする。

その次は、今回のような本かもしれない。
ふと、そう思った。

僕は、高級なものとかブランド物とかに全く興味が無い。
どちらかというと、無形のもの、経験とかに一番価値を置く人生だ。
だからかもしれないが。

こうした唐突の連絡が好きだ。
そういえば、以前にも7,8年ぐらい前に別の友だちが、この本読んだと連絡をくれたことがある。僕は偏りがあるけれど、本を読むのは好きな方で、新たな本に出会うきっかけをもらうことがとてもうれしい。

今まで知らなかった、人に出会える。
確実に好きになりそうな作家に、新たに出会えるきっかけをくれる。自分のアンテナでは、出会うことがなかったかもしれない作家。

例えば、星野道夫さんを知らなかったら、自分の人生の幸せの感じ方って違っていたと思う。でも、星野さんを知る前の自分がいたわけで、その時に星野さんを誰かに紹介してもらったら、これほど嬉しいことはない。そういうことなのだ。

自分のアンテナでは知ることができなかった、でも知ったら絶対好きになる人に出会えるきっかけ。
ああ、感謝。

今から、読んで本の世界に浸るのが楽しみだ。

送信者 場を作る@北千住

そして再び集まる場

僕が阿佐ヶ谷に住むと決めたきっかけは、GOさんが連絡をくれて、シンガポールに転勤するから俺の家に住まないと言ってくれたからだ。でも理由はそれだけじゃなくて、阿佐ヶ谷には本郷さんとゆうすけさんが住んでいた。それまでも2人には何度か会ったことがあったが、もっといろいろ話したら本当に仲良くなれそうだし、面白そうな2人だなと思っていた。だから、すぐに阿佐ヶ谷に住むと決めた。

本郷さんは大学のかなり先輩。でも、そんなことは知らず、関係なく、俺が大学時代に旅にはまり、いろいろ調べていたら、慶応SFCで南アフリカの喜望峰か日本までチャリで旅した人のホームページを見つけた。そこにあった紀行文がとても、自分の心に刺さったのだ。それが、本郷さんだった、出会う前から知っていた。

ゆうすけさんも同様で、大学時代に旅の本を読みあさっていた。その時に世界を7年以上かけてチャリで旅した本「行かずに死ねるか」に出会い、おお、面白いと思っていたのだった。

そんな、すべての出会いのきっかけは、ボリビア・ラパスの宿だ。その宿で、チャリダーが3人いた。その一人がアキさんだった。そこで、夜な夜な話し、2年後ぐらい。アキさんはアルゼンチンのメンドーサで襲われて、身ぐるみはがされて日本に戻ってきていた。当時、mixiの日記で高円寺阿波踊りがあるので、誰か来ないと書かれていた。僕は、ボリビア以来だったけれど、行くことにしたのだ。なぜなら、アキさんもかっこいい人だと一方的に思っていたから。旅の夜に、なぜチャリで旅に出たかを聞いた。自分は怒りっぽくて、すぐに喧嘩ばかりする、ワルだったと。でも、今回の旅に出る時に1つだけ決めたことがある。それは、旅の途中でどんなことが起ころうと、それは嫌なことでも、むかつくことでも、うれしいことでも、価値観の違いでも、強盗でも、「すべてを受け入れる」そう決めたのだと。こう話したのを聞いた時から、とてもすごい人だなと思っていたから、高円寺阿波踊りに行くことにした。

その、阿波踊りに行くと、本郷さん、剛さん、ゆうすけさんなどがいたのだ。ここから、僕の阿佐ヶ谷ライフが始まった。みんな自分の旅をしてきた人たちだった。

そうして、阿佐ヶ谷に住み始めたのが6年半前。まるで何十年前の苦学生のような生活が始まった。仕事から帰ると、本郷さんの家に行き、ご飯をごちそうになって、それから旅の話や本の話、哲学のことなどを語り合った。いろいろと語り合った。人数が増えることもよくあって、3人、4人とどんどんと増えていく。

芸大の時に仲良くなった杉さんが偶然阿佐ヶ谷に住んでいた。本郷さんに杉さんを紹介したら、意気投合した。どんどん人がつながっていき、あの当時は当たり前のように、夜な夜な、いろいろなことを語り合い、飲んでいた。これがいつまでも続くと思って。でも、こうして阿佐ヶ谷の仲間が集まってみると、もう結婚式ぐらいでしか一同に会することはないのかと思うと、この瞬間が本当に愛おしく、そして物悲しく感じられた。本当に素敵な仲間だなと。

それぞれの旅をした人が好きだ。そうした、一人の旅をした人の世界を見る目が好きなのかもしれない。世界を知りたいという好奇心、その行動力。世界の多様な楽しさも、やりきれなさも自分で体感した人が。彼らには弱さに寄り添える強さがある、そんな風に感じる。

送信者 ドロップ ボックス

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6、7年ほど前、阿佐ヶ谷は旅人のたまり場だった。
その出会いは、バラバラだったが、いつの間にか気の合う仲間が住み始めていた。
何年もチャリで世界を旅した人間が何人もいて、旅の作家がいて、写真を撮るものがいて。
平日休日問わず夜になると、飯を食い、旅について語ったり、答えのない禅問答を繰り返した。
夜中になり、2時に閉まる銭湯に行き、解散する。そんな日々。
でも、旅人はまた新たなものに出会い、町を去って行く。一人、また一人と。
長野の信濃大町に移り住んだ仲間が、森の家で結婚式を上げた。日本中から、旅人が集まってきた。
二人の結婚式は、参加者がすぐに飽きてしまうような既製品の会ではなく、二人のことが大好きな人達が、楽しみながら作り上げた場だった。
音楽、食事、踊り、自然、飾り、笑い、言葉、巣のままの姿が心地よかった。
ただ、あの時の仲間が一緒に集まることも、もうないのかなと思うと、それだけが物悲しかった。
本郷さん、おめでとう。
また、夏に遊びに行きます。

2014/06/07

話しやすい人の法則

毎日、知らない外国人と話す。
かれこれ半年以上。

新しい国の人と話そうと思うが、そんなにいないので、フィリピン&セルビアが中心だ。それは、さておき、200回ぐらいやっていて、おそらく100人以上の人と話している。新しい人と話すときは、心理的ハードルが少なからずある。どんな人かわからないから、どんなコミュニケーションを取ろうか、考えるのだ。

営業とか、飲み会とかと一緒なんだが、はじめて会った人といかに話すか。相手にいかに話しやすい気持ちになってもらうかという話。

明らかに馬が合う人と、そうでない人がいる。仲良くなる人と、仲良くならない人がいることからも明らか。

英語でディスカッションをするときは、男の人の方が馬が合うことが多い。よりロジカルに話すことを好むからだろうか、理由が完結でお互い分かり合える。一方で、女性は、感覚的な説明をすることがあるので、分かりづらい。それは、俺の思考回路が違うからってのと、感覚を英語で表現したり聞く機会が少なかったから。どちらかと言えば、女性とディスカッションをするほうが、学びが多いってことかもしれない。

セルビア人やボスニア・ヘルツェゴビナ人はいい人だし、真面目な人が多い、そして自分の意見を持っている人が多い。一方、フィリピンの人の方が適当だけど、だからこそ?話しやすかったりもする。アフリカの人たちは、とりあえずノリがいい。良く笑ってる。ジャマイカとか中米の人は、思ったよりもきっちりしていて、陽気なラテンって感じでもない。中米でオンライン英会話をやっている先生は圧倒的に少ないので、アーリーアダプターかつ真面目な人がやっているからかもしれない。

とまあ、性別やお国柄、もちろん年齢による差もすごく感じる。これはあくまで主観であって、一般的な傾向は知らない。

美人だったりかっこいい
明るい(笑顔)
お互いの話す時間を取る
聞き上手
質問上手
相槌上手(合いの手を入れるのがうまい)
話すスピード(相手の心地よいスピードに合わせる)
自分に興味を持ってくれてそうな姿勢
相手を褒める
ミスを笑わず、正しく訂正してくれる
話題が豊富

まあ、どれも当たり前の要素だ。しかし、これができる人ってのが少ないから、天才営業マンってのは一部なんだろう。営業だけじゃなくて、接客業も同じ。プロの接客がデキる人は高級ブランドの店か高級ホテルぐらいにしかいない。営業にしろ、接客にしろ会う一定の会社であれば、教育によって能力をインストールできているので、学べばだいたい身につけれる能力なんだってことも分かる。(もちろん、学んでできるようになるってのと、それをやっている自分が心地よいか否かは別だが。)

これらって、俺にとってはの話で、人によって話しやすさの指標は違うだろう。人を幾つか分類して、それにあった営業をかけるということが紹介された本がたくさんがるが、それと一緒だな。コミュニケーションってものには、常に相手がつきものなので、その相手にどう自分が映るか、自分の発言がどう捉えられるかを考えながら行動しないとなって。昔から、相手の事考えずに発言していると言われるのでw