「ビジネス」カテゴリーアーカイブ

善意に対してなぜ見返りを求めるのだろうか

見返りを求めるなら善意をしなければいい。
見返りが欲しいなら、義理とかでも善意の行動はしなければいい。

そんな気持ちがあってやるからこそ、見返りがなかったりすると文句を言う。
見返りじゃなくても、自分が善意でやったことに対して礼がないとか愚痴が出てくる。
(まあ、お礼をいうのは善意を受けた側からすれば、伝えるのが当たり前だが。)

心のそこから、何とかしたいとか、ちょっとでも助けになればと言う気持ちでやれば、見返りを求めることなんて考えもしない。
さらに、そういった気持だと心がこもるから、善意の行為を受ける側も心地よい。

でも、気持ちがないのに見返りや義理でやると、やっつけ仕事になる。行為を受ける側も苦痛だ。
両者にとってメリットがない。
気持がないのに偽善を行うと、見返りが欲しくなる。
それだと、両者に取って全く良くない。良い方向に向かわない。

自戒の念も込めて、見返りを求めず、何かをできるぐらいの存在になりたいものだ。

送信者 ドロップ ボックス

現代社会は何かと理由が必要だ

何かをするのに、現代社会は何かと理由が必要だ。

一人で生きていないし、価値観が違う人とたくさん触れ合う時代だから仕方ない。
でも一方で行為に対して、全て明確な理由があるわけではない。
何かをやりたい、これが好きだ、これがどうしても生理的に受け付けない。
人間を動かす最も核となる動機は、沸き上がる理由なき感情だ。
だから、すべてに理由があると考えるのは勘違いだと思う
そうおもうからこそ、全てに理由を求めるのはナンセンスだ。

とはいえ、説明すれば新たな考えに気付くこともあり楽しいのも事実。

伝わらなさそうな人にはオーロラをみにいくと言うし、
価値観を共有出来る人にはそれを。

大きな組織でやるビジネスなどは理由がいる。
基本的にはそれに基づいて、みんなが納得して、動くのだから。

カリスマ経営者の一部は、理屈がなくてもみんながついてくる。
一般的には、多くの人がついてくるために必要なのが「理由」なんだから、それがなくても人々がついてこれば理由なんていらない。

そこのさじ加減ってのが、面倒くさくもあり、楽しくもある。

ミヒャエルエンデはこう言った。

「どんなことでも、意図をもちすぎてやるべきではないと思いますね・・・。ものごとには、その価値が、まさに意図のないところにある、というケースもあるわけですから。なぜなら価値がそのものごと自身の中にあるからです。・・・経験というものは、何かほかのことに役立つから重要なのではなくて、単に存在しているというだけで重要なんです。・・木をうえるのは、リンゴが欲しいからと言うだけではない。ただ美しいからと言う理由だけで植えることもある」
自分の仕事を作る P229

結局のところ人間は論理だけで生きていないし、組織は感情だけでは成り立たない。論理と感情のうまい使い分け、バランスがいちばんポイントなんだろう。その塩梅だけど、基本は論理的で、要所要所で感情を挟むというバランスがいい気がする。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012

動きづらい物ほど動かしやすく、動きやすい物ほど動きづらく

動きづらい物ほど動かしやすく、動きやすい物ほど動きづらくありたい。

なんか俺の好きな逆説的かつ、この表現だと分かりづらい。。。

例えば「動きずらい」というよりも、「動かしずらいもの」の例として不動産がある。
土地を所有し、家を建てたら動かしずらい。
売るにしても諸処の精査をして、手続きを行わなければならない。
結構手間だ。
こういった動かしずらいものは、動かしやすくしておいたほうがいい。

一方で「動きやすいもの」としては、人の心がある。
風が通り過ぎていくように心は移り変わり、何の跡も残らない。
でも、これを絶対にやってやると言ったような、自分の心で決めたことは動きずらくありたいと思う。

不動の物ほどミガルに、身軽な物ほど不動でありたい。

送信者 岐阜

スタートアップ心得

ヤフーへ会社を売却したPaul Grahamさんが書いた『スタートアップの始め方』。
友達のこばちゃんが、ずっと昔(5年?7年?ぐらい)に書いていたものを、今さら引用。

ベンチャーの起業にまつわる心得が書かれているが、どれもしっくりくるものが多い。
ベンチャーに限らず重要な心構えだったりもするし、センスのある人ってのは、これらを言われて実行する人ではなく、自分の中から自然とこういった発想が出てくる人なんだと思う。

原文はこちら
http://www.paulgraham.com/start.html
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「スタートアップ心得」

・優れた人たちと始めること
・顧客が実際に欲しがるものを作ること
・可能な限りわずかの金しか使わないこと
これが最重要。

アイディア
・すごいアイデアは必要ない
・アイディアは伝達可能でない
・中身より、アイディアを持っている「人」の方が重要


・仕事に真剣とりくむ優秀な人が重要
・創業者は2人から4人の間が理想。1人も7人以上もNG
・「ビジネスを知っている人」はいらない。ビジネスはそんなに難しくもなければ、怖れていたほど退屈なものでもない。
・MBAいらない
・顧客が何を求めているのかということに喜んでフォーカスできる人間が少なくとも1人必要

顧客が求めているもの
・レストランなら「うまい料理」の方が「何かの工夫」よりもいい。
・顧客の前でプロトタイプを造り、彼らの反応に応じて改良していくこと大事
・コンシューマーブランドを最初から目指すのは難しい
・小さな会社向けの方が大企業向けより最初は楽
・安くてシンプルな物から始め、少しづつハイエンドや大企業に向かうべし。

資金を集める(日本は大きく違うよ!)
・コンサルから製品会社に切り替えるのは難しいよ
・とりあえず、法人作る。
・そして、数百万円のシードキャピタルから。
 エンジェルに連絡すれば、人柄を見られて、数時間でもらえるよ。
 (日本でそんな話は、まず、ね~よ~!)
・前職での契約がある人は、知的所有権やその他契約に注意ね
・さらに、1億円くらいの資金調達。金持ちから細切れに出してもらう。
・第3段階はVCから数億円(10億円)。
 VCは動くのに数ヶ月かかるので早めに始めること。
 VCが「ビジネスのわかるCEO」を入れようとするが無意味!
 あと、まともな「コネやアドバイス」はVC持たない。金のみ。

そしてその金を使わないこと
・VCからお金をもらっても使わないこと!
 人を雇いすぎるな!貧乏生活大事!
・商品を良くすること、顧客満足をあげることに使うべし
・広告費を使いすぎるな
・急成長しすぎようとするな
・節約大事!オフィスや椅子に無駄金使うな!
・みんな社員数聞くけど、社員増やすな!

あなたはすべきなのだろうか?
・23~38歳が企業のベスト年齢。
・ちんたら40年働くよりも、それを一気に4年でやる、という発想で働こう。

ビジネスは難しくない。

何かユーザが好きになるものを作り、支出を収入より少なくすること

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送信者 小笠原

だいたいそうだよなって感じることが多い。
スタートアップの人数とかも同意するし、VCから金を入れても無駄なお金を使わないってこともすごい重要だと思う。

ひとつ思うのが、これらのことを言われて実行する人じゃなくて、自然とこういった判断や行動がとれる人がスタートアップ成功する性格なんだと感じる。

真剣なんだけど楽しむよって気持ち。

2年ほど前に書いて、アップしていなかった文章。
地震の後にボランティアへ行った、その時に書いたもの。
このスタンスは、ボランティアに限らず、仕事も遊びにも共通する自分の心構え。

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3月11日東日本大震災。
その1ヶ月後、石巻ボランティアへ向かった。

下調べはしっかりした。
実際に行った人の話しも聞いて状況をつかんだ。
何があって、何がないか。
どんな心構えや配慮が必要か。
今自分が出来ることは何か。
その上で、向かった。

でも、こんなことも同時に考えていた。

肉体労働はトレーニングにもなりそう。
面白い人がいて仲良くなれるかも。
やっぱり現場を見てみたい。

上記の相反するような考えやスタンスだけれど、
迷惑はかけず、役に立てることは最大限やる。
その上で、楽しむよってスタイル。
楽しむけど、騒ぎもしないし、人間として失礼なこともしない。

実際に、マンパワーが必要だ。
もっと言えば、ある程度パワーがあって、衣食住が自分でまかなえる人の頭数が必要なんだ。

悲しみを抱えすぎたり、感情的になりすぎても、ストイックになりすぎても、なんだかんだ楽しまなきゃ続かないよ。
とりあえずマンパワーが必要なんだから、続かなきゃいけない。

まじまじ真面目ーって感じで行く人がいてもいいけど、俺らみたいなスタンスもありだと思う。

ラブ&ピースとか言われると、ゲロってしてしまうタイプ。
ボランティアとかやってる、軟弱そうなイメージとは違う。
日頃から、人権がとか、助け合いとか、弱者の権利とか、全く言わない。
逆に、そういった人は好きじゃない。

真剣なんだけど楽しむよって気持ちで、石巻ボランティアへ向かった。

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