「ビジネス」カテゴリーアーカイブ

長続きする組織、自走する組織

「Infinity Venture Summit」の記事が出ていたので、読んでいたらとても面白かった。

1日目のSession 4:強い経営チーム・組織を創るが特に。このイベントではいろいろなことが語られているが、自分がここを面白いと思うということは、今だけなのか、根本の自分がなのかは不明だが、組織とかチームというものに興味があるんだろうな。

GMOの熊谷さんなり、ヤフーの川邊さんなりの言葉は、非常に簡潔で箇条書きで書ける分かりやすいフレーズ。

分かりやすく、インパクトがあり、心に響く言葉。

これって、言葉を発する本人は相当考え抜かないとうまれてこないから、物事を考え抜いた先のゴール指標として簡潔なフレーズにするというのはよいと思う。そして、聞く側もたくさんのことを覚えてられないので、分かりやすく常に頭に入れておけるワンフレーズがちょうど良いんだろう。

あと思ったのが、興味を持つって実は、大半が共感なんだと。自分が思っていたこととシンクロして共感していると、この意見はいいとか思う。結局のところ、その背景には自分を肯定するってものが含まれてんだろうな。

http://www.ikedahayato.com/20131203/1435781.html
こちらより引用

>GMOの熊谷さん

財閥が長続きしている。財閥を研究したが、宗教の方がもっと長続きしている、

宗教には共通点が5つあることに気づき、仕組みに取り入れた。

定期的に集っている。
同じものを読んだり、歌う。
同じモノを身につける。
同じポーズを取る。
神話がある。

組織が自走式になるために重要なのは、

ほめる、
しかる、
誇りを持たせる。

誇りをもたせる、これが多くの会社はできていない。ドメインの事業でも「ドメインを売っている」のではなく「ウェブサイトを増やして世界を豊かにしている」と思っている。

>ヤフー川邊さん

あとは無茶な目標があると変わりますね。孫さんに『20xx年までに利益倍だ』と目標を伝えられた。今のやり方ではうまくいかないことが明らかだった。SB自体も無謀な目標を掲げて自己変革している。

無茶なように見えるが、確かに可能なレベルの目標だった。AppleもGoogleもやっているレベルじゃないか。なんで我々にできないの?と他責から自責に変わっていった。

宮坂さんもぼくもろくでもない人間なんですけれども…ぼくらは活字中毒なんですよ。二人で決めたときにビジョナリー・カンパニーの話になった。バスを誰に載せるか。その基準、「価値観」はどうするか。

スマートデバイス大陸を勝ち抜くために必要な価値観を決めました。それを評価にしました。「Yahoo!バリュー」という4つの価値観です。

課題解決で楽しい。
フォーカスって楽しい。
爆速って楽しい。
ワイルドって楽しい。

楽しもう、というのを全部につけた。これらの基準を評価して、給与に反映する仕組みにした。これでやっと、行動が上から下まで変わってきたかな、と。その人たちが主体的に自走していくために、そこでコーチングを取り入れました。フィードバック、ティーチング、コーチングがあるが、前はティーチングだけだった。この三つを使いこなして魔法使いのようにマネジメントせよ、と伝えている。

「Infinity Venture Summit」20131日目
http://www.ikedahayato.com/20131203/1435781.html

組織はトップの意思決定スタイルに似る

組織(人の集まり)の風土とか雰囲気というものが非常に重要だなと思う。
つくづく思う。

まあ、人の集合帯は、だいたい何か意図がある。
集まるには意図があって、ゴールがある。
そのゴールが何かを常に忘れずに、そこに達するためにベストな方法を選択していくのがよい。

ただ、毎日関わる組織だとゴールを忘れて、日々の自分の感情で判断したり、細かなことを言いたくなるものだ。
そこをこらえて、本来のゴールへの最短距離を忘れない。

基本的には楽しく、分かりやすい成果が短期で出るのがいい。短期の成果地点をこっそり作って、そこに全員の意識を向けながら。
厳しい環境で、追いつめられて耐えながら頑張って頑張って、うまくいくときもある。
しかし、これじゃあ長続きしない。

やっぱり楽しい方が、いろいろなアイディアが出てくる。
楽しくやった方が、積極的になり、細かなケアもいやいやではなく、自然としている。すると、うまくいくと思う。
でも、緩くなりすぎず、緊張感というか切磋琢磨する感じがいい。
あとは、お互いに尊敬し合うって感じ。

こんな感じの組織にしていくためには、何が重要かというと、まずひとつは制度が重要だと思う。
結果に対していかに報いるかという報酬制度などや安心して意見を言える秘密性が守られる制度だったりとか。
でも、これだけじゃなくて、風土って重要だなと、組織に対して責任をもつ立場になって強く思う。

一度出来上がった風土を変えるのは難しい。
かえれたとしてもパワーがいる。
だから最初からいかにして風土を作るかが重要になってくる。

この風土を作るのに重要な要素は、組織のトップがどんな発言をするか、行動をするかにかかっている。
何もかも否定すれば、アイディアは出てこなくなる、トップがさぼれば、皆さぼってもいいと思うようになる。
短時間で集中して業務を行い、結果を出すスタイルであれば、長時間だらだら働く習慣もなくなる。

で、発言や行動が影響を与えるが、その中でも上に立つ人間がどのような意思決定をするかが最もインパクトが大きいと思う。
トップの意思決定が、一人一人の行動や意識に影響を与えると思う。
トップの発言や行動の結晶のようなものが意思決定だと思うからだ。

だから、自分がどういった組織にしたいかという理念があれば、それに近しい行動や意思決定をトップがするべきだ。
そこを一致させると、組織はいつのまにか、思い描いた風土の組織になる気がする。
地味で地道で、それなりに時間もかかるが、少しずつなっていくと思う。

アイディアがどんどんでる組織にしたければ、出てきたアイディアを否定するのではなく、なんとか形にできるようにブラッシュアップしていく手助けをする。

上に立つ人間はそれだけ、みんなに見られているということだ。

組織は、そのトップに似ると言われるが、まさにそうだと思う。
組織の状態が良くなかったら、まず自分を振り返り、改善しろっていうことだ。
組織の状態は上に立つ者の通知表。

送信者 ドロップ ボックス

仲間と歩んで行くこと

僕は個人主義というか、1人で自分のペースで何でもやっていくことが好きだ。
ただ、「だった。」と過去形になりかけているのかもしれない。

一人で海外をぶらぶらと旅しなくなった。
ある程度行きたいところへは行ったし、ある程度のことは自分一人でできるようになった。
昔は自分で何もしたことがなかったので、一人でできることを証明したいという欲求が強かったのだろう。
だから、一人でなんでもやってみたかった。
でも、そこそこ一人でできることが分かり、その満足感が出てきたのかもしれない。

旅もそうだし、そんな僕が好きなトレランもだ。
トレランは個人競技である。
自分1人で走る遊びである。
山の中に入れば人にもあまり会わない。

しかし、今年は違った。
今年のメインをチーム3人で戦うトレラン(PTL)にしたためだ。
気が合い、信頼し合える仲間とともに切磋琢磨し、練習を積み重ねながら、息を合わせて行く。
装備を検討したり、飲んだり、経験者に話しを伺ったり、一緒に練習して夜が開けるまで走ったり。
目標に向かって、一緒に取り組んで行くこの時間がとても楽しくてたまらない。

一人でやっている時間があったからこそ、仲間とともにチャレンジする喜びをいっそう感じられるのかもしれない。
さらに、一人でなんでもやってきた時にスキルを身につけた。
そのスキルがあるからこそ、仲間と一緒にチャレンジするときにお互い自立してチームを組める。
そんなメリットはあったのかもしれない。

トレランに限らず、一人旅は減ったし、今年の年末の登山もチームだし。
自分の好きなことが分かり、それを続けていたからこそできた仲間がいることがうれしい。

これは、趣味ばかりではない。
仕事も同様に個人からチームになっている。
自分ではできないことをお互いが補完し合う。
立場に関係なく、それぞれが力を発揮して全体として最高のアウトプットを残す。
現場から離れて全体を見る役割を持つと、チームとして結果を出すことにより視点が移っていった。
それぞれが持っているスキルを最大限に発揮できるように、ソフト面もハード面も環境を整え、さらに楽しいとか心地よい気持ちで働ける状態を作る。
そうして、一緒に楽しさと緊張感をもって結果を出すことは味わい深い。

2013年、30歳という年齢はあとから振り返ると、僕にとって個人からチームへの転換の年だったのかもしれない。

とはいっても、まだまだ個人主義なところはあって、好き勝手に生きているように見られるけど。
まあ、一人の時間もないといろいろ考えを整理できないので、ということにしておこう。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

昔は人をバカにしていたよね、と。

5年ぐらい前の仕事ぶりを知る方から、「人をバカにしていたよね。」といわれた。
偶然にも立て続けに、言われたので実際にそういう風に映っていたのだろう。

当時、人をバカにしているように見られているとは、正直自分では気づけてなかった。
でも、今そういってもらえることが嬉しくありがたい。

人をバカにするというのは自分が未熟な人間である証拠だし、今は当時と変わったねと言われるとよかったと思うが、完全にバカにする姿勢がなくなったかというとそうではないと思う。常に気をつけねばならないこと。

でも、何がきっかけだったのか。何か変わったのか。バカにせず感謝できるようになったのか。
おそらく、自分じゃできないことを、仲間と一緒に成し遂げていく経験を重ねて、心から感謝できるようになったからかな。

まあ、自分が変わることができたのであれば、どんな人もその可能性があって、世界は楽しみだなと思う。

送信者 ドロップ ボックス

ねじ伏せられた根源欲求を満たすビジネス

3、4年前に書いてドラフトにしていた記事。
昨日、久しぶりに大学時代に会社をやってた時の友達と飲んでて、改めて思ったのでメモ。

===

満月の夜に走っていて思う。
こんな日は道路じゃなくてトレイルを走りたい。
そう思っていたら、ダイヤローグインザダークを思い出した。
ダイヤローグインザダークとは、真っ暗闇の建物の中を探検するエンターテイメント。

そういえば、僕は中学生ぐらいから真っ暗にして風呂に入っていた。
本能的に闇を求めていた。
寝る時の様に何もしない時のクラヤミではなく、動いている時のクラヤミを。
ダイヤローグインザダークが流行るのも、オレが風呂を暗くして入るのも根本の欲求は一緒なのかなと思う。
それは、太古の昔にはあった闇が今の時代にはないこと。
その闇でしか味わえない、穏やかさと感覚が鋭敏になる様を求めているのかも。

そうか、今はねじ伏せられてしまった根源的な欲求を呼び覚まして、満たすってのがビジネスとして成り立つんだなと。
と、抽象化して、一般化してみた。
そう思うと、いろんなことがこの構図から見える。

気づいてないだけで、もっともっとある。
そして、満たされていない根源欲求があるはず。
それを満たしてやるようなものをサービスとして提供出来れば、あるていどはビジネスとして成り立つはず。

ダイヤローグインザダーク クラヤミ
ボクシング 他者を打ちのめす
マラソン 肉体を動かす
サッカー 獲物(ボール)を追いかける
家庭菜園 土壌
美容整形 若さ生命力
家 外的からの安心
車(移動手段)自分の五感で味わいたい
電話 他者とのコミュニケーション(1人の脳では限界) 

とかとか。
左側に書いたのが根源的な欲求。
これをもっと出してみて、今は満たされていないものがあれば、それを満たすサービスや商品考えたら面白いんだろうな。

送信者 薮地、浜比嘉、粟国、渡嘉敷、伊江島2013GW