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聞きたいことを、聞ける仕組み。例えばギリシャ人。

現場の生の声が聞きたい。知りたい。

そう思う性格で、いろいろな国に行ったり、芸大に行ったり、アウトドアやったりと、何かをやる一番最初のきっかけはいつもこれ。

行くかどうかは別にして、アラブの春がおこれば行ってみたいなと思うし、キューバとアメリカが国交正常化すると聞けば行ってみたいし、ギリシャがデフォルトするかもと聞けば行ってみたい。そんな性格だ。ニュースで知るだけじゃなく、一次情報により近いところで知りたいのだ。

で、毎日オンライン英会話でいろいろな国の人と話していて、話したことない国の人を探している。そうだギリシャ人はいないかなと探してみたら、いた。
ということで、 7/5(sun)がReferendumということで、今のギリシャの様子を聞いてみることに。

今日のお話し相手は、こんな方。

「大学で海運経済学と会計を学びました。経営学では修士号を取得し、会計と税務コンサルタントの資格を持っている優秀な先生。保険会社で働いたり、会計士として勤務」

おお、話を聞くにはベストなキャリアじゃないですか!ということで、30分間、あれこれといろいろな話をしてみた。もちろん、いきなりあなたの国ピンチだねって話し始めたら、いい気分じゃないと思うので、2回ほどギリシャ行ったことあるよ、いい国だねとか。とか、友達が今ギリシャで山を走るレースに出てるよとか。

で、ニュースでは政治のニュースばかりで、他のことは何もやっていない状態だという。明日は投票(Referendum)だから、Big Dayよ。そんな感じ。

最近は、どんどん経済悪くなっているのと聞いたら、毎年どんどん悪くなっていると。いつごろから聞くと、2008年からDepressionが始まったと。そこから給料は半分になったけど、物価はそのままだから辛いはねと。でも、そこはギリシャ人。根が明るいというか、豪快に笑い飛ばしていた。

ATMからの引き出しが制限されたとニュースで聞いていたので、それでパニックになってる?困ってると聞いたら、490ユーロ/月がミニマムサラリーらしく、平均で600ユーロとか。だから一日60ユーロの引き出し制限は特に問題ないよって。日本で単純に60ユーロの制限だと大変だと思うが、実態はそんなに困っていない様子だった。

それよりも優秀な人でも仕事がない。大学卒業しても、なかなか仕事につけなかったり、他の国で仕事探すとかじゃないとと。英語は必須ねと。

ついでに、観光客について聞いてみたら、実感でははそんなに減ってないけど、Badニュースが世界中に流れてるから今後減るかもしれないのは心配。だって、観光で成り立っているからと。セルビアの人と昨日の夜話したけど、セルビアではプロパガンダ的な報道されてるみたいで。と話していた。

まあ、こんな感じの話をしていたら30分(厳密には25分)はあっという間。今、ギリシャってどんな感じなの?と。疑問に思って、すぐに生の声が聞けてしまう。これって、すごい世の中だよなって思った。

当たり前じゃんといえば、そりゃそうなのだが。もちろん、facebookでもtwitterでも、世界中の人と同じプラットフォームにいるので、誰とでもどんな話でも可能といえば可能だ。しかし、ギリシャの人に話したいと思っても、唐突に話しかけても反応が無かったりするだろう。

それは友達なり、仕事のつながりなり、なんらかの関係性があるから相手が対応してくれる。オンライン英会話では英語を学ぶという目的がお互い明確であり、そしてお金を払っているという関係性が構築できているから。だから、予約する際にギリシャ人を探して、予約さえすればギリシャの人と30分話せるのだ。スカイプみたいな無料ビデオツールができて、オンライン英会話というサービスが確立された結果、副次的に一般人の間のこんなコミュニケーションが生まれる。それが、いろいろな国と国の間で。面白いことだ。

世界中で、いろいろなことが起きている。あの国について聞きたいと思っても、新聞社やマスコミ、世界に支社がある商社などであればツテをたどって聞けるだろう。でも、そういったつながりがなかったら聞けないのが今までの世界だった。でも、今はそれが一般人でも可能になった。面白い世の中だなとつくづく思う。

需要としてはあまりないかもだが、世界中の人が国、言語、分野を登録し、それに関することなら1時間いくらで何でも相談受け付けます的なことができたら便利なプラットフォームだな。すでにあるのかな?日本国内で、弁護士に相談したければ弁護士ドットコムだけれど、それのワールドワイドかつどんな職種にも対応しているッて感じ。まあ、対象が広すぎて、プロモーションで売りが明確にならず広がらないのだろうか。

ドメスチックで日本、日本語、法律相談で探してもいいし、国:イタリア、言語:英語、知りたいこと:ピザの作り方とかで調べて相談できてもいいしみたいな。ググればテキストや動画はでてくるが、コミュニケーションしながら知りたいというニーズ専用で。

まあ、何はともあれ、インターネットってすごいなと、使い始めて20年たっても改めて感じ続けるということに、インターネットの凄さがあると思った。

送信者 トルコ

国民性と経済の行く末

ギリシャがデフォルトするかもという一連のニュースを見ながら、2回ほど訪れたギリシャを思い出す。まあ、デフォルトになるかどうかは別にして、著しい経済発展をする国ではないだろうなと思う。その国の政治家と話したわけでも、細かな統計データを見たわけでも、経済界の人とも話したわけでもないが、しばらくその国を旅すれば、国民の性格、働き方などが見えてくるのだ。

伝説の投資家ジム・ロジャースは世界を旅して投資する国を決めているという。ジム・ロジャースは投資家であり、それ目的もあって旅をしていると思う。要人にもあっているだろうし、合わせてデータも見ている。が、それだけで投資判断できるなら旅をしなくてもいい。あえて旅しているのは、旅好きプラス肌でその国民性を味わうということも一つの理由なんだと思う。

俺は投資家でも何でもないが、結果的にいろいろな地域を旅してきた。やっぱり、発展しそうな国とそうじゃない国を感じる。一般的に、わかりやすく言えば、ラテンのノリ、暖かく陽気な国は経済発展がしづらい。

スペインやギリシャはヨーロッパの中では陽気な方で、悪く言えばテキトーである。ドイツやスイスとかはやっぱり真面目。どちらが発展しそうかと聞かれれば、迷わずドイツやスイスと答える。

中国にしろインドにしろ、金を稼ぐことに対して貪欲だ。その間に挟まれているネパールはどちらかというとおっとり、のんびりしている。結局、経済的に発展するのはインドや中国であって、ネパールではないのだろう。

例えば、キューバにしろパプアニューギニアにしろ、経済的な発展はあまり見込めないと思う。資源が見つかって、それで超発展はあるかもしれないが、国民がビジネスをして発展という可能性は少ない。一方で、トルコやイラン、インドネシアなんかは発展する気がした。

■経済的に発展しそうと感じる国の特徴
・国民がガツガツしている(商売っけがある)
・几帳面でしっかりした性格
・学ぶ姿勢がある(若者が勉強熱心な国)

■経済的に発展しなさそうと感じる国の特徴
・暖かく、陽気すぎる国
・国民の大半が昼間っから路上でゲームなど遊んでいる国(特に男性が)
・教育制度が整ってない国(小さい子も働いている)

その先の先進国になれば、スタートアップが育つ技術・大学があり、優秀な若者が集まる仕組みがあったり、資金面でのサポートが有るとか、チャレンジ精神の豊富な国民性とか、金融が発達しているとか、政治的(税制的)に企業が優遇されているとか、まあ色いろあると思うが。

今のはタダの感覚なのでウラドリしないと意味が無いので、google public dataで調べてみる。基本的なGDPとか人口とか、農業、医療などの統計データも国別にすぐに分かってしまうgoogle先生は、便利すぎて便利すぎて。。。

送信者 記録

このデータからもわかるように、ギリシャのGDPは日本の20分の1であり、30兆円弱。10年ちょい前にデフォルトしたアルゼンチンと比較しても半分以下。人口とかもあるので、一人あたりGDPでみても、ヨーロッパの中ではかなり低い。

送信者 記録

ちなみにGDP成長率を調べると、先進国も発展途上国もだいたい10%からマイナス2%でおさまっている。少なくともこの50年は。ということからも、世界は全体として経済成長し続けている。全世界に均等に投資できるなら、できるだけ早い段階から投資するのが合理的と言える。また、ギリシャは2008年以降GDPマイナス成長をし続けている超レアな国ということもわかる。2009年がリーマン・ショックで底となっている国がほぼすべてなのに、ギリシャは2009年よりも10年、11年、12年のほうがGDP成長率が悪い。ついでに、ポルトガルもけっこうヤバイんじゃないというのがGDP成長率と一人あたりGDPから見て取れた。

送信者 記録

個人的には別に経済発展している国が上で、していないと下に見るとか言うのは全くないのだが、国民性はダイレクトに経済に反映されるよなという実感の話でした。どちらかと言うと、俺は経済発展しなさそうな国のほうが、旅してて面白いし好きなのだ。

Google public data

見えない世界を見る

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

もう10何年前から知っていたが、一度も行ったことがなかった。真っ暗な世界を視覚障害の方のガイドで体験する場。確か、芸大に通っている時に講演に来てくださって、知っていたのだが、なんだか機会がなかった。千駄ヶ谷から少し歩いたところに常設の場ができて数年ほど。R卒業祝いで友達のタクさんの会社のSOWギフトをもらって、その中のひとつがダイアログ・イン・ザ・ダークだったので、予約して行ってきた。

そもそも、暗い場所が好きで、リラックスできるのでお風呂の電気を消して入るのは小学生ぐらいからやっていると思う。そして今も。アウトドアが好きになってからは山とか島に行って夜の自然も好き。静かな暗闇にいると心が安らいで落ち着くのだ。

ガイドである視覚障害の方の最初のインストラクションで、お客さんに不安だと思いますが安心してくださいねという言葉に、ああ、そういう気持ちになる人もいるのかと勉強になった。暗くなると不安という発想が自分の中にはなかったので。

まずは白杖という視覚障害の方が使っている棒をもらって、徐々に暗い部屋へと移っていき、目を慣らす。おお、行き届いたおもてなし。徐々に暗くなっていき、全く何も見えない世界に。おお、真っ暗だ。隣の人も誰も見えない。目を開けていても目を閉じても一緒ですから、頑張って見ようとせず、好きな方でリラックスしてくださいねと。まあ、当たり前なんだが、見えることに慣れているので、ついつい見えないはずなのに見ようと頑張ってしまいそうだった。

6月ということで、梅雨をイメージした部屋があった。地面には土があり、水の音やカエルの鳴き声が聞こえる。縁側に畳。そこに座って、寝転がる。見られていないと思うと、好き勝手な姿勢ができる。気楽だ。逆に視覚って重要なんだなと思う。いろいろと話す。芝生のエリアに座る。

暗い場所にはなれている。風呂とか山とかで、と思っていた。でも、山はなんだかんだ明るい。月とか星とか。風呂は窓がないので、ほぼ完全に暗くなるのだが、狭い。行動範囲が限定的なので、場所も全て覚えているし何の問題もない。広い範囲で、今まで見たことのない場所を完全に暗い場所で歩くとなると、慎重になる。白杖を持って、地面を探りながら。当たる音や反発の度合いでそれが何かを想像しながら。目が見えないから、もっと聴覚とか触覚が敏感になるかと思ったが、それほどでもなかった。

畳に座り、知らない6人が集まった会だったが暗い世界だと会話が弾む。ガイドのユカさんも話がうまいのだが、それだけじゃなく見えないと会話が弾むのは、変なコト言ってしまっても見られていないから恥ずかしく無いという作用があるからなのだろうか。

それから、カフェでビールを飲む。もちろん真っ暗なカフェ。瓶ビールとコップとおつまみが出される。ビールを暗闇でコップに注ぐ。こぼしてしまいそうで、ドキドキするが重さとコップに指を入れて量を判断。けっこうなんとかなるもんだ。

それにしても、視覚障害の方は見えなくてもコップを歩いて運ぶ際に水をこぼさない。平衡感覚が優れていることに驚く。次々と気になることが出てくる。自分が見えない世界を実体験すると、いつも見えない人たちはどんな感覚なのだろうとか。生まれた頃は見えたけどあとから事故などで見えなくなった人と先天的に見えない方との感覚の違いとか。

例えば、見えないから、形とかを立体的に想像する力が長けている?立体の算数のクイズとか得意なのだろうか?とか、聞いてみたが、特別そうじゃないと思うと。ただ、比較したことないので分かりませんと。目の見えない方にとっての色の概念とはなにか?これも、なかなか無茶な質問だった。明るいとか暗いとかそういうイメージは持っていて、それぞれが認知しているっぽかった。

また、顔とか見えないので、声を聞いただけで、イケメンだなともうこともあるのか聞いたら、視覚障害者友達とカフェに行って、声を聞いてイケメンそうだねと話たりするとか。

再び、少し明るい部屋へと移動する。普通の明るさからすると圧倒的に暗い部屋。ぼんやりとしたほのかな明かりがあるだけ。でも、そんな些細な明かりだけでも、真っ暗に慣れていたのですべての物が把握できる。完全に見えないという世界とハッキリではないが少しだけ見える世界。そこには大きな差があるんだなと気づいた。

最後に、ダイアログ・イン・ザ・ダークじゃなくて、ダイアログ・イン・ザ・サイレンスとかダイアログ・イン・ザ・タイムとか色いろあるらしい。面白そう。音のない体験や年をとった体験などなど。そして、聴覚障害の方がダイアログ・イン・ザ・ダークに訪れることもあるという。視覚も聴覚も完全に閉ざされた世界。果たしてどんな世界がそこにはたちあがってくるのだろうか。今回ガイドしてくれてユカさんは、目が見えないから、音がない場所に行く勇気はまだないと話していた。

送信者 記録

意思決定の軸を持ち、判断はルール化する

毎日毎日ジャッジが必要なことがある。そんな事に関しては意思決定の軸を持ち、判断はルール化することが重要だと。そして、そのルールに徹底的に従う。感情を決して挟まずに。

迷ってブレるのが一番時間の無駄であり、ミスの始まりだ。

その前提として、背景をしっかり理解し、なぜそのような意思決定がベストなのかと自分の中で腹落ちしていることが重要。その前提で、意思決定の軸を持つ。そして、毎回の判断は、迷ったりとかしなくていいようにルールを決める。そのルールに則り、無駄な迷いとかをなくして、ルール通りにジャッジをし続ける。社会の変化とか技術の変化、自分の環境の変化で軸を見なおしたり判断のルールを見直すことは別途必要な前提で。

背景とか、その仕組をしっかりと理解し、合理的にミスが少ない意思決定方法&ルールであるとちゃんと理解していることが重要。そうしないと、また迷うことがあるし、完璧なものは世の中にないので、ミスったら後悔ばかりしてしまうから。

例えば、着る洋服、日々の食事、床屋に行くタイミング、デイリーでの投資、誘われた飲み会に行くかどうかの判断、1日の仕事を終えるタイミングなどなど。ちなみに、これらのルール化に趣味や好きなことは入れない方がいい。食べるのが好きとか洋服が好きとかだったら、そこには感情を持ち込んだほうが幸せ度合いが上がるから。

俺にとって服を考えるのは無駄だ。洋服で人を判断することはナンセンスだと思っているし、服で判断するような人は合理的な人ではないと思う。ただ、年齢を重ねると生命体として活力がなくなるので、洋服もあまりにもみすぼらしいと印象は良くない。だから、まあそこそこの服をいっきに大量に買っておいてそれを着回す。毎日の服選びには時間を使わず、一番上にあるものや、一番最初に目に入ったものを着るというルール。

食事もそう。食べたいと思うものが事前にあればそれ。なければメニューの中から、食べたことない料理があればそれを頼む。それもなければ、栄養バランスを考えて野菜が一番多そうな料理にする。さらに、値段的にもパフォーマンスがいいもの。このルールに従うと、メニューを選ぶ時間が一気に減る。一番最初に食べたいものがあればそれなので、欲求が満たされるし、なにか食べたいという時はその栄養素が足りていないのでそれに従う。あとは、知らないものを知りたいという性格なので、初めてのものがあればそれ。なければ、栄養バランスとコストパフォマンスで決める。欲求にも健康にも財布にも優しい意思決定。

株とかの取引もそうだ。デイリーでやる場合は、購入した時から5%上昇したら売る。さらに、上がると思っていれば、一度売ってから、再度買い直す。そうすることによって手数料はかかるが、メリットのほうが大きいし、売ったり買ったりするときに、無駄に悩む時間がなくなる。だいたいにおいて、株は日々上下するものだ。買うときはそこそこ安いと判断したタイミングで買うわけだから、5%ぐらい上がる可能性のほうが高い。もっと上がるかもと思っても、一回売る。それでもさらに上がると思えば、すぐに買い直す。一回、利益を確定しているので手数料分は損するが1000円ぐらい。すぐ買い直せば、結局上がれば儲かるし、下がってもすでに確定した利益分があるので、その分は損をすぐにはしない。日々、うだうだ悩んでも仕方ない。5%でも何万とかでも、なんでもいいのだが。ルールを決めてそれに徹する。長期投資とか分散して資産運用というのであれば別だが。

オンライン英会話もそうだ。朝の8時半から30分と決める。時間はこれ。基本的にずらさずに毎日やる。土日に遊びに行くとかでなければ、この時間を固定にする。テーマは教材を1から順番にすべてやる。簡単だなと思っても、1つずつ進めていく。担当の先生も毎日選ぶ必要がある。そのルールは、今まで一度も会話したことない国の人を探す。予約のタイミングでいなければ、過去受講したお気に入りの先生から選ぶ。

日々の仕事の進め方もそう。スケジュールとかタスク漏れがないようにいかに管理するか。メールなりチャットなりスケジューラーなり、頻繁に見るのが決まっているツールが有る。その頻繁に見るツールにタスクとかすべて集約する。メールの返信忘れがないような方法も、未読でとっておくのか、フラグを立てるのかルールを決めて、目立つようにする。

日々の忘れ物もそう。毎日持っていくものは、財布、鍵、携帯とか全部一箇所においておく。非日常で持っていく必要があるものは、事前に玄関においておく。そうすれば家を出る時に必ず目に入り忘れることはない。以上。

とまあ、これ以外にも無意識のうちに決めているルールが有るんだろうと思う。いつの頃からか日々判断が必要なことは、意思決定の軸を持ち、判断はルール化するということをしていた。たぶん、時間の無駄が嫌い、コントロールできないことは無視してコントロールできることに徹する、合理的なことが好きという性格から来ているのだろう。こうして、ルール化してしまえば、日々の雑事に脳の容量を使われることなく、本当にフォーカスすることに自分の脳を使うことができて非常に効率的。

送信者 アコンカグアに向けて富士山トレ

価値の相対性

価値とは相対的なものである。
当たり前である。

希少性、需給バランスといったもので定義づけられると思う。
ただ、2つの異なる世界でのそれぞれの需給バランスの関係性によって定義づけられる。

・世の中一般における希少性(開かれた世界での希少性)
・ある組織やコミュニティ(ある閉じられた世界)での需給バランス(希少性)

これら2つの相互関係によって成り立っている。
世の中的にすごく希少性が高くても、ある組織では余っていればある組織の中では価値が上がらない。
でも、ある組織からでて、世の中に出たらば、一気に価値が上がる。

この作用によって価値というものが決まっている。

人にしろ、ものにしろ、流動性はあるが、いつ何時も動いているわけではないので、社会一般と閉じられたある場における2つの関係によって、価値が決定される。世の中一般とある特定の組織での価値が同一に評価されるとは限らない。

さらに、価値とは、価値を認めるものと、価値を認められるものが常に存在する。自分が当事者となった時、どちらの立場にあって、その対象が社会一般と、ある特定の場でどのような、需給バランスになっているかを踏まえた上で行動するべきだろう。それによって、価値は高騰するし、価値は急落する。それが、価値を認めるものと認められる立場があるということ。

まあ、そもそも正しい価値というものが存在するわけではなく、永遠に定まらないものであるし、市場の原理、神の見えざる手でだいたいは収斂してくるのだが、情報の非対称性が世の中には常にあり、また、ある組織とかある特定の場というさらに限られた世界が無数に存在する。その組織ごとでは更に矛盾が存在する。というのは、特定の組織を横断するような流動性が働きづらいので、不自然な差は存在し続けるのだ。

株価もそうだし、人材もそうだし、ブランド物とか、特許とかテクノロジーもそうだし、マンションとか、車とかとか、なんでも。だから、これは何にでも通じる社会の基本原理であり、かつ重要な意思決定の際に価値定義をしなければならなかったり、価値定義をされるので、この価値の相対性原理を常に脳の意思決定の思考回路に組み込んでおいていいなと思った。

会社のM&Aのバリュエーションもそうだし、転職マーケットそうだし、高級車とかクラシックカーもそうだし、ツアー旅行もそうだし、もちろん不動産も。

で、テクニカルに価値を上げたい場合は、世の中一般における希少性をコントロールすることは通常は難しい。そうしたら、ある特定の組織や場を変更することによって価値を上げにいくという技がある。まあ、当たり前だけれども。

いつも思うけど、文章にするとなんの変哲もないアタリマエのことになってしまうが、自分が聞いたり直面したりした出来事から、この事象の原理ってこうなっていると考えているときは、何かすごいことを思いついたように感じてしまう錯覚は一体何だんだろう。