「ビジネス」カテゴリーアーカイブ

目をそらしたい自分のダメなところを見つめる

以前、「太り気味だと気づいた時でも、体重計に乗れるか」ってことを書いたことがあるが、これって重要だなと思う。

淡々と続ける、継続するってことは重要だけれど、より改善スピードを早める方法を常に考えて試してみることも重要だと思う。特に、自分のダメな部分、失敗したことを振り返る。目をそらしたいものに、意志を持って目を向ける。まぐれの成功よりも、失敗のほうが学ぶことがあって良いのだから。

で、毎朝のスカイプ英会話を録画したものを聞いてみると自分の表現が稚拙だなと思う。先生の表現って自然だなとか、うまいなと思う。そりゃそうだ(笑。俺の表現は意味は伝わっているかもしれないが、表現として的確でないし、洗練されていない。ネイティブではないので、完璧な英語は難しいが、できるかぎり分かりやすく伝わりやすい表現ができるようになればと思っている。

毎朝30分英会話をやるのであれば、その時間を最も楽しみ、最も学びが多くしたほうが、最も効率的だ。ということで、30分の会話を全て動画で撮ってみることを思いついて、2,3日やっている。

聞いてみると、まず「うーん」と言っている時間が長い。が、まあ、これは気をつければすぐ直るし、接続語をいれればそれっぽくなる。Therefore,Anyway,then,you know,let me see,I think…みたいなやつ。

振り返って動画を見て&聞くと一番ヘタなのが、short essayのサマリーをその場で話すこと。意識的にessayの意味を理解しようとして、理解している。センテンスごとの意味は理解しているが、日本語みたいにもっと気楽に読んでざっくりと全体を理解していない証拠だと思う。センテンスごと、もっと言えば単語ごとに意味を理解し、文章の意味を理解している。それを、繰り返して、本文全体を頭に入れている。もっと、気楽に流し読みして理解できるぐらいになれば、本文全体の要旨をまとめて話せるんだろう。けど、それができないので、英文をセンテンスごとに別の表現で話そうとしている。

2つ目は、単語はある程度知っているし聞けば意味は分かるが、話すとなると最適な単語が出てこない。理由は、単語の本当の意味(単語が持つ概念、抽象的な意味、単語の語源)を理解していないからだと思う。意味というか概念を理解していないから。単語がコミュニケーションの中で、どんな風に使われて、どんな意味(抽象的な)を持っているかを理解していないのだ。中学にしろ高校にしろ、単語を単体で覚えることが多かった。そのために、Aという単語はAという意味でしか理解していない。これが問題なのだ。Aという単語はAという意味もあればA’という意味もあるし、状況によってはA≒Bという意味をも持っているみたいな。

最後に、構文だ。簡単な構文ばかり使ってしまう。まあ、そりゃそうなのだが、同じ構文が続くと馬鹿っぽい。いくつかレパートリーがあって、それを使い分けると、コミュニケーションが成立している感じになる。日本語と英語は構造が違うので、日本語をダイレクトに英語にはできない。そこで、英語式に変換する必要があるが、その一つが構文だと思う。このパターンが多く使えるようになると、自然な英語になると思う。

ということで、録画した動画を聞いて単語や構文(表現)を暗記し、オウム返し的に先生の話したことを繰り返し、自分で話すときにも使ってみる。そうして、実際に使っていると、単語とか構文のパターンも増えてくるはず。とまあ、信じてやってみようと思う。

太り気味だと気づいた時でも、体重計に乗れるか

太り気味だと気づいた時でも、体重計に乗れるか

英語を学ぶ時間の無駄さ

英語を学ぶ時間って限りなく無駄だと思っている。
英語、厳密にはコミュニケーションとしての英語を習得するための時間が無駄だなと思う。
なんでかって、英語コミュニケーションって代替可能だからだ。
翻訳というものが存在することからも明らかだが、日本語でも代替できる。
すでに日本語で表現し、コミュニケーションする能力があるのに、それだと通じない人たちが多いから、英語を使わないといけない、だから学ぶ。

通常の学問である、数学、歴史、生物とかって、代替できない。それ固有の価値がある。
歴史を数学で代替するって、できない。それぞれが、オリジナルで独自の価値をもった学問であるから。

もちろん、言語学にも学ぶべき価値がある。どうやってその言語が発展したとか、その背景の文化とか。
ただ、いわゆる英語の学習って、ただのコミュニケーション手段としてだ。
だから、英語を学んだからといって、それ自体で新たな価値を生み出すようなことを学ばない。
日本で生まれて育てば誰でも日本語は話せる、英語圏で育てば誰でも英語は話せる。
そんなものを、わざわざ多くの時間をさいて学ぶことの無駄さたるや。

ってな風に考えている。そんな考え方をしているので、英語を学ぶ時間って無駄だと思う。
英語が話せるようになると、より多くの情報を得ることができ、より多くの国の人と話せて楽しいとか視野が広がるってことはあっても、学問として学ぶというわけではない。
だから、学校で習うたぐいのものではないんじゃないかと思うぐらい。
それなら、会計学んだり、絵画を始めたほうが、よっぽどいい。

とは言いつつ、英語は必要だ。全く英語から逃れることはできない。話せないと、不便すぎて何もできないって思うぐらい。何かを極めようと思ったら、必要不可欠な世界になっている。

まあ、自動翻訳は10年とか20年でかなり完成度が上がり、不便なく使えるようになると思っている。
一方で、インターネットが発達した今でさえ、未だにface to faceが重要だという世の中だ。
もちろん、大事だと思うし、その理由も分かる。(徐々に、その重要性というか、価値の観点は変わっていくと思うが)

だから、個人的に朝の時間にやっている。
30分早く起きる。どうせ寝ていたり、ダラダラしている時間なので、その30分を有効に使うという発想で。
こんなもの、もっと小さいうちにマスターしておけばよかったと今更ながらに思い、子供の頃とかの自分の頭の悪さを痛感する。

あー、英語なんか学ばなくてよくなればね。子どもたちもさっさと英語を習得できるようにしてあげれば、中学、高校での英語の授業をもっとオリジナル学問を学べるのにね。実学(金融とか、医療とか、プログラムとか、IoT的なラズベリーパイでなんか作ったり)でもいいけど。

で、ハーバードのMBAのケーススタディで楽天が英語を公用語にしたケースが使われているという記事に、英語を母語としない学生が発狂しそうだとか書いてあった。まあ、そうなのかもしれない。年をとってから、言語を学ぶのは難易度が高いから。だから、学校で学ぶよりも、小さい頃から英語に触れて、特に時間をとらなくても話せる状態になっているのが一番手っ取り早い。

楽天の記事に対する意見では、英語を学ぶことによって、ロジカルシンキングができるようになったとも書いてあった。日本人はロジカルシンキングが苦手だから、英語という言語がロジカルシンキングに向いた言語であるからだとか。へ~と思ったが、個人的にはあんまりその恩恵を受けていないように感じる。

理由は単純で高校時代にディベートをやっていたので、ロジカルに考える習慣が付いていたからだ。当たり前のように、結論というか自分のポジションを明確にし、明確な理由をつけて説明する。判断の軸もメリット・デメリットでものごとをジャッジするので、理解しやすい。

半年以上、毎朝30分ほど英会話をやっているが、最近ディスカッションの教材に入ってきた。テーマはドイツ教育、スマホ、性格(内向的、外交的)、喫煙、ハロウィンの起源などについて。short materialを読んだ上で、自分の考えを伝えてディスカッションする。

別に、突然英語が上手くなったわけではないが、ディスカッションパートに入ってから、なぜだか君の英語はいいと言われ始めた。例えば、こんなふうに。

You expressed your views very well.
You did really well in expressing yourself in the lesson today. Keep it up!
You’ve done a great job both at reading the material and answering the questions.

なぜかなって考えたら、これは単純なのだ。僕の脳というか思考が英語での表現に向いたロジカルシンキングだからだろう。自分の考えは、英語にしやすい。先生が対峙している他の日本人よりも、説明がクリアだからなんだろうなと。僕より英語を話せる人とも英会話をたくさんしているだろうけど、思考回路的に俺みたいな人は、英語がヘタな部分をカバーしているんだろうと。

ついでに、発音がうまくなったわけではないと思うが、発音が良いねと言われることも増えてきた。これも単純で、英語に慣れてきて英語のリズムで話すから、発音がうまいと捉えられやすくなったと思う。ああ、結局英語なんて、コミュニケーションなんで、英語の上手い下手だけじゃなくて、伝わればいい。そして、単語じゃなくて、その背景にある人間性とかキャラクターが伝わったら、人との関係性がいっきに強くなるから、それができればいいかなと。

ちなみに、ロジカルシンキング信奉者っぽく思われるが、ロジカルシンキングだけなら意味がなくて、クリエイティブシンキングとのいったりきたりができるのが良いと思う人間です。思考法だけでなく、価値観も自分と同じ部分がありつつも、全く違う価値観がある人ってのがい一番、創発的になると思っている派。

送信者 ALASKA 2009

文法を無視する性格であることの背景

Just watch out for grammar mistakes.

こんなような指摘をよくうける。文法に気をつけろと。
確かに、俺は文法を無視する。

そういえば、スペイン語も男性名詞とか女性名詞とか全く覚える気がなかった。

日本語だと、意識的に学んでおらず感覚で意味を把握している。だから、意識していなかったが俺の言葉は間違っていることが多々あるっぽい。というか、エレベーターとエスカレーターは未だに分からないし、&は逆向きにしかまだ書けないし、

そういえば、幼稚園の頃だったか自分で言葉を作って、それを話していた記憶がある。人には伝わらないのだが、俺だけはわかっていた。まあ、当たり前だw

確かに正しい文法の英語を話したり、日本語を話したほうが、信頼されるし、この人はしっかりした大人だと判断される。確かに、そうだ。一方で、あまりそういったことに興味が無い。

細かいことに興味が無い。全体として、どうなのかということがわかったり伝わればいいと思っている。もっと言うと、自分が理解したいという欲求が強い方で、周囲に的確に伝えるという意志があまりない。そのために、語彙のチョイスなどが適当になっている。

まあ、大雑把な性格ということだw

というのも、昨日はインド人と話したら、巻き舌でインド人英語だと感じ、今朝はメキシコのてきとーな兄ちゃんで、文法間違いまくりwでも、彼は20年もアメリカに住んでいたらしい。面白いな―と思い、こんなエントリー。

ビル・ゲイツの60年、ビル・ゲイツを知ってからの20年

ビル・ゲイツ、誰もが知る人物だ。
マイクロソフトの創業者であり世界一の金持ち。

2015年10月28日はビルゲイツの60回目の誕生日だったらしい。business insiderにこんな記事が出ていて知った。写真と短い文章で、ビルゲイツの偉業や私生活などが記事になっているのだが、それを読みながら、おれって10歳ぐらいの時からビル・ゲイツが好きだったと思いだした。

そう考えると、ビル・ゲイツは40歳、ウィンドウズ95を出すちょっと前ぐらいだっただろう。それから20年。
俺はといえば、岐阜に住む10歳ぐらいの少年だったわけだが、たしか日経を読んでいた。それから20年。

岐阜に住む10歳の少年は、経済とかビジネスに興味があったというよりも、世の中の知らないことに興味があったのだと思う。世の中の仕組み、経済の仕組み、インターネットの仕組み、猿から人間への進化の仕組み、宇宙の仕組み、人間の意識の仕組み。。。って、今書いてて思ったのが、車の仕組みとかそういった目で見えたり、分解できるものの仕組みには昔からあまり興味がなく、目に見えない世界の仕組みに興味がもともとあったんだなと気づいた。20年たってから、今さらw

話を戻して、日経新聞を読む小学生だったので、そこでビル・ゲイツを知った。パソコンというものに興味があって、ブラックボックスなんだけど、なんでもできそうなオーラを解き放つもの。そんな風に僕には写っていた。どうやら、ビル・ゲイツはそのパソコンのソフトウェアを作っていて、世界をせっけんしているらしい。インターネットが簡単にできるようになるウィンドウズ95を作ったらしい。その人がビル・ゲイツで、彼の寄稿文「ビル・ゲイツからの電子メール」を読むと、なんだかワクワクしてくる。夢がある。ってな感じで、ビル・ゲイツを尊敬するようになった。

小学生の時に将来なりたい職業を紙粘土で作るという課題が出されて、俺はビル・ゲイツをイメージした起業家(社長というか新たな世界を作り出す人ってイメージ)を作った覚えがある。なんだか、一人だけへんてこなものを作っていたが、俺の中では野球選手とかサッカー選手とか全く興味なかった。まあ、運動嫌いだったし。

そして、中学に入ると同時ぐらいにパソコンを買ってもらい、インターネットを始めた。だから、かれこれ20年ぐらいネットを使っている。以前に、20年たった今でも、インターネットを使っていると、インターネットってスゴイなと新たな驚きを与えてくれる。それが一番のインターネットのすごさを証明していると思う。

今までなかった世界を作り出す、そんなことに一番興味がある人間で、別にそれはビルゲイツであろうと、スティーブ・ジョブズであろうと、セルゲイ・ブリン、ラリー・ペイジであろうと、イーロン・マスクであろうと、まあ誰でもいいわけで。少なくとも10年は地道に続けること、でも地道に続けながらも、非連続の変化をもたらすようなことを常に考え実行していくこと。それが、うまく重なって世界はこうして変化し続けている。

10歳の時に、偶然にもビル・ゲイツという人物を知り、興味を持って新聞で記事を読んだり、本を読んだり、テレビを見たりした。Personal なComputerというもの。Internetも個人が世界へと発信できるもの。そういった、個人が起点となって、何かを推し進めることができる社会。生まれ持っての性格(本当に生まれた時かは不明)もあってか、既得権益のでかい組織とか嫌いで、そういったものを新しい叡智で壊していく。より一人ひとりが未来をつくることに関われる可能性(機会)がある。そして、その機会があることによって、世界は大きく変わっていく。ビル・ゲイツという人物を知ることによって、僕はそんな未来をより強く望むようになった。

本当かどうかは知らないが、当時ビルゲイツが日本に来た際に飛行機のエコノミークラスで来たとテレビでやっていた。まあ、それは分かりやすい例として示しているだけだが、世界有数の金持ちになっても、金持ち気取りの生活をただするだけでなく、そんなことに興味なく、本質的に自分が成し遂げたいことに寄り添って生きていくという姿を垣間見たような気がした。ああ、社会の軸に振り回されて生きるのではなく、自分の軸で生きていく。それはいくらお金を持っても、いくら有名になっても、いくらチヤホヤされても関係ない。自分の価値軸を生きる楽しさを、強く確信していった。

ビルメリンダ財団を作ってから、マイクロソフトの経営からは離れたが、今の彼の目には世界がどう見えているのだろう。そして、どんな未来を見て、どんな未来を作ろうとしているのだろうか。ビルゲイツ未来を語るという本は、まさに94年ぐらいに未来を語った本だったが、また今のビルゲイツに10年後の未来を語ってほしいなと思う。

http://www.businessinsider.com/the-fabulous-life-of-bill-gates-2015-10

こうして探すと、ビル・ゲイツについて書いたエントリーがわんさか。それも10年以上前から定期的に書いている。これとは別で、やはりブログに書いておくとこの検索性が高くて便利だ。最近なんて自分の撮った写真も風船と入れたらgoogle photosが風船の写真を選び出してくれるし。もちろんタグ付けとかしてないけれど、画像を解析してくれているので。うん、すごい。

http://www.teratown.com/blog/archives/000722.html
http://www.teratown.com/blog/archives/001683.html

早送りの世界を、巻き戻して見る歴史

ビルゲイツの引退

ソラへ、ワクワク。宇宙を撮りたい、風船で。

おとなになって、子供のようにはしゃぐこと。
主に社会の目によって、そんなことがなくなる。

あの人ちょっとおかしいという社会の目。(周りの人に変なふうに見られないようにしなければならないという社会の目)
もうひとつは、いろいろな困難を経験して、夢を実現することは難しいと知る、社会の目(社会の厳しさを知るという意味での社会の目)

まあ、ある程度は重要なのだが、それに振り回されすぎると人生を謳歌できない。自分の人生なのに、自分の人生じゃなくなってしまう。

俺の場合は、旅やアウトドアというものに出会って、社会の目の外に出るということを知った。海外に行けば知り合いもいないし、文化も違うからひとつめの社会の目は気にしなくていい。さらに、アウトドアは未経験だったし、困難もあるけれど、できないことを純粋にクリアして夢を追いかけることができた。もともと得意だったり仕事だったり、プライドがあることだとふたつ目の社会の目ってのがあってできなかったかもしれない。

そんなふうに思う。

岩谷圭介さんが情熱大陸で取り上げられていた。数年前に初日の出を宇宙から撮影した時も話題になっていた方だ。個人的にも宇宙には興味が非常にあり、なんどかウェブで拝見していた。そして、海外でもJP aero spaceなどのプロジェクトがあって、それもウォッチしたり。

今回、情熱大陸を見て、さっそく岩谷圭介さんの本、宇宙を撮りたい、風船で。を読んでみた。つくづく思うのが、まずはやってみること。そして、試行錯誤すること。諦めないこと。やりたいことは徹底的に周りに話すこと。すると、いろいろな人やアイディアがつながって、夢に近づくこと。いつも思っているし、当たり前だし、出来る限り俺もそんな風に動いているけど、その大切さを改めて思った。

それにしても、自分で作ったものが、自分の手から飛び立って宇宙に行って帰ってくる。ロマンだよな。そして、本当に美しい世界を見せてくれる。双眼鏡で見る行為と体験的には近い気がする。ちょっと便利なツールを使っているけれど、自分の目を通して宇宙を見ているような。自分の分身が宇宙に出かけてきてくれたような。いろいろノウハウものっているし、岩谷さんのサイトにも飛ばし方が載っているのでやってみたいなーと思う。

読み終えて強く思うこと。日々の生活で埋もれていることが、見えることに夢がある。見えない世界を見てみたい。この気持が全てのはじまりなんだな。

送信者 art

ふうせん宇宙撮影
岩谷圭介さん

トップページ

アメリカだとこんな風にやってる。
http://www.jpaerospace.com

記憶に残った言葉

P7
本当に些細なことでも、「やってみる」から、はじめてみる。すると、何かが変わっていくと思うのです。そうすれば、宇宙ですら、手を伸ばせば触れることができるかもしれないのです。
まずは、「やってみる」から、はじめよう。
これが夢を追いかける合言葉なのかもしれません。

P23

自分の手から放たれて飛んで行くというのも、風船の特徴です。自分と地上と雲と宇宙が連続的に体験できるのです。
宇宙と地球と自分とーーー。風船によって、宇宙という非現実の世界だと思っていたものが、実は自分のすぐそこにある場所であること。

P27
商品は買うことで、使うことができます。単にお金を出すだけでいいのです。そこに創意や工夫はいりません。そんなことにならされてしまっていると感じるのです。
たとえば、スキーがやりたい。けれど、スキー板がない、お金がない。中略 お金を稼ごう、バイトしよう、と発想してしまいます。中略 明治時代の開拓当時、中略 木を削って作られているのです。なんだはじめのスキー板はこんなものだったのか、これなら作れそうだ、と思うのです。

P28
僕達の身の回りにあるすべてのものは、もともとは商品ではありませんでした。誰かが考えて、ハリボテのような試作品から、改良されて進化して、便利な商品になっていったのです。生まれてからずっと、便利で進化した製品に囲まれていると、商品を与えられることに慣れてしまっていて、自分の力でなんとかやってみようという発想を忘れてしまっていることに、たびたび気づかされます。

P36
失敗には取り返すことのできるものと、できないものがあると思っています。
お金の損失は取り返すことができる失敗です。お金をかければ済むことです。しかし、命に関わる失敗や体が不自由になる失敗は取り返すことができない失敗です。

P49
自分のもやもやと持っていた夢らしきものを、どうにか形にすることで、将来、自分のものに落としこんだり、掴むことができるようになります。
その険しい段階を試行錯誤していくことの大切さを、知ってもらいたいのです。

P70
お金に縛られることから解放されるには、循環、つまり、消費のサイクルを管理することが大事だと思いました。
そこで僕は、大学を出てからも大学生の頃と同じ生活費でずっと生活を続ける努力をしてみました。社会人になっても生活のレベルを変えず生活すると、収入は増えますが出て行くお金は変わりません。そのためお金はそれほどなくても、お金のために働かなくては!という状況から脱することができ、結果として自分がしたいことをする時間を増やすことができたのです。

P76
風船が空に向かって飛んで行く速度は、僕らのこぐ自転車と同じくらいです。
中略
こののんびりした速度で、自分の手から離れた風船が、少しずつ宇宙に近づいていく。それを感じることで、身近な風船を通して、宇宙に行くということ、風船でも行けるくらい宇宙が近いのだということ、そして、”等身大の地球と宇宙と人間”が見えるのではないかと思うのです。
そこから何かを受け止め、考えるのはそれぞれ、いろいろです。

P83
自分がどんなにすごい夢を見ていて、それがいかに魅力的なものだと思っても、まずどんな形でもやってみないと、人の心には届かず、ついてきてくれないのです。
失敗してもチャレンジして、また失敗してもまたチャレンジしてを繰り返していると、人の子ことに響き、やがてついてきてくれるようになるのだということを、この活動を通して僕はほんとうによくわかりました。

P88
秘密にしているより、公開することでたくさんの人達とつながっていくことができ、結果的に新しいフィードバックがどんどん増えるからです。そして、自分だけの力でしか見えなかった世界がどんどん広がっていくんです。
広がっていく世界は、自分で秘密にして抱え込んでいる世界よりじっと魅力的です。

P117
失敗は、自分のダメだった部分と向き合わなくてはなりません。自分の足りなかった部分と、真摯に向き合うための機会をもらえます。ですから、まぐれの成功より、失敗のほうがいいものだと思うのです。

P148
文字がないので、どうしてその作業をしなくてはいけないのかを考えてもらうことができるのです。何を目的に作業するのか、その作業が何に繋がるのかを考えてもらうためには、言語は不要だったのです。