ビルゲイツを知ったのは小学生の頃だったから、15年ぐらい前だろう。
Windows95の発売前だったと思う。
当時尊敬する人はビルゲイツだった。
僕にとってのヒーローだった。
なんでか理由は明確に記憶していない。
子供心に自分の想像つかない世界で生きていることに憧れたのだろうか。
当時、彼は日本に来る際にエコノミーの席だったという話を聞いた。
そんな姿勢もかっこいいと思った所以かもしれない。
おそらくウィンドウズ95が発売された後、「ビルゲイツからの電子メール」というような名前のコーナーが日経新聞に不定期であった。
小学生ながら、不定期のこのコーナーを楽しみにしていた。
新聞を切り抜きしてファイルにためていたと思う。
そんな記事は今どこにあるのだろうか?
それから、パソコンを買いウインドウズユーザーとなった。
インターネットを始めたり、パソコン雑誌を読んだりしていた。
MSがネットスケープを叩きつぶしにかかったり、独禁法の問題があったりと。
ビルゲイツのことはすごい人だとは思えど、特に意識しない存在になった。
でも、友達がビルゲイツに2度ほど会ったという話を聞いた時は、ミーハー心がわいてきた。
それからしばらくたち、確か、05年か06年だったと思う。
ビルゲイツが書いた「未来を語る」を読んだ。
ブックオフで買った10年以上前の本。
ITについて書かれてあるんだし、内容は色あせているんだと思い込んで読みはじめた。
そして、驚いた。
全くといって色あせてない。
この本を読んで、またビルゲイツを見る目が変わった。
やっぱりすごい。とんでもない人間だなと。
好き嫌いは別にして、自分の思い描くことを現実にしてきたことはまぎれもない事実だ。
そして、将来の社会をイメージする能力が桁外れだと感じた。
もちろん、ビジネスセンスも。
さて、財団ではどんな活動をするのか楽しみです。
僕の中でのビルゲイツについて書いてみました。
野茂英雄の引退があったので、書きかけで放置してあったビルゲイツの引退もついでに書き終えた。