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自分に問い続けること、家族という組織で問い続けること

18歳からは一人暮らしだった。お金という面では22歳から自分で稼いで自分で使った。自分の人生をどうするかを考え、それに従って自分で判断して自分で行動した。会社に例えるなら22歳から10年間は自分ひとりで株主も経営者も従業員もやっていた感じだ。しかし、そうではなくなった。株主として単独株主ではなくなり出資比率によるし、経営者としても共同経営者になったわけだ。さらに子供が生まれると従業員は経営者含めて3名の状態。

そうすると、やはり個人の人生における意思決定や行動とは異なってくる。ということを考えていて、どうやってこの会社と同じような組織を経営するかを考えていた時に、個人としての考えの整理と家族としての意思決定の両方にとても参考になったのでメモ。

これは今年に限らず、定期的にやり続けるとそうとう良いだろうと思うので、取り入れてみたいが、取り入れることの是非も共同経営者のボードミーティングで意思決定が必要だよなと思った次第。

夫とのボードミーティング
夫アダムとは付き合い始めた頃から毎年末ボードミーティングを開催している。お互いにこの4年間、殆ど自宅とオフィスを行き来するスタートアップファンダー生活を続けている為、家族ボードミーティングはマンハッタン郊外の自然に囲まれた場所で一泊過ごし、ワインを飲んで、踊り休憩をしながらも30時間に渡るディスカッションが行われる。
昨年設定した人生目標に対する実績、差異の主な理由と学び、そして生きていく上でそもそも何を成し遂げたいのか、そのために今ちゃんと生き尽くしているか、お互いの夢と目標をどれだけ支援できたかなど、とことん話し合う。
毎年学びが増え、少しずつ工夫が加わっていく我が家のボードミーティングから学んだ事をいくつか紹介したい。

■ゴールを数値化する事以上に、日常の成果を数値化してトラッキングする事の方が重要
例えば、毎日瞑想を10分行う、体脂肪を16%に保つ等、理想的なゴールを数値化する事は簡単だが、日常の習慣を実際に数値化してトラッキングする事は意外と忘れがち。我が家ではGoogle Docsに日常の習慣目標が含まれたフォームを作り、毎朝6時と正午夫々のinboxにメールが届く事により、毎日の習慣を30秒で簡単に記入できるようにしている。数値化された実績がたまるので、習慣付かなかった目標へのアプローチを見直すきっかけになるし、数字は嘘をつかないから有難い。

■数値化しにくい長期的な目標は、カレンダーにリピート枠の時間を設けておくと、時間を優先的に使えて実現しやすい
数値化されたゴールがあると、短期的な実現による達成感もあり優先されやすい一方、今すぐ数値化できない長期的なゴールが逆に見過ごされてしまいがち。時間こそが私たちにとって最大のラグジュアリーなので、長期的な目標に割く時間をカレンダーにリピート枠設定する事によって、自分が納得できる時間配分ができるようになった。

■年に一度のレビューでは学びが遅すぎるので四半期に一度のボードミーティングに
365日は長い。特にお互いがスタートアップファンダーなので、365日分のイベントを予測する事が全くできないし、想定していなかった事ばかりが起こる。1年前の目標では既に今を生きる上で不必要な事も。そんなハイスピードな毎日をお互いが過ごしているからこそ、昨今しっかりと考え抜いてハートで語る時間を設ける事の重要性を感じ、今年からは四半期に一度の家族ボードミーティングを実施する事にした。

■新年の目標設定は、昨年の目標に影響される事なく、ちゃんとハートと会話をした上で設定すること
新年の目標設定する際、過去を振り返るからこそ、昨年の目標に自然と影響されがちだ。なので、12月31日に一年の実績を振り返った後、新年のゴールを設定する前に、お互いに自分のハートと会話する時間をたっぷりと儲けた。2017年に因んで17つの質問を一緒に考え、夫々1時間で回答し、3時間かけてお互いの回答内容や思いを共有した。会話の内容は、主に夫々のフィーリングや想いについて。この17つの質問を終えた後、2017年の目標がとても明確になり、細かいゴールも全ては私たちの信じている長期的な人生目標に連動して作っていく事ができた。ご参考までに下記が17つの質問で、一番最後の質問は今でも毎日自分に問い続けている =>「そもそもなぜ私は今やっている事をやっていて、その理由に対して精一杯生き尽くしているか?」

** 2017年を迎える前に自分への17つの質問**

1. 誰にも話し辛い内容や、考えるだけでも気詰まりしてしまう内容は何?

2.明日死んだら、何に対して後悔する?

3.人類が今取り組むべき一番重要な3つの事は?

4.何に対して自信が持てずにいる?

5.今一番時間を共に過ごしたい5人は誰?

6.お金の事を気にしなくていい場合、今あなたは何をする?

7. あなたが強く信じているのに、まだ世に発信できていない事は何?

8. 何に対して不安を感じている?

9. 死について考える時、何が思い浮かぶ?

10. 誰をメンターとして尊敬している?何故?

11. あなたを消極的にさせる人か物事は何?

12.ここ数年で無くなってしまったあなたの昔の強みは何?

13. 2016に実行した事で、一つだけ取り戻す事ができたら何?

14. 2016年に実行した一番辛かった事は何?

15.タイムマシーンで365日前に戻って自分に助言できたら、当時の自分に何を伝える?

16. 昨年一番大胆な行動は何で、今年は何に対してより果敢な行動をしていきたい?

17. 自分に聞いて欲しい。そもそもなぜ私は今やっている事をやっていて、その理由に対して精一杯生き尽くしているか。


https://medium.com/@rieglobe/our-family-annual-review-%E5%A4%AB%E3%81%A8%E3%81%AE%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-2c27b4d9cf6a#.dgnvfya94

デバイスが変わり嗜好性が変わる

嗜好性が変わるまでは言いすぎだが、形やデバイスが変われば人の行動が変わる。全く同じ内容でもデバイスが変わると頻繁に使うようになったり、その逆もしかり。

結果として、嗜好性が変わったり、関係性だとかライフスタイルが変化する。

何度となく、型が行動を規定するということはブログに書いているが、つくづく思うのであ。

しばらく前に、amazon fire tabletを購入してしばらくたった。いままでは電子書籍をあまり読まなかったのだが、fire tabletを使って呼んでみると、非常に読みやすい。漫画はほぼ読んだことなかったが、漫画も違和感なく読める。美味しんぼが3巻無料だったので、電車の中で一気に読み終えた。まあ、最近料理に興味が有るのも理由にはあるが、やはり紙の漫画とのデバイスの違いは大きいと思う。

スマホでもできるのに、何が違ったのか。

・無料
・デフォルトでホームからブックストアに飛べる
・ページを捲りやすい。

fire stick TVも買った。テレビから音楽をBGMとして流す。TEDやブルームバーグ、NHKワールドを流しておく。映画もタダで見れるが、あまり映画を見る性格でない(2時間もじっとしてられない)ので、相変わらず映画を見る頻度は増えない。同じように、両親がスマホでLINEを使うようになり、コミュニケーションが楽になる。普段使っているツールなので、手間とかめんどくささもない。もちろんSMSと違い無料だし、動画や写真も送れるし、ビデオ通話も。コミュニケーションの数も圧倒的に増える。いやはや、何か変えたいコトや関係性などがあれば、それを変えるために努力するよりも、関係するデバイスや型を変えることを常に頭にいれて生きていこう。

自分の理念が決まれば、意思決定が早くなる、行動が早くなる。

自分の理念が決まれば、意思決定が早くなる、行動が早くなる。

どう生きていくのか。
何がいちばん大切なものなのか。
そういったパーソナルミッションステートメントというか、活きる軸が定まればぶれない。意思決定の最終的な拠り所があると、意思決定の基準が明確でぶれないので速い。そして、行動も早くなる。その行動も気合が入り、熱量が違うから成功の可能性が高くなる。

当たり前なんだけど、これって個人にも組織にも当てはまる。

自分の考え方とか、軸というもの、信じるものは定まっていても、完全にそれに従って意思決定できるかどうかというのはまた別次元。それには、現実の生活とか死の恐怖とか、周りからの見た目とか、法律とかいうものがあって、ある程度それらに従う必要がある。

まあ、稼いで食べていかなきゃならないとか、将来への不安とか、逮捕されたらもともこもないとか、周りからの目が、まあ、いろいろ。こういったいろいろな事情があるけれども、それを乗り越えて自身の信念に従って意思決定できるか。そこまでいったら、本当に覚悟が決まった信念なんだろう。そこぐらいまで昇華させないと意味が無いんだろうな。

それには、行動と徹底的に考え抜く、最後には覚悟。思うはやすし、言うはやすし、行うは難し。

最後の一人暮らしと旅

阿佐ヶ谷には思い入れがあったが、北千住にはない。
なぜだろう。
巣鴨もそんなになかった。
ただ、なんとなく寂しさがあった。

町に暮らすと、町が好きになる。
ただ、寝に帰るだけだと、この街に愛着がないから、さっと離れられるのかもしれない。
住んでみないとわからない。

一人暮らしを続けるとわがままになる。
僕は14年と半年ほど1人で暮らしてきた。
そんなに長く?って、思うがたぶん、数字で振り返るとそういうことらしい。
随分とわがままになった。
そして、随分といろいろなことがあった。
そりゃ約15年なんだから。
何もなかったら、そのほうが驚きだ。
表面的には人生で一番変化の大きかった15年だ。
って、その前の15年は幼稚園から高校だから、当たり前か。
内面的には小さい頃の方がより大きな変化があったんだろうが。

一人暮らし最後の日なぜだか、youtubeで深夜特急を見た。
知らぬ町の雑踏を歩く。
自分が何者でもないこと、
どんなことが起こるかわからない不安
でも、未知の世界に触れるワクワク感。

旅だけが持つ唯一の鼓動。
そんなものを感じながら、一人暮らしを終えた。

===

こんな文章を書いたのがちょうど1年前、すなわち一人暮らしを終えて1年がちょうどたった。なにも気にせずに生活できるから一人暮らし最高だと思っていた。人と暮らすのなんて不便と思ってきたのだが、食わず嫌いだった。一緒に生活してみたら、別になんの不便もない。逆にメリットの方が大きかった。結局自分の性格含めて分かっていないんだなと、やってみないと気づけ無いことばかりだ。そして、偶然また一人暮らしをしている。ただ、もうすぐさらに1人増えて、3人ぐらしが始まろうとしてる。想像するだけなのだが、買い物にいったり、近所を散歩したり、公園にピクニックに行ったり何気ない日常を今から楽しみにしている自分がいる。

youtubeで深夜特急を見て寝るとするか。

小さい頃にやっておけばよかったなぁと、今更思うこと

宇多田ヒカルさんは、子育てを通して自分の記憶にない自分自身の小さかった頃を見ているように、追体験しているようだと話していた。自分自身にとって大きな影響を与えたけれど、記憶になくて空白になっていた時間を子育てを通して、取り戻し、今の自分自身たる所以を理解できたみたいな発言がすごい刺さっている。

そんな話から、自分の人生というものも振り返り、友達の過去と今を見たりなんかして、こんなことをした人生がよかったなと思ったことをメモ。

■コミュニケーション
・多様な人との交流(同年代も、大人も、考え方も、仕事も)
 →小さい頃にいろいろな仕事をしている大人と触れ合うと、自分の将来を考えるときに選択の幅が一気に広がる。
→年上、年下とも頻繁にコミュニケーションすることで、状況に応じた振る舞いが学べる。
・リーダシップ、組織を率いること
 →友達や学校組織の中でリーダシップを取ることは、大人になってからも重要。慣れていると大人になってからも自然にリーダシップを示せる。
・恋愛
 →コミュニケーションを学ぶ手段や感情を表現する手段、相手の立場に立った言動など学べる。
・悪いこと・喧嘩
 →人間社会で活きるということは、綺麗事だけじゃ生きれない。そこで、喧嘩したりすることも慣れておく必要がある。
   悪いことをし続けるのは良くないが、悪いことをして反省したり、悪いことってなぜダメかを学ぶのにも良い。

■学び・教養
・英語
 →いずれ自動翻訳もあるだろうが、人と人が心を通わせるには同じ釜の飯を食べると同じで、同じ言葉でのコミュニケーションは必須
・お金の勉強・経験
 →学校では学ばないけれど、生きていくには必須の能力。概要とともに実際に小さい頃から投資とか運用したほうがいい。
・教養(歴史・名著・文化)
 →それなりの人たちと対等にやっていく際は、教養が必須。それがないと、馬鹿なのって感じになるし、信用もしてもらえない。
・プログラミング
 →エンジニアになるかどうかは別にして、ある程度プログラミングを理解しておいて、モノの仕組みの原理原則を理解して考えを発展できるようにしておく。

■行動パターン
・自分で考え、自分で行動すること。どんなことでもPDCA
 →何か決められたことをただやって達成することは学生までで、それが染み付いているとダメ。自分でゴールを見据えて、逆残して自分でアイディアを出して行動計画まで落とし込む。そんな習慣がついていないとダメ。
・自分の好きなことを、とことん追求する
 →好きこそものの上手なれ。これは本当に正しい言葉だと思う。大人になってから好きなことがなくて、結局ダラダラした人生を送るよりも、マニアックなことであっても好きなことに出会い、好きなことを追求する。それを親も応援する。やると決めたらすぐに辞めない。これがポイントかな。
・一緒ん懸命取り組んで成功や失敗
 →本気で取り組んで、成功や失敗する経験をするといい。その感情の起伏も味わえる。喜びや悲しみは、大きなエネルギーになるし、その経験が人生を彩り豊かなものにする。
・バンテージポイントにいつもいること
 →朱に交われば赤くなる。周りがだめな人ばかりだと、それで良いと思ってしまう。一方で常に最先端だったり、自分より優秀な人がいると見える視点が違うし、さらなる世界を見ようと努力する。そして、小さいことに仲が良かった仲間は、大人になって様々に活躍する。そうすると、大人になってから、小さい頃の繋がりが大きく価値を生む。
・多様な視点で考える
 →答えはひとつではない。偉い人や権威が正しいわけでもない。1つのことでも、多様な視点で常に考え、それを踏まえた上で自分の意見を持つ。
・表現をする
 →自分の意見は表明する。自分の意見は変わっても良くて、その時全力で考えたらそれを伝える。簡単に伝わらないことも多いので、ひとつのことをAという表現で伝えたり、Bという表現で伝えたりと、いろいろ試すことが重要。後からいろんな人と議論して意見が変わっても良い。その時は、またそのことを率直に伝える。
・ロジカルとクリエイティブ
 →ロジカルとクリエイティブをうまい具合に行ったり来たりできる思考ができると強い。片方だけじゃ足りない社会。

■人間のベース
・睡眠
 →しっかり寝なきゃ、体が作られない。健全な肉体に、健全な心がやどり、最高のパフォーマンスがだせる。
・健康的な食事
 →睡眠と同じで、食事が体を作り上げる。
・運動
 →運動することで、肉体も強くなる。しっかりした肉体だと、何をするにしても馬力がある。小さい頃に運動しておくと、運動神経が良くなっておとなになってからも様々なスポーツがうまくできて、人生を楽しむことができる。運動によって脳が使われるので、そういった意味でも脳の活性化につながる。

■人生の彩り
・旅
 →知らない世界や知らない文化、人に出会える。偶発的な出会いを生むので、自分の人生が非連続に拓かれていく可能性をくれる。
・自然とのふれあい
 →人間も自然の一部であり、自然の循環は本当にできた仕組みで、学ぶことがたくさんある。日々の生活とは少し離れた環境と触れ合うことで、楽しみ学ぶことが非常に多い。なんたって、僕らは自然の中で生きているのだから。
・音楽・楽器
 →世界を旅して思ったのが、音楽って人を幸せにする。空間彩り豊かにする。できたら楽しめる。
・絵などアート
 →言葉以外で表現する手段を持つ。自分から溢れ出る気持ちをそのまま表現する。芸大に通って、そんな仲間を見て心の底からアートというものの力を知った。
・本・映画・漫画・ゲーム
 →どれも俺は小さい頃やってこなかったが、どれもやったほうが良かったなと今更ながら思う。

と、色々書いたけれど、自分の子にこれらを押し付けたいだけじゃんと思われそうだが、それもちょっとある(笑)でも、押し付けることは好まない。その過程の中で、自分も考え、議論しながらやっていきたい。まず環境だけは整えれるようにはしたいなと思う。