人との繋がりを祝う

よく人間にとって幸福とは何かみたいな話があるけれど、まあ、ひとりひとりの価値観によっても違うし、同じ人でもその時に置かれている状況によっても違うと思っている人間である。現代社会であれば、何かと交換するためにお金は必要だし、社会に貢献しているという意義を感じられる仕事も、1人じゃ生きていけないので家族も仲間も必要だ、もちろん健康も欠かせない。

そんなことは、誰もが承知なのだろう。その上で、人間にとって何が幸せかと研究する人々。TEDを流していたら、こんな話があって、ふと思う。

ロバート・ウォールディンガー:
人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から

お金も、仕事も、家族も、友達も、健康も、趣味も大切だけれど、人間は何を祝ってきたか。ふと、そう思ったのだ。そうすると、人間がお祝いするということは、人と人との新たな繋がりを祝うことが多いのかもしれないと気づいたのだ。

入学式
結婚式(ある意味お葬式も)
出産
歓迎会(ある意味送別会も)

学校に入れば新しい仲間ができる、結婚とか子供が産まれるとつながりが広がる。だから、お祝いしてたのだろう。金持ちになったりしてもお祝いの場とか作らないし。

人間は、人は人とのつながりで幸せになると昔から無意識で知っていた。知っていたというか人と人が助け合わないと生きていけなかった。だからこそ、新たな仲間ができることはお互い助け合え、楽しみが増え、自分たちの命を長く伸ばすことができ、幸せに繋がると。

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