全く初めての経験だった。
長いはずなのに、あっという間の出来事だった。
同じような時間が流れるのに、なぜかそう感じない。
遮光カーテンが引かれた室内は、時間感覚を失い時の流れすら忘れていた。
そして、何もできない自分がいるのに、ここまで自分のことのように感じる不思議な感覚。
この時間を共にするなかで、女性の精神と肉体の特異さ、自分との絶対的な違いを一層強く感じ、尊敬と感謝の気持ちで溢れ出す。
未経験すぎて、今まで見たことなさすぎて、次に何が起こるか分からない。
少しの不安がありつつ、冷静に心を落ち着ける自分、それなのにどこか自分ではないという感覚が残る。
頭では分かっているのに、人の中から人が出てくるという不思議を全身で味わった。
髪の毛を見、頭を見、体を見、泣き声を聞いた時、こみ上げてくる安堵感と感謝の気持ち。
今、始まり、これからどんな時を一緒に過ごすのだろう。
そして、彼女は僕の知らない世界をどれだけ見るのだろう。
いいもんだね。
ありがとう。
父ちゃん、早口で、いろいろ話しかけちゃうけど、いろいろ気になってなんでも質問しちゃうけど、仲良くしてね。
たとえ親であっても、
子どもの心の痛みさえ本当に分かち合うことはできないのではないか。
ただひとつできることは、
いつまでも見守ってあげるということだけだ。
その限界を知ったとき、
なぜかたまらなく子どもが愛おしくなってくる。
星野道夫
寺町君 赤ちゃん誕生 おめでとう!
喜ぶ顔が見えるようです
母子とも元気に退院され、夢多い新しい生活が
今まで以上に素晴らしいことを祈念いたします。
佳澄の爺婆
ありがとうございます。
かすみお姉ちゃんにも遊んでもらうことになりそうで、今から楽しみです!
おめでとう!
ありがとうございます!