月別アーカイブ: 2016年9月

日常になった911だけれど、過去の911を振り返るとどれも非日常で再現の無いものなのだなと

911を記録するようになってから10年ちょい。今はFaebookのon this dayやgoogle photoが自動的に写真をアーカイブして過去のこの日を毎日リマインドしてくれる。

そんな機能ができるずっと前から911をメモるようになった。明確な理由はないが、定点観測とは面白いもので、あのテロが起こった日という意識もだんだん薄れていき、日常になった911だけれど、過去の911を振り返るとどれも非日常で再現の無いものなのだなと。

911はもちろん大きな出来事だけれども、何事もなかった平凡な一日を過ごした自分の911を振り返ってみても、実は再び訪れることのない日だったんだなと改めて思う。今年は1日速いけれど、週末は実家の岐阜で過ごすので、あらかじめメモ。

さて、来年の今日はどこで、誰と、何をしているのだろうか。今日(9/10)は晴天の良き一日、パンを焼いて、洗濯をして、音楽を聞きながらブログを書いている。ああ、洗濯をしていたら英会話を忘れてしまったが、そんな日が始まるのだ。

2001/09/11 岐阜 (岐阜在住)
2002/09/11 千葉の岩井海岸 (横浜在住)
2003/09/11 モロッコ タンジェ(横浜在住)
2004/09/11 インド ブッダガヤ (西日暮里在住)
2005/09/11 ボリビア コパカバーナ (西日暮里在住)
2006/09/11 新潟 越後つまりトリエンナーレ→東京 (巣鴨在住)
2007/09/11 東京 巣鴨 (巣鴨在住)
2008/09/11 東京 (阿佐ヶ谷在住)
2009/09/11 東京→沖縄 (阿佐ヶ谷在住)
2010/09/11 千葉県 御宿 オープンウォタースイム大会(阿佐ヶ谷在住)
2011/09/11 岐阜県・恵那でクリエイティブライティングの仲間とキャンプ(阿佐ヶ谷在住)
2012/09/11 東京 (阿佐ヶ谷在住) 数日前までは3週間ほどフランスとスイス
2013/09/11 東京:お台場(阿佐ヶ谷在住) ホテル日航東京で宿泊で研修
2014/09/11 東京(北千住在住) 特になにもない日常
2015/09/11 東京(北千住在住) 去年とは仕事が変わった。そして、タクジさんに誘われ池澤夏樹さんの話を聞いた夜
2015/09/11 岐阜の実家に。結婚したのともうすぐ子供が生まれるからまた来年は違う911だろう

下手でもまずやれ、そして発表しろ

下手でもまずやれ、そして発表しろ。
と当たり前のことを思う。

どんどん失敗すればいい。失敗しなければ上達しない。

最初から最高のものは作れない。
他者からの評価は最高に良いこともあるが、後から当事者が最初の作品を振り返れば稚拙な点が多いと思う。
当たり前だ。
やっている間に成長していくのだから。

ヘタでも発表する。でもヘタで発表したくないからその前に努力する。
でも、うまくいかないこともあって、指摘を受けたりアドバイスを貰う。
次回に、それが活かせるし、ヘタだったら悔しくて次のエネルギーになる。
このサイクルが何よりも大切なのだ。

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最終的な答えなんて求めなくていいんだ

同じ時間が流れる大人

赤ん坊は母のお腹の中でどんどん大きくなっていく。

現代はテクノロジーと医学の発達で、今の体重や大きさ、心拍数がわかり、そして写真で見ることもできる。

手が出来始めた、心臓ができて心拍数がいくつだ、目が少し見えるとか。キックやパンチが強くおお聞くなったとか、肺呼吸ができるようになったとか。毎日何十グラムずつ大きくなるとか。毎週毎日毎時間変わり続けている。

その変化のスパンが、サイクルが短い。

そう思った瞬間に、一方、大人は俺は何も変わっていない。いや、厳密には変わっているけれど、その変化の幅やスパンのが長くなり、変化が明確に分からなくなっている。

ああ、時間軸が変わったのかと、少し寂しくなる。でも、その時間軸は自分でコントロールできるはずで、変化を起こしてより楽しめる時間軸で生きていくことだって、自分次第なのだ。

慣性の法則は物にも人の行動にも当てはまっていて、そこから抜けるには大きなエネルギーがいる。

でも、そのエネルギーがないと、人生面白いものにならない。

そんなことを変化のサイクルの速い赤ん坊という存在から気付かされるのであった。

神津島へ

そういえば、GWに神津島へと向かった。島好きなので、ちょっとした時間があると島へ行く。手軽なのが伊豆諸島で、竹芝から夜行フェリーでさくっと行ける。さらに、GWや夏休みでも値段が上がらないし、直前でも2等なら購入できることが多いから。

金曜日の夜に、竹芝桟橋に向かいいつものフェリーに乗る。東京の夜景を見ながら、眠りにつくとあとは朝を待つだけ。と、朝になってフェリーのデッキに出ると曇り空。天気予報も良くなかったので期待はしていなかったが、やはり残念なもんだ。島に降り立つと、予約していた宿までてくてくと歩く。よそうべえさん。宿に荷物をおいて、バスに乗って海上遊歩道に。晴れていれば、夏であればきれいで飛び込んで楽しかったのだろうけど、時期的にも天候的にもそんな気になれずw

ということで、再びバスで帰ろうと思ったが、バスの本数は少なく歩いて帰ることに。幸い雨はふらず、海を見ながらの散歩。途中にキャンプ場があって、もし銛突きに来たらここでテント貼るかなと想像。近くに商店がないことがネックだなと。海に面しているのは良いのだが。まあ、そんな妄想をしながら少し歩くと温泉に。日帰り温泉に入って、露天風呂も。お客さんがほぼゼロで、貸切状態。

宿に戻って、夕日を見に出かけたが雲にかくれてイマイチな夕日だった。夕食を食べて、いつの間にか寝ていた。翌朝はいい天気。昨日と反対の港にフェリーが到着するので、宿のおじちゃんに送ってもらった。こちらの岸壁は美しく、ついつい見とれてしまった。また、フェリーに乗り短い神津島滞在が終わった。

あ、そうそう田舎の民宿はご飯もおいしくてボリューム満点で、圧倒的に安い。個人的にホテルに泊まる価値とか分かってないので、安い民宿で十分だなーといつも思う。