浜比嘉島の民宿で

金曜の午後から沖縄へ。6月の頭にも来たから2ヶ月半ぶり。今回は仕事だったので、泊まりだけ旅行気分を味わえるようにと、島にした。本島からすぐの島はだいたい行ったことあるので、どこでも良かったのだが以前行って景色が良かった記憶のある浜比嘉島へ。そして、事前にネットで海沿いのやすい民宿が取れたのもあってここに。

金曜日の夕方に羽田を出て、那覇に。那覇空港には青木さん(旧ニッチマン)が待っていてくれて、安安へ。ここは東京にもある焼肉屋で、大学時代に安いのでよく通った店。青木さん(旧曲がり豆)と以前、焼き肉の音を収録したBGMのCDを作ろうと、音を取りに行ったのも安安。

久しぶりに来たが、安い。2人で3500円程度だし、タレが甘辛くて美味しいのだ。ジャンキーな味だが、肉を食べるよりタレを食べているなと思いながら満足。そして、当時はヤングカルビという油の多い肉を食べていたけれど、今回は1皿でギブアップ。年をとったせいで、食べるものが変化した証拠。瀬長島へとぶらっと遊びに行って、那覇市内のホテルまで送ってもらい就寝。

翌朝、那覇市内でレンタカーを借りる。前回の沖縄以来のレンタカーで練習にもなる。時間があったので、残波岬へ。その後、宮城島、平安座島、伊計島をドライブし、仕事へと向かった。その後、今夜の宿の浜比嘉島のゆがふの郷へ。場所がわかりづらく、カーナビにもうまく表示されないので迷ったがなんとか到着。夕食を予約してなかったが、頼んだら作ってくれた。老夫婦が営むよい民宿だった。

オリンピックを見ながら、夕飯をいただく。長嶋さんが大好きな親父さんとおしゃべりが大好きなお母さんといろいろと話した。それから、目の前の海へ。東の空に月が輝いている。ビーチでは数組がキャンプをしている声が聞こえてきた。僕は防波堤にひとりで寝転がり空と海を眺めていた。

なにげに1人でこうした民宿に泊まる旅は久しぶりかもしれない。のんびりご飯を食べて、港で寝転がる。一人旅。当分ないのかなとそんなことをぼんやりと思いながら、海を眺めた。そもそも、数年前までみたいにどこへでも1人で旅しまくるというスタイルが、TEAM JAPONのPTLとハラペコ登山隊のアコンカグアで徐々に変わってきたのもあるんだけれど。

何かを得ることは、何かを失うこと。でも、そうしないと変化はないし、それだからこそ新たな世界が広がる。たまには、1人でボーッとする島の時間も良いもんだと思った。

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