近畿大学の卒業式でホリエモンこと堀江貴文さんが講演した内容が素晴らしいと話題になっていた。
ということで、見てみたらやっぱりよかった。
過去も未来もないこと、今しかないこと。
未来は分からない。過去を悔やんでも意味がない。
先生に教わらなくても、世界中の情報に接することはできる。
情報を頭で考えて、整理して、情報を発信する。行動することの重要性。タイと日本の物価2倍しか差がない。
そして、タイは急成長中。こんな差はすぐになくなる。努力をしない人たちは取り残される。
厳しい社会が待ち受けている。世界中が競合になるから。今の常識は10年後には常識ではない。常識に縛られないで生きる。
変化スピードはグローバル化で加速する。未来を悲観することはない。未来は心がけ次第。
悪いことは忘れるようにしている。
過去を悔やんでもいいことはひとつもない。でも、これから失敗していく、チャレンジすることは失敗するということ。でも、チャレンジしないと成功もしない。失敗した時に再発防止策を考えて、実行する。悪いことは酒を飲んで寝て忘れる。これからチャレンジすることは必ずうまくいくと思い込むこと。
ってなことを話していた。
別に真新しい話はないし、自分もホリエモンとほとんど同じ考えを持っている。自分の過去の体験や未来を考えた結論とほぼ同じだし、同じスタンスだ。
例えば、老後のことは考えない。いくら準備しても50年後のことなんか分からない。からその時に考える。未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。ってのは、今を楽しめない人は、将来も楽しめない。80歳になっても、将来が心配というだろう。ということとか。
未来には楽しいことしかない。過去を悔やんでも仕方ない。未来を楽しむためには今を楽しむこと。今を集中して生きている。
同じ考えだと思った。自分の人生経験を通して、いろいろ自分で感じて考えた実感を持ったこと。
でも、違うなと思った。
重みというか、なんというかが。自分の中では、本当にそう思ってるし、その考えに従って生き方を選択しているんだが。
同じ言葉でも、その深さが自分とホリエモンでは違うなと。
イチローが言ったことを思い出す。
何を言うかではなく、誰が言ったか。その誰がに価するする生き方。という言葉を。
拙い表現でも将来自分の言葉で伝えられたらなと思う。しかし結局、言葉とは『何を言うか』ではなく『誰が言うか』に尽きる。その『誰が』に値する生き方をしたい」
それにしても、ベースの頭の良さが一緒だとしても、物事の考え方、捉え方、スタンスによって、人はどんどん違ったものになる。この人の考え方って微妙だなと思うことがある。どんな考え方をしていてもそれぞれだからいいんだが、捉え方がイマイチだと思う人は、人生楽しんでなかったりする。不満たらたら、人のせい環境のせいばかりにする。
ああ、この人はビジネスでも趣味でも結果だしづらいんだろうなと思ってしまう。同じぐらい頭良くても、スタンスの違いで、まったく違う人生を歩むし、大きな差が生まれるんだなとつくづく思う。だからこそ、捉え方とかスタンスは、能力以上に磨きをかけ続けていく必要があるなと。