ずっと気になる存在だった。
キューバに行ったことある友達は、陽気な人々が僕にあっているよと。何人かが教えてくれた。
キューバのイメージと言ったら、こんなぐらいだ。
社会主義国家
ゲバラ
カストロ
ヘミングウェイ
音楽
葉巻
楽しく生きている人が多い
未知なものが、僕の好物だから、同じ所には何度も行かない場合がほとんど。同じ国にも行かなければ、同じエリアも少ない。エリアをどこで区切るかという話だが、残ったエリアは中米とアフリカ。地球をざっくりと分けてしまえば、未知のエリアは、この2つなのだ。
モーターサイクルダイアリーズを10年ぐらい前に見て、いつか行きたいと思っていた。ブエナビスタ・ソシアル・クラブも数年前に見た。あのリズムがたまらない。
でも、チケットが高かったり微妙に遠い。いや、厳密にはアフリカとか南米に行ける航空券の価格ぐらいするのに、そこよりも近くにある。ちょっと割高なイメージだし、外国人旅行者にとっては、旅のお金も高いのだ。
まあ、アルゼンチンのアコンカグア登山とか行ってるんだから、それより近いしやすいじゃんって話だが、アジアとかみたいにサクッとも行けないし、行くなら国をじっくり旅したい国。
そんなことを思って10年以上たっていた。
アメリカとの国交正常化交渉が2014年末に急遽始まり、さらに4月11日までに双方の国に大使館ができるという。これは、えらいこっちゃ。カストロが生きているうちにアメリカと国交正常化する前に。
今しかない旅。
自分の体力的に今しかないとか自分起因の今しかない旅もあるけれど、旅にはいつも「旅する国の事情」がある。その国の今を見たい。今じゃなきゃ永遠に見られないその国を見てみたい。アメリカと国交正常化してからは明確に変わる。アメリカからさらに人が来て文化が入ってくる、習慣が変わる。そして、カストロが生きているか亡くなった後かも違うだろう。
別に社会主義者でもなければ、カストロやゲバラにあこがれているわけでもないが、今しかない、そして世界でも珍しい社会主義国家を自分の目で肌で、頭で、感じ考えたい。通貨が2種類あるとか、街中に広告がないとか、ネットが規制されているとか、本当に些細な日常の違いが知りたいのだ。感じたいのだ。
そう、何気に久しぶりの一人旅でもある。もう一人旅はあんまりしないのかなと思っていたけれど、一人旅が目の前にやってくると楽しみなもんだ。
UTMB、PTL、アコンカグアは仲間との旅だった。
仕事で海外に行く時も一人じゃないし、そもそも仕事だし。
数年ぶりの一人旅。仕事面でも一区切りだし、よい旅になるといいな。楽しみだ。どんな世界が待っているのだろう。
では、また。
ネットが不便らしいので、更新はままならないかも。
時間を踏まえて旅をする。この時も、キューバとブータンをあげている。
http://teratown.com/blog/2014/09/18/thoiiioaethieie/