月別アーカイブ: 2015年3月

旅の終わり

パプアニューギニア以来、数年ぶりに一人旅をした。もう、海外一人旅はしないだろうと思っていたけれど、仕事を辞めるタイミングで久しぶりにキューバへと旅へ出た。おそらく最後の海外一人旅じゃないかとすら思う。(ってパプアの後も言っていた気がするw)

もう海外一人旅をしないと数年前に思ったのは、いろいろな地域に訪れて、知らない世界を知りたいという欲求が適度に満たされ、新鮮味が無くなったのが一番大きな理由だろう。

旅が好きというよりも、山が好きというよりも、何よりも「好奇心」すなわち、知らない物事を自分で体験して、目で見て肌で感じたいという欲求が強いのが根源的だ。旅もそのステージが終わったので、一人旅がなくなり、UTMB、PTL、アコンカグアと仲間と新たなことにチャレンジするというステージを楽しんでいた。

今回は、時期的にも誰も行く人がいないし、4/11にアメリカとキューバが国交正常化する可能性が噂され、その前に。そして、カストロが生きている間にという気持ちがあった。

10年程ビジネスの世界にどっぷりと浸かり、組織を運営する経験も重ねた。そうすると、国家という巨大組織の運営というものに興味が出てくるのである。政治家になりたいとかでは全くなく、組織マネジメントの究極の姿の事例を知りたいという意味で。個人的経験から、何かエッセンスを効率的に学びたければ、学びたいことの究極の姿をしている物事から学ぶと、違いとか特徴が明確ですぐに本質がつかめるという考えを持っている。

とまあ、そんな理由でキューバに行った。学生の頃と比べると、旅をしている間に考えることも違う。昔は、いろいろな人とコミュニケーションしたいとか、いろいろなものを食べたい、いろいろなものを見たいだった。が、今は、国民の仕事はどんなで、収入はいくらで、何にお金を使っていて、会社はどんな規模や業種が多くてとか、この国独自の国民性とビジネスはとか、海外の企業で強いのはどこかとか、そんなことも気になるのだ。


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とまあ、前置きはさておき、今までこれぐらいの地域を旅してきた。で、国が何によって成り立っているかということを考えた結果、この要素じゃないかという俺流の仮説がこちら。

自然環境
気候、地形、植生など

人の作り・性格
 性格、身体能力など

政治
 政治とか統治するスタイルと、その結果としての経済や法律などの制度

科学技術・ビジネス
 自然環境、人の作りと性格、政治がどうなるかによって、科学技術とビジネスがどの程度運営されるかが決まる。
 
一番ベースになるのが、自然環境で、その自然環境によって人の身長とか肌の色とか性格も決まる。人の性格が決まり、人の集まるコミュニティの性格が出来上がり、すなわち政治のスタイルとか法律に関わる。それらが決まると教育とかにも影響が出てきて、科学技術の発展とかビジネスの発展度合いに影響をする。こうして、国は出来上がっている。

もっと根底に、物理の法則とか、地球の成り立ちとか、宇宙とか人間の脳とか意識とか、生命体としての生物の原理とかあるけど、これは人類というか地球すべてに関わるので、その国をその国たらしめている要素ではないというイメージ。

送信者 キューバ201503

Saintiago de Cuba

Hola!

I am in Saintiago de Cuba.

Fortunately,this weekend Cuban traditional music Festival is held.
The name is Pepe Sanchez Festival.

And,one Japanese musician ´MAKOTO´ is invited this festival.
So, Last night I joined the fes and enjoyed Cuban music.

People in Saintiago are so Friendly and Kind, I enjoyed music with them everyday.

Next, I will go to Camaguey.

PS.
I took so many nice photos,but Internet connection is very bad, so no photos on facebook.
Sorry.

Adios.

三田原山でバックカントリー

2015年3/14,15日で妙高のカッセ3ベースを起点にハラペコ登山隊で、スキーに。
弘樹さんも参戦し、なかなか楽しいスキーツアー。

北陸新幹線の開通らしく、その初日に新幹線のホームに入場券で入って見た。なんだか、ミーハーだけど、記念になるもんだ。
初日は斑尾高原スキー場で、信越五岳をプロデュースしているヒロキさんと、信越のスタートになっている斑尾高原スキー場のハイジで滑るなんて、レアなことだな。夜は、飯山駅での弘樹さんのイベントに参加。

翌日は、三田原山でバックカントリー。妙高杉ノ原スキー場でリフトで上がり、シールを付けてても滑りそうなところもありながら、なんとか登り三田原山のトップに。ずっこけたり、迂回したりもしたけど、青い空の下で、自然の中を滑るのは気持ちがいい。最後はゲレンデに戻りゴール。

晴れた日に最高の1日。

■バックカントリーのコツ

・シールで登る、足に体重をかけないとずるっと行くこともたまにある。カカトに体重を乗せたまま、背筋をまっすぐ伸ばして歩くとシールはしっかり雪面をとらえて、安定したグリップ力を発揮してくれる。

・杖のように身体の前で着くのではなく、身体の横、脚より後ろに着いて押し出すようにすれば、背筋が伸びて自然にシールのグリップもよくなるのだ。

・シールが滑りづらいので、シールを剥がした直後はよく滑るように感じる。気をつける。

・登りは余力を残しておく、下りのために。

・小回りのターンのために、ターンする時ちょっとジャンプするように足を運ぶと良い。リズミカルに細かいターンができるようになる。

・登りは暑くなり、汗をかきやすいので、調整しやすい服で行く。

・食べ物、飲み物も取り出しやすいところに。

・ビーコンとGPSの事前スイッチONを事前に忘れない

■装備

ヘルメット
ゴーグル
サングラス
ビーコン
ゾンデ棒
スコップ
スノーシュー
アイゼン
スキーブーツ
スキーの板(ビンディング)
シール
ストック
ビンディングにつけるスキーアイゼン(クトー)
GPS
BC用バックパック(スキーを固定できる)
スキーのワックス
キッチンペーパーかコルク(ワックスを磨くため)

無線
エマージェンシーシート
ホイッスル
ゲイター
ヘッドライト
地図

行動食
暖かい飲み物
カメラ
スマホ
携帯充電器
iPod、キンドル
小さいザック
財布

メガネケース
コンタクトレンズ
曇り止め
日焼け止め
歯ブラシ

■服装
ゴアテックスのズボン
ゴアテックスのジャケット
バラクラバ
ニット帽子(薄い靴下も)
厚手の靴下
フリース&cap4のフーディ
タイツ
アウター手袋
インナー手袋
タオル
着替えのパンツ、靴下、シャツなど
インナーダウン
Tシャツ
腕時計
ネックウォーマー
リフト券を腕に巻くケース

ファーストエイドキット
針金
ガムテープ(布テープ) シール剥がれ防止
ガムテープ代わりにシールと板を付けるバンド
バンド(スキー板をザックにつけて歩く時にとめるバンド)
リーシュ 転倒時にスキー板が落ちていかないように
クトー (スキーにつけるアイゼン)
予備電池
コンパス
バラクラバ

エアマット
寝袋
タオル

ストーブ・コッヘル
水2リットル
花粉症の薬

キューバに行く理由

ずっと気になる存在だった。

キューバに行ったことある友達は、陽気な人々が僕にあっているよと。何人かが教えてくれた。

キューバのイメージと言ったら、こんなぐらいだ。

社会主義国家
ゲバラ
カストロ
ヘミングウェイ
音楽
葉巻
楽しく生きている人が多い

未知なものが、僕の好物だから、同じ所には何度も行かない場合がほとんど。同じ国にも行かなければ、同じエリアも少ない。エリアをどこで区切るかという話だが、残ったエリアは中米とアフリカ。地球をざっくりと分けてしまえば、未知のエリアは、この2つなのだ。

モーターサイクルダイアリーズを10年ぐらい前に見て、いつか行きたいと思っていた。ブエナビスタ・ソシアル・クラブも数年前に見た。あのリズムがたまらない。

でも、チケットが高かったり微妙に遠い。いや、厳密にはアフリカとか南米に行ける航空券の価格ぐらいするのに、そこよりも近くにある。ちょっと割高なイメージだし、外国人旅行者にとっては、旅のお金も高いのだ。

まあ、アルゼンチンのアコンカグア登山とか行ってるんだから、それより近いしやすいじゃんって話だが、アジアとかみたいにサクッとも行けないし、行くなら国をじっくり旅したい国。

そんなことを思って10年以上たっていた。

アメリカとの国交正常化交渉が2014年末に急遽始まり、さらに4月11日までに双方の国に大使館ができるという。これは、えらいこっちゃ。カストロが生きているうちにアメリカと国交正常化する前に。

今しかない旅。

自分の体力的に今しかないとか自分起因の今しかない旅もあるけれど、旅にはいつも「旅する国の事情」がある。その国の今を見たい。今じゃなきゃ永遠に見られないその国を見てみたい。アメリカと国交正常化してからは明確に変わる。アメリカからさらに人が来て文化が入ってくる、習慣が変わる。そして、カストロが生きているか亡くなった後かも違うだろう。

別に社会主義者でもなければ、カストロやゲバラにあこがれているわけでもないが、今しかない、そして世界でも珍しい社会主義国家を自分の目で肌で、頭で、感じ考えたい。通貨が2種類あるとか、街中に広告がないとか、ネットが規制されているとか、本当に些細な日常の違いが知りたいのだ。感じたいのだ。

そう、何気に久しぶりの一人旅でもある。もう一人旅はあんまりしないのかなと思っていたけれど、一人旅が目の前にやってくると楽しみなもんだ。

UTMB、PTL、アコンカグアは仲間との旅だった。
仕事で海外に行く時も一人じゃないし、そもそも仕事だし。

数年ぶりの一人旅。仕事面でも一区切りだし、よい旅になるといいな。楽しみだ。どんな世界が待っているのだろう。

では、また。

ネットが不便らしいので、更新はままならないかも。

時間を踏まえて旅をする。この時も、キューバとブータンをあげている。
http://teratown.com/blog/2014/09/18/thoiiioaethieie/

http://www.teratown.com/blog/archives/001967.html

できて当たり前のことをできるようにするために。毎朝30分の英会話

車の運転と同様に英語はできて当たり前。

できない方が、不便すぎる。

運転も英語もツールでしかないので、それが使えこなせないと、様々なことに支障が出る。

ということで、英語を始めた。

特に明確な理由があったわけでもないが、なんかそう思ってしまったのだ。

こういった類のことは、1日でも若い時から始めるのが重要だし、地道な日々の積み重ね。

毎朝やる。毎日やる。
飲み会があっても翌朝起きてやる。

これで、1年ぐらいまずやってみようと思う。

Skypeでの英会話が一般化したので、安いし自宅でできるし、便利な社会になったなとつくづく思う。フィリピンとかが中心なので、しばらくしたら、アメリカとかネイティブの人と話せれるようなサービスでも探そう。

2015/03/08からスタートして、キューバに行っていた日々と泊まりでスキーに行った日以外は毎日続いている。続けると決めると、しぶとくやり続けるのが得意な性格で、このまま続けれればと思う。続けるということは、習慣化なので最初の2日続ける、その後2週間続ける。こうすれば、ほぼ面倒くさいとか感じずに続けられる。あとは、一回途切れた後に、再開するのにパワーがいるがそこで復活できれば継続する。