日別アーカイブ: 2014/10/21 火曜日

環境が悪いと考える

自分のおかれている環境が悪いと考える、考えて環境の悪さを克服しなければならないからだ。

環境ってのは、研究環境だったり、もろもろ周囲の人だったり、制度だったり、お金だったりの環境。

環境が悪ければ自らの意思では環境を良くすることしかない。環境のせいにしていたら、なにも変わらないし、人生がもったいない。

そもそも、人間はあえて環境を悪くすることはないから、環境をよくするために考えるのだ。環境が良いと不便がなく考えなくなる。常に環境が悪いだけでなく、突発的な出来事で環境が悪化することもある。どちらにしろ、不平を言う前に、環境を変えることを楽しめばいいと思う。

環境が悪くいのも逆手にとれば考えるきっかけなんだから。

例えば、数年前に旅の途中でバックパックを盗まれ、カメラの充電器などを盗まれたけど、盗まれたので代替品を探したり、写真を一枚一枚考えて大切にとることになった。すると、考えて撮る写真は、闇雲に撮る写真よりも、精度の高い者になった。

ノーベル賞の青色ダイオード中村さんも環境が悪かったから、自分で道具などを作ったり、ルーチンの作業を自分でやったから外部業者に頼むよりも詳細が分かったし、スピード感をもって研究ができたとか。

仕事も、遊びも、研究も、人間関係も、生まれもった境遇も、環境が悪いと考える。環境が悪いことに文句をいうよりも、そんな悪い機会は面白いし、ありがたい。

必要は発明の母みたいなもんかな。

送信者 パプアニューギニア2011