月別アーカイブ: 2014年10月

ミュアウッズとサンフランシスコの町

日本から9時間弱でサンフランシスコに到着。
思っていたよりも近く、シンガポールに行くのと変わらない。
さくっと、おもいついたら行けるぐらいの近さ。

送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー

事前にサンフランシスコの近くでいいフィールドといったらヨセミテ。でも車で5時間。行ってみたかったけど、今回は無理ということで、ミュアウッズに行くことに。空港から直接行けるかインフォメーションで聞いたら、無理とのことだったので電車でサンフランシスコ市内に。その電車の中でツアーを予約。それも1時間後の11時出発の。圏外になりながら、なんとか予約できた。確認のメールを見たらホテルのピックアップは10時5分。あれ、あと3分後じゃん。未だに電車の中だから無理。電話して13時10分ホテルピックアップのツアーに変更してもらった。

こんな風にさくっと変更できるのもネット&スマホが発達した今ならでは。とりあえず、ユニオンスクエアのヒルトンホテルにチェックイン。個人的にはもっと安いモーテルで十分だ。友達が泊まっていた中心地から少し離れたモーテルの方が設備的にもいい気がしたwそれはさておき、時間があるので路面電車でフィッシャーマンズワーフへ。Powel駅の近くの路面電車乗り場近くにユニクロ。H&MとかGAPもある。サンフランシスコの表参道的な場所かな?そこにユニクロがあった。ユニクロの世界進出もすごいなと実感する。店内を見ると日本の価格の1.5倍ぐらいなイメージ。日本よりちょい高級路線。

送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー

坂道のサンフランシスコを路面電車で進むとすぐにフィッシャーマンズワーフに。べただけど、カニとクラムチャウダーの昼飯。まあ、うまい。そんな感動はないがw時間もないので、タクシーでホテルに。ピックアップの場所が分からず、再び電話で確認。Behind the lobbyって言われても、ロビーの裏?どこ?ホテルの外に出てもバスはいないし、困った困った会話しても通じない。ホテルの中にあるとか言われてますます不明。あっと思ったら、細い通路がありロービーの後ろに行けた。やっと見つけてホッと。

送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー
送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー

バスでミュアウッズに。バスで1時間30分ぐらいかな。この森を2時間弱ほどお散歩。のつもりが、ついつい走ってしまった。高くまっすぐ伸びる木々の間を走るのは気持ちいい。アメリカのトレイルを初めて走ったけど、走りやすかった。海の見えるトレイルという名前だったけど、たいして見えなかったのは残念。でも、静かで、気持ちよい山を満喫できた。帰りは海沿いのサウサリートからサンフランシスコの市街を眺め、サンフランシスコランニングカンパニーの前を通って、夕焼けを眺めながらゴールデンゲートブリッジへ。

送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー

再びホテルに戻り、タクジさんたちが飯を食べている中華料理屋へ。取材で来ていたので、雑誌の編集長とカメラマンさんなども。まさか、サンフランシスコで会うとは。ビールを飲みながら、いろいろな話をして盛り上がる。それにしても、サンフランシスコで会うとは、それも遊びで一緒に来たのでもなくて、ビジネストリップが偶然同じタイミングであるなんて。それから、二人でもう1軒のみに行って、Uberでホテルへ。アメリカだとUberはすぐ来るし、タクシーよりも2割ぐらい安いし、支払いはカードなんでしなくていいし、ルートがGPSで表示されるのでだまされないし、こんなに便利なものはない。あっという間に1日が過ぎて行った。

送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー

翌日からはみっちり仕事をして、サンフランシスコでワールドシリーズがあるのでAT&Tパークをよるにのぞきに行った。中には入れなかったが、目の前の店はおふれんばかりの人。そして、点が入るとボールパークから声がこぼれた。

送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー

最後の日の朝に、REIによってみた。なんにんもの友達が昔ここで働いていたというので、ちょっと物色。でもギアにこだわりのない僕は、何も買わずに終わりw

送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー

今日も偶然の風が吹く

同じタイミング
同じ場所

アメリカは今回で3度目

10年前に南米からの帰りにサンフランシスコとシリコンバレーに立ち寄った。
5年ぐらい前にアラスカに行った。

今回はたった3回目なのに偶然にも2度目のサンフランシスコとシリコンバレー。
過去2回は遊び、今回は仕事。
記憶がよみがえる懐かしい場所もあった。
10年で変わったことも多かった。
あの路面電車はいつまでもはしりつづけているし、爽やかな気候もそのままだ。
でも、サンフランシスコの中心地に大きなユニクロがあり、移動はUbarでサクッとタクシー。
スマホがあればほとんどのことがこと足りる。
そして、グーグルは10年で想像もつかないほどの変化を遂げた。

メジャーリーグのワールドシリーズ
偶然にもサンフランシスコジャイアンツがホームゲーム。
ジョギングしてたら、すぐ近くのホテルに選手が偶然到着し、大騒ぎ。
試合がありホテルから近いAT&Tパークへ。
チケットがなく入れなかったけれど、球場の前まで行ってその活気を味わった。
町の中はジャイアンツの帽子やユニフォームの人ばかり。
見ないと、肌で感じないと分からない、あの感覚。

腹ペコ登山隊のタクジさんも偶然仕事でサンフランシスコに。
お互いに空いてた夜に一緒に食事。
まさか、サンフランシスコで一緒になるなんて。

いつも偶然の風が吹いている

送信者 サンフランシスコ&シリコンバレー

環境が悪いと考える

自分のおかれている環境が悪いと考える、考えて環境の悪さを克服しなければならないからだ。

環境ってのは、研究環境だったり、もろもろ周囲の人だったり、制度だったり、お金だったりの環境。

環境が悪ければ自らの意思では環境を良くすることしかない。環境のせいにしていたら、なにも変わらないし、人生がもったいない。

そもそも、人間はあえて環境を悪くすることはないから、環境をよくするために考えるのだ。環境が良いと不便がなく考えなくなる。常に環境が悪いだけでなく、突発的な出来事で環境が悪化することもある。どちらにしろ、不平を言う前に、環境を変えることを楽しめばいいと思う。

環境が悪くいのも逆手にとれば考えるきっかけなんだから。

例えば、数年前に旅の途中でバックパックを盗まれ、カメラの充電器などを盗まれたけど、盗まれたので代替品を探したり、写真を一枚一枚考えて大切にとることになった。すると、考えて撮る写真は、闇雲に撮る写真よりも、精度の高い者になった。

ノーベル賞の青色ダイオード中村さんも環境が悪かったから、自分で道具などを作ったり、ルーチンの作業を自分でやったから外部業者に頼むよりも詳細が分かったし、スピード感をもって研究ができたとか。

仕事も、遊びも、研究も、人間関係も、生まれもった境遇も、環境が悪いと考える。環境が悪いことに文句をいうよりも、そんな悪い機会は面白いし、ありがたい。

必要は発明の母みたいなもんかな。

送信者 パプアニューギニア2011

西村佳哲さん

西村佳哲さん

5年ぐらいまえに西村さんの本に出会って知った方。

それは「自分の仕事をつくる」という本。

今となっては、どんな経緯で「自分の仕事をつくる」という本に出会ったかを思い出せない。今調べてみると2009年に発売された本だから、本屋に平積みされていたのだろうか。たぶんそうだとしたら、阿佐ヶ谷の書原というすばらしい本屋のおかげだろうと思う。

今年の夏前の3ヶ月ぐらいで西村さんの本を3冊ぐらい追加で読んだ。最近のことなのに、こちらも理由は思い出させないが、GWに徳島の神山に行ったとき、西村さんが神山に移住されたというのがきっかけだったような気がする。

普段ビジネス書はあんまり読まないし、自己啓発本はきらいだが、西村さんの本はそれらとはどこか違う雰囲気をもった本ばかりだ。すんなりと自分の価値観に入ってきて共感する考え方。

なんでだろうと考える。ひとつは、西村さんが肩肘張らずに、本当に自然体で考えていること、感じていることを書かれているからだろう。そして、その考え方が、自分から自然と沸き上がる気持ちを拠り所にしているからだと思う。拠り所にする軸が、他者からの評価ではなく、自分の軸。この自分の軸も、頑張って自分の軸、自分の軸といっているのではなく、自然体なところ。そこが、素直に心地よく生きていることを感じさせてくれる。なんだか、うまく書けなかったが、「自分の人生を自分で生きる」こんな感じがするのだ。

本の中にはインタビューも多い。どの方も西村さんが本当に尊敬し、大切な人で、その人をもっと知りたい、もっと知りたい、という気持ちが伝わってくる。そんな西村さんの本を読み終えると、いつも心の中にさわやかな風が流れる。

来週は10年ぶりにシリコンバレーに行くので、長いフライトで読む本を買いに行くと、「かかわり方のまなび方」という西村さんの新しい本が平積みになっていた。さっそく買ってみた。「自分をいかして生きる 」とあわせて3部作の第3弾のようだ。

10年前にシリコンバレーに訪れた時の自分と今の自分。

考え方、価値観、趣味、視点、経験、訪れる理由、何がどう変わっただろう。

いろいろ感じたり、考えたりするにはいい時間になると思う。

送信者 南米

こんな記事を見つけて、こちらも共感したのでメモをかねて引用

http://greenz.jp/2014/04/03/nishimura_yoshiaki/

悩んだら、”わけもなく惹かれる人”の近くに行ってみる。西村佳哲さんが“自分の仕事”をつくるまで [STORY OF MY DOTS]

糸井重里さんがどこかで、行き詰まったり、なにをすればいいかわからないようなときは、身体を動かして(たぶんスポーツなど)、あと本を読んでいればいいと思う、といったことを述べていました。僕も賛成です。

「考えてもわからないことは、考えてもわからない」ものだと思う。少なくとも短期的には。そんなときの考え方は「うーん…」と頭を捻るようなそれではなく、頭の片隅に置いておいたり、ねかせておいたり、あるいは「忘れずにいる」ことが考えることの別形態になると思う。

一つ加えるなら、わけもなく惹かれる人の近くに行って、一秒でも長い時間をその傍らで過ごすといいと思います。「インタビューさせてください」でも「タダ働きさせてください」でもいいから。たとえその人の仕事が、自分がやりたいと思っているものではなくても。存在に惹かれるものがあるなら。

「この世界に、こんなふうに居られるんだな」という、あり方に触れることができるので。で、自分自身はその人とはまた全然別の仕事や活動を通じて、そんな…というか自分なりのあり方、存在の仕方を形にしてゆけたら満足だろうと思うわけです。

http://www.livingworld.net/nish/lang-pref/ja/
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/omr/job/index.html

ほのぼの那須

5年ぶりぐらいの那須

その後も車で通過したことはあるが、目的地として那須を訪れるのは5年ぶりのこと。

天気予報を見て、直前に行き先を決めるGO スタイルは健在で、前日に行き先を那須に決めた。3連休だけど台風も来ていたので、土日のみのプラン。とは言っても、那須エリアに行くというだけでどこに行くかは、そのとき次第。

送信者 ちょっとした遊び

上野駅から新幹線に乗り、那須塩原駅へ。そこからレンタカーで宿に向かう。が、途中に那須高原ビールにたちより。GOさんの奥さんが、このお店で何度も演奏していて、おいしいビールがあるということで、夜に飲むためのビールを買いに。

送信者 ちょっとした遊び
送信者 ちょっとした遊び

小さなビール工場かと思ったら、ここは那須。広い空間に木々がはえ、その中におしゃれな建物が。外にも屋外コンサート場がある。これは、すごい。さらに、運がいいのはお店に入ると偶然社長さんにバッタリ。GO’sワイフがお知り合いということで、お話を伺う。さらに、さらに、この日がナインテイルドフォックスという熟成させたビールの解禁日でピアノの演奏会プラス試飲会がやっていた。

送信者 ちょっとした遊び
送信者 ちょっとした遊び

それに便乗させてもらって、ナインテイルドフォックスを社長にごちそうになる。これが、ビールとは思えないほどの香りとコク。生チョコと一緒に食べる、おしゃれさですが、我々はついついゴクゴク飲んでしまったw

送信者 ちょっとした遊び

宿の「一年一組」に行き、そこから那須サファリパークのナイトサファリへ。動物が苦手なので、個人的には行かない場所なので、こういった機会じゃないとまず訪れない場所。子供がたくさん来て楽しんでいたし、かっちゃんが喜んでいたので、人間は本能的に動物が好きなのかなーと思う。そして、ついつい客層とか課金の仕方とか、そういったところにも目がいってしまうのは、染み付いた思考回路のせいだろう。やったことないこと、行ったことないところは、自分の興味対象外でも新しいことを知れる、感じれるという観点で、本当に面白い。

送信者 ちょっとした遊び
送信者 ちょっとした遊び
送信者 ちょっとした遊び

夜はラーメンを食べて、宿へ。露天風呂に入り、那須高原ビールで買った6種類のビールを飲みながら、おやすみ。

送信者 ちょっとした遊び

翌朝、いい天気。台風はまだまだのようだ。焼きたてのパンをたくさんいただいて、元気を付けてさあ、出発。天気がいいので、行き先は那須岳に決まった。最高の青空、そして紅葉のピーク。偶然だったけど、運がいい。てくてく登って2時間ほどで、那須茶臼岳の頂上に。思ってもいない、紅葉と景色に大満足。那須岳で、こんなにも美しい風景に出会えるとは。

送信者 ちょっとした遊び
送信者 ちょっとした遊び

抱っこされていた、かっちゃんも目を覚まし、記念写真。2歳になるかっちゃんは、単語を覚え、会話がすこし成立するようになっていた。つい先日までとは違うことに、驚き、人間の脳が言語を学び取っていく過程は面白いし、反復学習(&トライアルアンドエラー)というものによって、概念化されて行くんだろうと思った。

送信者 ちょっとした遊び

大人とは違った単語の意味で解釈しているものもあるけれど、自分の望む状態を作り出すのには結果的に最適な単語をチョイスして話している。例えば、「痛い」というのは、痛くないけど大人に振り向いてほしい時などに使うとか。子供の学習スピードの速さとその過程は興味深いし、かっちゃん頭いいなーと純粋に思った。自分たちもこんな風に言語を習得したんだよな、たぶん、そりゃそうなんだけど。

送信者 ちょっとした遊び
送信者 ちょっとした遊び

下りはロープウェイ。後から知ったけど、同じ日に別の友達ファミリーも那須岳に登っていたとか。距離も短いし、アクセス便利だしファミリー向けの山なんだなと実感。僕らは、ソフトクリームを食べ、車で駅まで。那須は道が一本らしく、渋滞していた。それで、じっくり沿道の家とか店を見たけど、おしゃれな店が多い。別荘もあるようで、海外輸入の家具や暖炉を売る店も多い。お客さんもたくさん来ているようで、自分はあまり来ていなかったけれど、那須って、那須御用邸もあるし、長野の別荘地とはまた違ったエリアなんだな。

送信者 ちょっとした遊び

そんなことを思いながら再び新幹線に乗り、北千住にみんな遊びにきて、ご飯を食べて解散。ほのぼのできるいい休日だった。

砂浜で夜空を見上げ、流れ星を待つような音