場所の持つ力

2日連続結婚式で、新郎の友達が2人とも偶然にも同じことを話した。
それは、結婚する理由。

結婚式をする場所が、ここだと感じて、結婚しようという話が進んだ。

一人は長野の山の中にある、ログハウス。
そして、その前の空間を草むしりして作り出した。

もう一人は、鎌倉の高台にある旧小林秀雄邸。
茂木さんと飲んでる時に、ここでやればいいじゃんと言われてイメージが湧いたとか。

この話を聞いて思ったのが、場所が持つ力。

ここなら式をしてもいい。
ここで式をしたい。
だから、結婚したい。
場から結婚のイメージが湧くということ。

別に結婚じゃなくても、場の持つ力ってやっぱり、スゴいと思う。

スペインを旅した時に、バルを知った。
第3の場という言葉が流行っていた。
そういった空間って、すごい価値だと思う。

島とか田舎における祭りも場だ。
ものすごい意味がある場。
人と人がつながる場。

星野さんがアラスカに住んだ話も。
根無し草で、家も持たずにアラスカにいた時と、居を構えてアラスカに住み始めてからは全く違ったと。

写真展を何度かした。
コンセプトを考え考え、
展示の方法や写真を選び、
告知はガキを作り、
搬入して場を作る。
そして、いろいろな人が行き交う場にいる。
新たな出会いや新たな会話が生まれる。

インターネットのサイトもそうだ。
Facebookにしろ、このブログも同じドメインで書き続けている。
そうした場によって生まれてくる者がある。

別に会社という場もそうだろうし、コワーキングスペースも、公園も、図書館も、老人にとっての病院の待合室も。

場の持つ力。

場があるということの価値。

送信者 トカラ

第3の場としてのバル
http://www.teratown.com/blog/archives/001116.html

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