日別アーカイブ: 2014/5/18 日曜日

人間はきっかけと言い訳が欲しい生き物である。

人間はきっかけと言い訳が欲しい生き物である。

何かをする理由。
良くないけれどやりたいことをする理由。

きっかけも言い訳も同じこと。

きっかけ。

そもそも知らなかったので知るきっかけだったり、
思いつかなかったことを思いつかせてくれたり、
義理だったり、
友達に誘ってもらったり、
偶然テレビや広告で知ったり、
一枚の写真との出会い、
道ばたでの出会い、
好きな小説に出てきたり、
偶然に2度連続で何かを目にしたり。

きっかけは、理由の説明だ。
「知らなければ、愛せない」ということを昔書いたが、知るのがきっかけ。
自分自身に対する説明であり、周囲に対する説明材料。
説明なんて極論しなくてもいいが、説明できると社会では何かと便利だ。
まあ、きっかけが運命のように感じることもある。

それは偶然の重なりだったりとか。
人はきっかけがあって、行動する生き物だ。

一方で、いいわけ。

人間は成功したい生き物である。
人間は他者から認められたい。
人間は一貫性をもたせたい生き物である。
人間は自己肯定をしたい生き物である。

だから、いいわけが必要だ。
そもそも社会も自分も変わり続けているので、完璧な一貫性なんてないと思う。
でも、一貫性というか、論理の正しさとされるものへの無意識での執着はあるんだろう。
だから、いいわけをできる余地を残しておくことが重要だ。

いいわけは消極的な気持を潰す理由だったりするかもしれない。
いいわけはその人が潰れないようにする理由かもしれない。
いいわけは今までとは異なる新たなことをする理由かもしれない。
でも、いいわけをする余地がないと、その人は生きづらい。
自分に対しても、周囲に対しても。

いいわけやきっかけを提供する。
それらの余地を常に残し続けることが、一番重要なんじゃないか。

仕事も趣味も人間関係も何もかも、きっかけといいわけはセットなんだろう。

なんか、まとまっていないけど、きっかけといいわけをセットで考えてた。

送信者 徳島巡り2014