日別アーカイブ: 2013/3/5 火曜日

自然体でありながら、結果を出す思考フロー

出来る限り自然体で、無理をせず、出来る限りの効果を上げる思考方法と行動パターンを考えてみた。

大前提として、肩肘張ると疲れる。長続きしない。結果として、最大の成果は生まれない。周りからも肩肘張っていると、近寄りがたかったり、親近感を持ってもらえず、協力してもらえない。自分視点でも周りからの視点でも、メリットがないと思う。

やはり自然体でいる方が、自分としてもストレスはないし、楽しめる。周りからも、この人は取り繕ってないし、信頼できると思われるだろう。

そこで、自然体でありながら、結果を出す思考フローと行動について考えた。基本は自分が大学生の時からやっていることの延長なのだが、それを少しブラッシュアップした感じ。

(こんな風に大学時代に考えたことが、今も残っていて、すぐに検索できて引っ張りだせるのもスゴいもんだ。記録しておくことの大切さ、ネットのスゴさを改めて感じる。)

このビジネスモデルは儲かるか。
どういった戦略にするべきか。
この人物は採用すべきか。
どういった組織にするべきか。
etc

などなどについて、考え行動する場合に使えると思う。
ビジネス以外でも、趣味とか日々の生活などプライベートでもこの方法が俺には合っている。

ざっくり言うと、以下の4つの流れだ。
1.直感→2.論理的思考→3.総合判断→4.行動

細かく分けると、こんな感じ。

1.直感
 感じる
 記録する
 忘れる

まずはまっ白な状態で直感で感じたままの印象を大切にする。そして、その感覚を忘れないうちに記録しておく。最初の印象は後から思い出そうとしても、正しくは思い出せない。その後に考えたことや他人の評価などのバイアスが入ってします。だから、最初の段階でしっかり記録することが大切。俺がこのブログしかり記録魔であるのは、この理由から。そして、記録したら綺麗サッパリ忘れる。ここで忘れないと、次の過程である論理的思考をする際の妨げになる。直感が思考のバイアスになってはいけない。

*最初に論理的に考えてから忘れて、直感で感じるという流れはNG。一回、論理的に考えた後だと直感に影響を与えて、冴えた直感ではなくなるから。

2.論理的思考
 調べる
 考える
 評価する
 忘れる

次に考える。出来るだけ客観的に、フラットな視点で捉えて考える。そのためには、肯定的な視点からも、否定的な視点からも調べる。時間やお金などの制約の中で出来る限りのことを調べる。その調査データをもとに考えていく。そうしてまとめ上げたものを、どこが良いのか何が悪いのか。どの程度良いのか、どの程度悪いのか、どういった対応がいいのか。可能な限り定量的に表し、評価する。そして、また忘れる。

*この過程で出てきた成果物は周りに説明する際に利用できる。カリスマな人物か、自分で完結できること意外は、誰かに説明が必要なので、説明の際はこの過程を話せばOK。

3.総合判断
 決断する
 忘れる

直感で出た結論と論理的に考えた結論を踏まえた上で、総合的に判断する。あまり直感や論理的な結論を意識せず、直感的に判断していい。これが最終的な判断となる。脳の研究で自分が論理的に考えているという認識の時よりも、抽象的に感じながら判断している時の方が、脳の血流量が多いという論文もある。これからも分かるように、無意識のうちに脳が処理している情報量は厖大なのだ。そこを信じて、最後も直感で最終判断を下す。

4.行動
 自然体で行動する

最終的な判断を下したが、それに振り回されすぎてはいけない。レールに敷かれて、その通りやっても現実社会では上手くいかない。だから、最終判断も基本的には忘れる。忘れても自分の中には残っている。一度感じたこと、考えたことは、自分の脳には堆積している。その堆積したものに影響を受けて行動するので、忘れてもたいして心配はない。自分の思い描いた世界に近づいていく。それも、杓子定規にならず、その時々の状況に合わせて臨機応変に。

論理と直感
http://www.teratown.com/blog/archives/001640.html

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