日別アーカイブ: 2013/3/2 土曜日

ランキングと言う不思議

人々はランキングという言葉に飛びつく。
それは日本人だけかもしれないし、世界中の人も同様かもしれない。

少なくとも、日本にはランキングというものに飛びつく人が一定層いる。
これが不思議でならない。

ランキングが気になると言うことは、そのランキング対象に興味がないはずなのだ。
興味があるから、何らかのランキングが気になるんじゃないか?という考え方もあるが、違うと思う。

本当に興味があることなら、誰かがテキトウに作ったランキングに興味は示さず、自分がその対象について調べて自分のなかで善し悪しを判断しているはずなのだ。
そういった自分が興味ある対象のランキングなら、なんだこのランキング、ぜんぜん自分の考える順位と違うじゃん。意味ない。そんな風に思うだろう。
本当に興味がある対象なら、自分なりの判断軸や基準があって、それを踏まえて自分にあったものを選べばいい。
ランキングに飛びつくと言うことは、その軸すらないと言うことだろう。

本当に興味があるものではないからこそ、何も調べていなくてランキングに飛びついている。
でも、それはどうでもいいことのはずなのだ。
自分で調べて善し悪しを判断していないのだから。
なのに、なぜランキングに飛びつくのか?
不思議でならない。

自分で善し悪しを決めるモノ以外でも、世の中の全ての物に順位付けをして知っていたいと言う欲求があるのだろうか。
自分の判断を後押しする、一般的な意見として間違ってないと証明する拠り所なのだろうか。

なんにせよ、ランキングは不思議な存在だ。

送信者 パプアニューギニア2011