月別アーカイブ: 2012年10月

【Amazing Summer 2012】美しき山々を前に、もう何も語ることはない。

【Amazing Summer 2012】霧の中から青空のアルプスへ

始発の電車に乗って、ユングフラウヨッホを目指す。夜中に空を見上げると満天の星空だったので、期待してテントを開ける。良しキタ。青空があと数時間もすれば世界を包む。そんな、世界を想像させる朝だった。空気はひんやりしていて、テントも朝露がついていた。パンの朝食を食べ、テントはそのままにして、日干しすることにした。また、ここに戻ってきて、テントを片付けて、クライネシャデックへ宿を移そうと決めた。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012

静かな町を通り抜け、駅へと向かう。オレンジ色に空が染められ、山の頂きが昇ってきた太陽の光を一番に受け止める。そして、山の頂までハッキリと見えることに喜びを感じ、ユングフラウヨッホでも素晴らしい光景が待っているに違いないと確信した。山岳鉄道はのしりのしりと高度を上げて行く。車窓から眺めると、みるみるうちに山が迫ってくる。そして、さっきまでいたグリンデルワルトの町を見おろす。太陽も完全に昇り、青い空が広がった。席の向かいに座っていた、おっちゃんとも最高の天気ですねと話し、お互い自然と笑みがこぼれる。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012
送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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クライネシャイデックに到着。ここで電車を乗り換えて、ユングフラウヨッホを目指す。ここからはさらに高度をグングン上げる。アイガーの山の中にトンネルが造られ、鉄道はそこを通る。あのアイガーの腹の中にいるというのが、どこか不思議な感覚だ。基本的にトンネルの中なので、観光客が飽きないようにディスプレイが設置され動画が流れている。それは、アイガーだか、ユングフラウだか、どこの山か忘れたが、頂上へのタイムアタックの動画。これが迫力満点。というか、スゴすぎる。基本雪山なんだけど、1人で確保とか全くせず、両手にアイスアックスを持って、全く休むことなく登り続けてる。何かあったら、滑って落ちて死ぬなって感じがするほど。それにしても、よくもあの高度で、あの雪で、あのスピードで登り続けられるなーと。

席の向かいは日本人の親子が座っており、話しかけられた。こんなヨーロッパの物価が高い場所にくるには、男1人だし、仕事にも見えないし、旅行っぽくもないし、ザックには日本の国旗のワッペン着いてるし、何ものか分からなかったから、とりあえず声をかけられた感じだと思う。UTMBとモンブラン登山に来たと話すと、100マイルも走る競技があるなんて、と驚いていた様子。そして、列車は眺めのよい展望台で2度ほど止まった。その都度、列車から降りて、真横に見えるアイガーの壁を仰ぎ見た。真横というか目の前と言うかは非常に難しいけれど。

ユングフラウヨッホに到着すると、3454mの世界。一面まっ白な銀世界。シャモニーのミディにしろ、マッターホルンのグレーッシャーパラダイスにしろ、よくもこんな高い所まで鉄道やロープウェイを作るもんだなと、驚く。便利さと、驚きとともに、少しの違和感も感じずにはいられない。始発の列車で到着したので、どこかにジョリーさんがいるはずと思い、見回すと発見。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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さっそく二人で、雪の中へと飛び出し、メンヒスヨッホヒュッテをめざす。真っ青な空に太陽ひとつ。まっ白な雪の大地を照らし出す。その反射で雪目になるのではと思うほど。メンヒスヨッホヒュッテまでは2,3キロの雪の道なのだが、しっかり圧接されていて道幅も広いのでトレランシューズでも問題無し。始発か一番に外へと飛び出したので、誰もいない高度3500メートルの雪の世界をはしゃいで楽しんだ。周りを見渡せば、メンヒ、ユングフラウがあり、遠くまで氷河が広がる。青い空に、クラゲのような雲が浮かぶ。たまらない。もう、たまんねー。こんなにも、天気に恵まれるなんて、本当に最高だ。幸せだ。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012

あまりにも、うれしくて、興奮して、大声で叫んだり、気持を爆発させて飛び跳ねるように自然を味わった。ジョリーさんが先に行き、おれは写真を撮りながら、雪の上で寝転がったり。すると、風が吹いて粉雪が舞った。そんな中を歩く姿がとっても絵になるので写真をパシャリパシャリ。メンヒスヨッホヒュッテに到着すると、寒い。立ち止ると寒さに気づく。綺麗っぽそうな雪を掘って食べてみたり、この世界を満喫していたら、あっという間に時間がたってしまっていた。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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帰りもこの世界は少し違った風景を見せてくれる。メンヒ登山をするパーティーが何組かいた。この天気での登山は最高だろう。頂上から見る世界はたまらんだろうな、と思いながら山に挑むアルピニストを見ていた。真っ赤なヘリコプターが雪原に降り立って、目を奪われたりしながら、建物に戻った。それから、氷で360度囲まれた不思議な展示を見る。アイススケートみたいに滑って、子どもみたいに遊び、外の展望台へ。ここからはユングフラウが目の前に。そして、アレッチ氷河も。もう、何も語ることはない。ただただ、息をのむほどの風景。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012
送信者 モンブラン登山とUTMB2012
送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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ユングフラウヨッホを後に、アイガーグレッチャーへ降りる。ここで降りて、アイガートレイルを走ってクライネシャデックまで走るのだ。想像するだけで、気持いいトレイル。ジョリーさんと、やべー、たまんない、最高!と話しながら、走って行った。あまりにも綺麗過ぎて、夢の世界のよう。そして、日本の景色の悪いレースなんか出てらんないと話した。UTMBも走るんじゃなくて、こんな風に自分のペースで楽しみくなるほど。もう、それぐらい気もち良いトレイルランニングだった。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012
送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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見上げれば青い空、後ろには名峰がそびえ立ち、眼下には鮮やかな緑の芝生。そんな世界に赤い山岳鉄道が登ってくる。にくいね。この列車の色がにくい。マウンテンバイクでアイガートレイルを走り抜ける人たちがいたり、エメラルドグリーンの池でのんびりする家族がいたり、いろんな形でこの恵まれた日を楽しんでいた。ジョリーさんに噂のドミトリーを教えてもらい、その絶景のロケーzションにびっくりした。今までの人生で一番のドミトリーだ。いや、ホテルを含めても人生でこれ以上のロケーションの場所に泊まったことはない。だって、部屋の窓からはアイガーが見えるのだから。今日の夜に泊まれるかを確認して、グリンデルワルトへ戻ってテントを片付けることに。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2
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グリンデルワルトのキャンプ場に戻ると、テントは既に乾いており、ささっと片付けてザックに詰め込んだ。天気がいいとありがたい。最高の恵みだ。パラグライダーが青空を舞っていた。あの視点から見る世界もたまらなく爽快なんだろうと、想像した。そして、ふたたびクライネシャデックまで山岳鉄道で登っていく。部屋に荷物を置いて、1秒でも早く外に出たかった。この美しい世界を少しでも長く堪能したい。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2
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宿はクライネシャデックで一番高いところにあり、裏のトレイルから続くメインリッヘンという山へ行くことにした。ここからは、真正面にアイガー、メンヒ、ユングフラウが望めるのだ。トレイルを走ったり、歩いたり。後ろを振り向くと三山がそびえ立っている。ぱらぱらと人に会うが、基本的に山から帰ってくる人のみ。夜の9時ぐらいまでは明るいのだが、鉄道は5時ぐらいで終わる。だから、早く帰らねばならないのだ。クライネシャデックに泊まっているほんの一握りの人だけが味わえる時間がこれから始まる。といっても、その一握りの人も遅い時間に何か出かけないので、この世界を独り占めなのだ。もう、もう、それだけで飛び跳ねて叫びだしたくなる。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012

人はいないが牛はいる。こんな標高の高い所にも。心肺機能が強い牛なのかなーと、疑問を抱きつつメインリッヘンへと。思っていたよりも長く、最後の登りはいい刺激になった。メインリッヘンの頂上からはアイガー、メンヒ、ユングフラウはもちろん、いくつもの湖やグリンデルワルトの町など、どこまでも見渡せた。あまりにも気持よくて、大地に寝転がった。この美しい世界と繋がった感じがした。音楽を聴いたり、鼻歌を歌ったり、片足でバランスをとりながら石の上を飛び跳ねたり。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2
送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2
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誰もいないしヘッドライトもあるし、夕暮れまでいようかと思ったが、8時までに夕食を食べないと行けないので帰ることに。ドミトリーは本当はレストランで、8時までしか営業していないのだ。2日間はテント生活だったので、今日はおもいっきり肉でも食おうと思い豪華な食事にした。肉も野菜も最高にうまい。レストランからも山々が見え、だんだんとオレンジに染まっていく。食べるのもそっちのけで外に出て、夕陽に照らされアイガーオレンジ色に染められた姿を見た。メンヒ、ユングフラウの雪もオレンジ色に。今、この瞬間の現実として、この世界を見ているはずなのに、どこか思い出の中にいるような、夢の中にいるような不思議な感覚になっていた。鳥の羽のような、羽衣のような雲もまた、やさしく美しかった。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2
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食事に戻り、食べ終わると、月が昇ってきた。メンヒの肩から昇ってきた。こんなムーンライズを見ることができるのはここ以外ではありえない。真珠のような月がメンヒを照らし、沈みゆく太陽はアイガーの北壁のみをピンク色にした。様々な人を飲み込んだアイガー北壁。そこだけを最後に照らして太陽は沈んでいった。月が徐々に高度を上げていくと気温はグッと下がっていった。グリンデルワルトの町灯りが見えはじめ、月明かりもよりいっそう明るさを増した。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2
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部屋に戻ってシャワーを浴び、歯を磨いて寝ることにした。すると、電車をなくしたジョリーさんが走って戻ってきた。ジョリーさんはかなり足が速いからいいけど、常人には無理だな。そして、宿の飯もないのでちょっとかわいそうだった。そして、すぐに眠りについた。

真夜中の1時過ぎに僕はこそこそと起きて、ダウンを着込んで外に出た。満天の星空に天の川。ヨッシャ。あの天気だったら最高の星空が見えるだろうと思っていたのだ。もちろん、誰もいない。首をぐるっと回して、空を見回してみても、どこまでも星空が広がっている。アイガー、メンヒ、ユングフラウ、そして満天の星空。こんな素晴らしい世界はあるのかと思った。もう、何も語ることはない。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012

自らが何によって支えられて生きているのかを気にしていたい

自分が生きているのは、何によって支えられているのか。

直接的なものや間接的なもの。
時間を越えて、全ての物が繋がっているのだから、もちろん全てを挙げることは出来ないけれど。

例えば、両親がいて、じいちゃんばあちゃんがいて、ひいじいちゃんばあちゃんがいて、さらにその先、先、先、、、、

身近な仲間。仕事で日々顔を会わせる仲間。
学生時代からの仲間。運動仲間、旅の仲間、それ以外の多くの仲間。

今日食べたもの。お米、野菜、肉、水。
もちろん、食べ物は土で作られる。水で作られる。
土の栄養分は落ち葉、ミミズ、菌類などなどによって成り立っている。

水は山があるからたくさん蓄えられる。
山の木々は太陽があり、林業家の方が間伐などしているから保たれている。

そういった、目に見える表面的なものだけではなく、ベースとなるものについても意識して生きてゆきたい。

物質的にも精神的にも満たされ、何不自由ない生活をしていると、ついつい忘れてしまう。
自らが何によって支えられて生きているのか。

たまには、そんなことを思いながら、生きていきたい。

送信者 ドロップ ボックス

【Amazing Summer 2012】霧の中から青空のアルプスへ

【Amazing Summer 2012】モンブランから一夜明け、安らぎの一日を

あまり乗り気ではなかった。夜中にテントを叩く雨音がしていたからだ。薄らと空が白んできた頃に目を覚まし、シュラフに足を突っ込んだままテントのジッパーを開ける。テントの明らかに天気が悪い。小雨と濃い霧。うーん、少し冷え込んだ朝は、シュラフから出るのをためらう。ツェルマットよりも標高は低いはずなのに、明からにグリンデルワルトの方が冷え込んでいる。このまま、テントの中でもじもじしていても、暇なのでパンをかじったら外に出ることにした。

町の中心から出る始発のバスの時刻は調べてあった。それにあわせてキャンプ場を後にする。夜明けのグリンデルワルトの町は本当に静かで、ヒンヤリとしていた。バスターミナルまで到着し、時刻を確認する。もうすぐ出発なのに、運転手の気配が全くない。乗客が少ないし、バスがないのか、古い時刻表なのかとも考えたが、ここはスイス。今まで旅してきた国とは違うはずだと思い、小雨を避けるように軒先で待っていた。すると、出発の1分前ぐらいに運転手が着て、バスは発車した。乗客は3人。静かなバスは町中を抜けて、山へと入って行く。こんなにも細い道を通るのかというぐらい、細い道を。天気は回復しないまま、すごい霧と小雨が続いていた。バスには数十分ぐらい乗る予定だったので、その間に天気が変わってくれないかと淡い期待を寄せながら。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012

しかし、到着したグロッセシシャイデックも濃い霧のままだった。バスから降りるとバスはすぐに出発した。周りを見渡しても雨宿りするような場所もないし、町へ帰る手段もない。ちいさな物置小屋の軒先で雨宿りをしたが、大雨でもないし、歩いて行くことにした。人は誰もいない。まあ、こんな日に歩いても何も楽しくないからな。視界は数メートルほど、そんなトレイルを小走りで進む。牧場も多く、牛が草をむさぼっている。もちろんトレイルには、牛の大きな有機物がそこらじゅうに。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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雨が降ってきそうな感じもしたので、フィルストまで早く到着してしまおうと思っていた。フィルストにはロープウェイがあるので、そこまで行けば雨にたいして濡れず町まで帰れるからだ。フィルストに着いたのが早く、まだ昼にもなっていない。このまますぐに町へ戻ったら、この日は何もしないだろうから、フィルストの売店やレストランで暇つぶしをして待つことにした。やることもないので、外を眺めながら、ミックスナッツを食べながら。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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どれぐらい待っただろうか、他の観光客もロープウェイで到着してしばらく待ち、そして帰って行った。そんな人たちを何サイクルか見た。西の空に晴れ間が見え始め、雲間から山が覗けた。これは好転するかもしれない。しかし、また雲で覆われた。しばらくすると、また青空と山が一部だけ顔を出した。そんなことを何度か繰り返していると、このまま晴れるのではないかという気がしてきたので、バッハアルプゼーという湖に向けて歩いて行くことにした。この湖はマッターホルンであった写真家のおっちゃんが、一番好きと言っていた場所。

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雲が流れて行く。風が吹くように雲が流れて行く。空を眺めながらあるいていると、見る見るうちに白い空が青い空へと変わっていった。そして、湖に到着する頃には、青く澄み切った空が広がっていた。森林限界を超えているのか、ただの牧草地帯なのか分からなかったが、緑の絨毯が広がり、煌めく湖、そして青い空と白い雲。雲をあっという間に吹き飛ばすぐらいなので、風は強かったが、とても爽快な風景の中に自分がいた。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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そして高度を上げて、ファウルホルンの頂上に。ここからは眼下にエメラルドグリーンに輝くブリエンツ湖が見えた。とても綺麗だけれど、ちょっと違和感を感じるぐらいの色をしていた。地元スイスのおっちゃんと話しながら、360度のパノラマを楽しんだ。さて、ここからは下り、アイガー、メンヒ、ユングフラウなどを目の前に見ながらブスアルプまで歩いて行く。空を見渡せばほぼ青空なんだけれど、アイガーなど高峰の周りにだけ白い雲。ハッキリと頂を見ることが出来ない。悔しい。まだまだ時間はあるので、山の中でなんども寝転がりながら山々を眺め、雲が晴れるのを待った。

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それにしても、気持のよい時間だった。この大きな自然に包まれながら、音楽を聴いたり、鼻歌を歌いながら名峰の頂が現れるのを待つ。少し歩いては、大きな石を見つけて座り、いい斜度の芝生を見つけては寝転がり、そんなことを繰り返した。あっという間に時間は過ぎて行ったけれど、頂がハッキリ見えることはなかった。とても残念な気持を抱きつつ、牛とにらめっこをして遊びつつ、ブスアルプまで下り、バスでグリンデルワルトの町まで下った。テントに戻る前に、スーパーで夕食を買おうと思って道を歩いていたら、ビックリした。友達のジョリーさんにばったり会ったのだ。UTMBに出る友達が、早く着いたのでスイスに遊びに来ていたらしい。こんな所で偶然会うとはビックリした。どんなコースを走ってきて、どこの景色が良かったという話しや、ジョリーさんが泊まっているクライネシャデックのドミトリーが安くて、景色が抜群で良いと言う話しを聞いた。明日は、そのドミトリーに移動しようと決めた。そして、明日の朝の始発でユングフラウヨッホに行き、そこで会えたら会おうと約束して別れた。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2
送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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送信者 モンブラン登山とUTMB2012
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昨日と同じように、スーパーで夕食を買いテントの横に腰掛けながら山を眺めながら食べた。たいしたものを食べていないのに、なんだか気持よくおいしく感じた。UTMBを前に1人でいるのも最後の日と言うことで、UTMBへの思いを書き残して、ブログにアップして寝ることにした。少し肌寒く、夜中に起きた。テントのジッパーを開けて空を見上げると、そこには無数の星が瞬いていた。静かで、キリッとした空気の中に無数の星が輝く姿は、心をワクワクさせた。明日は晴れる。最高の山に出会えるだろうと確信して、再び眠りについた。明日は始発でユングフラウヨッホへ行く。

早起きが難しく、遅く寝るのが容易な理由

早起きと遅寝。
どちらも睡眠時間が短くなる。

止まっていた物を動かすには大きな力がいる。
動いている物は動き続ける。
そして、動いていた物を止めるにも意外と大きな力がいる。

というか、動いている物は慣性の法則で動くから、動かし続けるのが楽なんだ。
だから、夜更かしは簡単で、早起きは難しい。

と、いいつつ、爽やかな自然の中で太陽の光で目覚める朝は、いつも早起きだ。

少しずつ寒くなり、起きるのが億劫になって考えたこと。

おやすみなさい。

送信者 登山

ちょっとクドいぐらいのモンブラン写真

夏のモンブランの写真を大量にアップする用があったので、1500枚ほどアップ。
これでも6000枚弱撮影したなかの4分の1だから、どれだけ撮ったのかと自分でも思う。

picasaのウェブアルバムが1000枚上限なので、2つのフォルダに別れてます。
時系列もあとから追加したので微妙にバラバラ。
そんでもって、ファイル数が多いので小さいサイズでアップしたので、迫力には欠けますが、まあ雰囲気は枚数が多いので存分に伝わるかと。

暇な時にでも、見てください。

モンブラン登山とUTMB2012

モンブラン登山とUTMB2012ver2