月別アーカイブ: 2012年2月

型は行動を規定する

型は行動を規定する。

弁当箱にしろ、部屋の間取りにしろ、PCにしろ、ウェブサイトのインターフェイスにしろ、靴の形にしろ。
オフィスで働くか、自宅で働くか、工場で働くか、畑で働くか。
別に旅のスタイルも出し、走るときや泳ぐときのフォームも同じ。
物理的に形のあるものだけではなく、そういった行動様式も。

型というかデザインは人の行動をいつの間にか決めてしまう。
だから、無意識のうちに行動は型にそったものになる。

人間は柔軟に対応する能力が高いから、型にいつの間にかフィットする。
それは肉体的な変化であり、精神的な変化であり、感覚の変化でもある。

それを意識して、型を選んだり、型を作ったり、日々の生活でも気にしていたい。
うまく型にはめてしまうのも作戦だし、常に型にはまりすぎないような型にしておくのも作戦だし。

物事によるけれど、その辺を意識してうまくやりたいな。

From いろいろ

冬の硫黄岳から天狗岳縦走

硫黄岳から天狗岳を縦走しようとしたけど、前回は天狗岳だけで帰って来た。

ファーストペンギンの意味を感じて(雪の天狗岳登山)

そこで、2011年の年末というかクリスマス3連休に行くことに。
いつものように電車とバスを乗り継いで、美濃戸口まで。11時20分頃から雪のない林道をてくてくと歩く。

From 硫黄岳から天狗岳

ちらほら雪があるが、今シーズンは少なそうな感じ。赤岳山荘を越えてから、ちらほら雪がでてきた。そして、北沢を進んで行く。天気も良く気持がいい。フリースを着ていると汗が出てくる。でも、青い空が見えるだけで気分がいい。

From 硫黄岳から天狗岳

そして、3連休ということもあって、登山者もけっこうたくさん。それにしても、真っ青な空に驚く。木々が減り、山が見え始める。しかし、雪は少ないらしく、まっ白な山ではなく、まだら模様の部分が多かった。てくてく歩いて14時ぐらいに赤岳鉱泉に到着。いつものようにアイスクライミングの練習風景が目に入ってくる。カラフルなテントの数々も。

From 硫黄岳から天狗岳

俺はのんびりと小屋に泊まるので、さらに飯付き。受付を済ませて部屋へと案内してもらう。ストーブの横の場所をゲット。さらに、そんなに混んでいなくて、十分なスペースを確保して寝ることができた。

From 硫黄岳から天狗岳
From 硫黄岳から天狗岳

まだ、時間が早いので中山尾根展望台まで、散歩に。ここは眺めが非常にいいらしいので、楽しみに行った。赤岳や大同心などがバッチリ見えた。360度ぐるっと美しい山。そして、静かでヒンヤリとした空気。青い空。ただただ、山々を眺めていた。しばらくしてから、iPodを取り出し、音楽を聞きながら山を楽しんだ。とっても、ゆったりとした流れで幸せな時間。

From 硫黄岳から天狗岳
From 硫黄岳から天狗岳

暗くなる前に、降りて赤岳鉱泉へ。そして、夕日に染まる山並みを見上げる。素晴らしい天気に恵まれて、本当に幸せだ。そして、夕食をいただく。赤岳鉱泉の夕食はいつも豪華だ。ここは山の上かと疑うほど豪華なのだ。脂ののった大きなホッケに鍋。普段よりも明らかに豪華な夕食。そして、クリスマスということで、ロールケーキが出された。

From 硫黄岳から天狗岳
From 硫黄岳から天狗岳

夜、外に出てみると昼とは違ったキリッとした冷たさ。そして、空には満天の星空。寒さを忘れて空を見上げる。でも寒いのとスリッパなんで雪がしみる。うー、寒い。

From 硫黄岳から天狗岳

ぐっすり寝て起きたら、朝食をとり温かいお茶をテルモスに入れて、7時50分に出発。最初からアイゼンをつけて歩きはじめたが、入らないぐらいの雪の量。でも、取り外すのもメンドクサイし、高度を上げれば雪がつもっているのでそのまま進む。今日も本当に天気が良く快晴。コンタクトにサングラス。裸眼だったら目がやられちまうぐらいのピーカンな空。

From 硫黄岳から天狗岳

硫黄岳へ登り詰める。ここはさすがに風が強かった。でも、雪はそんなに多くなく無積雪期と同じぐらいのコースタイムで登る。9時30分にピーク。頂上からはぐるっと一周最高の眺望。かっこいい山ばかりだな。そして、ぞっとするほど切れ落ちた噴火口。すっごいスケールだ。まるで、ギニア高地のテーブルマウンテンを想像させる。天気のよいうちに先へ進もうと、天狗岳へと向けて出発。

From 硫黄岳から天狗岳
From 硫黄岳から天狗岳
From 硫黄岳から天狗岳

10時10分過ぎに夏沢峠。ここを過ぎてから、じょじょに雲が多くなって来た。さらに縦走する人は意外と少ないようだった。11時に根石岳を通過。天狗岳はすぐ。11時30分に東天狗岳のピーク。ここは昨シーズンも来て、雪がすごくて折り返した場所。今回は時間もあったので、西天狗岳にも足を伸ばすことに。

From 硫黄岳から天狗岳

12時に西天狗岳山頂。ショートカットして行こうとしたが、行けなくなってしまったので戻って東天狗岳経由で黒百合ヒュッテを目指す。14時に黒百合ヒュッテ到着。お茶を飲みながらゆっくりと本を読む。ほっとするひと時。

From 硫黄岳から天狗岳

夕食はチキン。さすがクリスマス。さらに手作りケーキ。小屋には多くの人がいた。団体客も多くて、ちとうるさい。クリスマスだし、みんな盛り上がっている感じ。この時期に1人で来てしまうと、盛り上がる相手もいないし、手作りケーキなんかを山で出されて、むなしいなと感じた。まあ、何よりうるさいのが一番一番嫌だった。IPodを聞きながら、本を読んで1人の時間を過ごした。

From 硫黄岳から天狗岳
From 硫黄岳から天狗岳
From 硫黄岳から天狗岳

この日も布団は1人1枚で平和だった。ぐっすり寝て、朝食もしっかりと食べて7時に出発。今日は渋の湯に下山するだけの楽なスケジュール。そのまま降りる登山客は少ないのか、まだトレースはなく、完全に新雪の上を歩いて行った。誰も俺の前を歩いていなかった。自分の足あとが最初の一歩だった。

From 硫黄岳から天狗岳

下るだけで楽なので、鼻歌を歌いながら楽しく降りて行った。人の手が入っていない自然の中を満喫して、とても清々しい気持になった。すると、登ってくる人がいた。上からと下から、トレースが1本繋がった瞬間だった。

From 硫黄岳から天狗岳

あっという間に渋の湯に下山。なんと8時30分。なんか、こんなに早く帰るのは勿体ない気がしたけれど、8時46分のバスで茅野駅まで行って、東京に昼過ぎに帰った。

◆行き
阿佐ヶ谷駅 JR中央線 各停 東西線経由三鷹行 7:53 – 8:03 三鷹駅 特別快速 高尾行 8:05 – 8:27 八王子駅JR中央線特急 2,290円 特急 スーパーあずさ5号 松本行 8:33 – 10:06 茅野駅(長野)

バス:茅野駅→美濃戸口 10:25→11:03 900円

◆帰り
渋の湯→茅野駅 08:46→09:43  1100円

◆スケジュール
12/23
美濃戸口→赤岳鉱泉(小屋泊1泊2食)
12/24
硫黄岳→天狗岳→黒百合ヒュッテ(小屋泊1泊2食)
12/25
黒百合ヒュッテ→渋の湯

◆コスト
阿佐ヶ谷から茅野駅 5500円×2(往復)
宿泊1泊2食9000円×2日
バス往復2000円

◆概要
日付:2012年12月23日~25日
天気:晴れ、曇り、雪
雪:積雪量は少なく、ラッセルなどはなし
宿泊:赤岳鉱泉、黒百合ヒュッテ 1泊2食付き
登山計画書:長野県警にメール

◆新しく購入
ゲイター(スパッツ)破れてしまったので、厚手の生地のやつを購入する

◆ウェア
上着
ファイントラック スキンメッシュ
コンプレッションウェア(ジェイハンナー) 長袖 (汗がすぐに乾くのとフィットしていると保温効果が高い)
速乾性長袖シャツ ロウアルパイン
フリース(コロンビア)
アウトドアリサーチのソフトシェル

タイツ(4DM サーモサポートタイツ)
速乾性パンツ ロウアルパイン
靴下は厚手
登山靴(モンベル アルパインクルーザー3000)

ネックウォーマー
バラクラバ ファイントラック
帽子 耳当て付き ロウアルパイン
コンタクトレンズ
サングラス(クリップサングラス)

うすで手袋 プロモンテ
オーバー手袋 ブラックダイアモンド SOLOIST

◆持ちもの
バックパック60L(マウンテンダックス)
レインカバー(ISUKA)
スパッツ(登山靴とズボンの裾から雪が入るのを防ぐため)(MIZUNO)
ホイッスル 
デジカメ LUMIX
時計 BARIGO
水筒 テルモス
カラビナ(手袋をかけたりいくつかあると便利)
ピッケル グリベル
アイゼン (グリベル エアーテック ニューマチック 12本縦走用)
ストック
ヘッドライト40ルーメン(Petzl)
ヘッドライトの予備電池
山の地図(ビニール袋に入れて)
タオル
方位磁石
コンタクトレンズ
ダウンジャケット(LoweAlpine)
オーバーパンツ(風よけ用:コロンビア) 
雨具 モンベル
予備Tシャツ(マウンテンハードウェア)
予備の靴下
予備のパンツ
ウェットティッシュ
トイレットペーパー
ホッカイロ
歯ブラシセット
アルミコップ
コンパクトデジカメ 乾電池の予備も持っていく
デジタル一眼レフ 充電を忘れない
デジタル一眼レフの予備電池
一眼レフの望遠レンズ
眼鏡ケース
クリップサングラス
携帯(ドコモは繋がった)
財布
スイカ
iPod(音楽プレイヤー)
文庫本1冊

◆食料(黒百合ヒュッテで夕食、朝食をとったので食料は少なめ)
おにぎり5個(2つ余った)
板チョコ
チョコのお菓子
チョコチップパン(全く食べてない)
クロワッサン
カロリーメイト1箱(非常食)
スポーツドリンク500m
水500ml×2本
暖かい紅茶(テルモスに入れて。小屋ではお茶を200円で購入)

・今回は持っていかなかったけど、場合に寄っては持っていくもの
室内用ズボン(モンベル)
レインウェア(モンベル)
ハイドレーション(モンベル)
Platypus 2.5L
カメラの三脚
レリーズ(星空撮影)
バーナー3600kcal(プリムス) 
コッヘル(snowpeak) 
ガス250(プリムス) 
多機能ナイフ(ビクトリノックス) 
キッチンペーパー 
割り箸
スノーシュー(スノーシュー兼軽アイゼン)(スノーポン Mサイズ:モンベル)

遊びって何だろう。

大学4年の時に聴かれたのがきっかけ。
名古屋で大学生をしている人に、「東京の人は何をして遊ぶの?」こう聴かれた。
そのとき困った。カラオケ?ショッピング?ライブ?美術館廻り?ボーリング?テニス?飲み会?なんだろう。
聞く相手が間違いだろうと思った。ただ、何と答えたかは覚えていない。
しかし、俺にとって遊びって何だ?と思った記憶だけは鮮明に残っている。

うーん、なんだろう。
今まで人生で「遊び」という意識をしてやったことがあまりない。
本を読むのも遊びではないし、旅をするのも、走るのも、山を登るのも、飲みに行くのも、ライティングの講座に行くのも、いまだ憧れる鳥人間コンテストも、「遊び」と言う意識ではない。

wikipediaには以下のようにある。

遊びは、楽しむ、娯楽、休養、リラックス、ストレス解消などの目的で生物がする行動の総称。普通は生命活動を維持するのに直接必要な食事・睡眠や、自ら望んで行われない労働などは含まれない。

つい、先日、仕事と遊びの話しになった。

仕事が大変だと言う。
遊びが楽しいと。

そうなんだ。大変だなーと。
旅行は楽しく「遊び」だという。
いわゆるリゾートなどの観光旅行は遊びという気がする。

ただ、イランに行ったのも遊びで行ったつもりはない。
興味が強くて行くのだが、遊びと言う認識はない。
旅もするけど、遊びだと思って行ったことはない。
知らない世界を知りたいと言う好奇心という全てのベースがある。

そのとき、あんたはやること全てが遊びだから、遊びという感覚がないのだと言われた。
うーん、そうかもしれない。妙に納得した。

仕事も遊びだし。
遊びと言うと誤解をうむかもしれないが、想像もしないこととか、うまくいかないこと、上手く行くこと、人間関係。
これらはすべて遊びのようなものだと思う。

From ALASKA 2009

===

と、イランに行った3、4年前に書いて草稿のままだった文章を掘り返してみた。

音楽っていいな~

このメドレーがあまりにもいい。
ただ、ただいい。
それだけです。
最高だ。

音とシーンがうまく合わさると本当に素晴らしい。

http://bit.ly/wTcCqt
31分40秒ぐらいからのメドレーが神がかってる。

From いろいろ

「クリスマスの約束2011」

小田和正が豪華ゲスト陣と共にお届けする極上ライブ!! 今年もクリスマスの夜に、至高のメロディをお届けする。

出演者
小田和正 Aqua Timez いきものがかり キマグレン キヨサク(MONGOL800) Crystal Kay 佐藤竹善 清水翔太 JUJU スキマスイッチ 鈴木雅之 STARDUST REVUE 玉城千春(Kiroro) 中村中 夏川りみ 一青窈 平原綾香 FUNKY MONKEY BABYS 藤井フミヤ 松たか子 宮沢和史(THE BOOM) MONKEY MAJIK 矢井田瞳 和田唱(TRICERATOPS) (五十音順)

私をスキーに連れてって~苗場で最高な時間を過ごす~

高校1年生の冬に人生最初のスキーを経験してから12年。
人生2度目のスキーを苗場で楽しんできた。

この数年ほど、スキーをやりたいと思っていたが機会がなかった。
1人で行くほど、やりたい欲求が強い訳でもなかった。
さらに、車を運転できない人間としては、なかなかチャンスがない。

「私をスキーに連れてって」状態だったのだ。
って、この映画は見たことないので、タイトルだけのパクリですがw。

なんだか、スキーへ行こうという話しが立ち上がり、それに乗っかって苗場へ行くことに。
わくわくドキドキ楽しみだった。

結果的には、想像を遥かに越えた楽しい2日だった。

まずは、金曜日の夜に阿佐ヶ谷まで車で迎えにきてもらって、友達の実家を目指す。
夜遅くにも関わらず快く迎えて頂いて、宿泊。

From 苗場スキー2012

翌朝は5時30分に起きて、朝食を頂き6時30分ぐらいに出発し苗場を目指す。

From 苗場スキー2012

苗場に着くと、the Kinta naebaという宿にチェックイン。
着替えをして、スキーの板など一式借り、早速ゲレレンでへ。

From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012

スキーが上手な小高教官が滑る前に基礎を教えてくれた。
ポイントを少しずつ教えてくれるので、とても分かりやすく、滑ることができた。
とっても感謝。

From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012

しかし、俺の足は幅が広いので、ブーツが小さく足が痛いので交換しに帰った。
その間に、みんなは昼飯。

俺も、留め具の少ないブーツにして、レストランへ。
カレーなどなどをたらふく食べた。

From 苗場スキー2012

そして、ゴンドラで頂上まで登り、中級コース。
さすがに斜度が急でビビった。
滑り落ちそう。

From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012

でも、ここまで来てしまったので、滑るしかない。
人にぶつからないように気をつけながら滑り落ちるが、スピードが出てしまいなかなか制御がきかない。

From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012

何回か転びながら、降りて行った。
不安になるとついつい力が入ってしまうが、こういう時こそ力を抜くのが重要なんだよな。

From 苗場スキー2012

転びながらも、その都度、起き上がり方、方向転換の仕方などを教えてもらって、無事に下まで降りれた。
その後に滑った初級コースは、斜度がゆるく感じられ快適だった。
練習あるのみ。

From 苗場スキー2012

4時過ぎにはゲレンデを後にして、宿に。
別館に露天風呂があるということで、行ってみることに。
ナイターのゲレンデが遠くに見えるところで、ゆったりと風呂につかった。
ほっとする気持よさ。

From 苗場スキー2012

さて、お待ちかねの夕食。
前菜から始まって、ホタテとエビのパン包み、チキン、デザートと豪華。
特に、パン包み(ブリオッシュ)が無茶苦茶うまかった。
スキーの宿だし1万円以下なので、大学生の合宿程度の料理を想定していた。
そんなの遥かに越えるうまさで、幸せだった。
みんな、かなり満足で。

From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012

その後、薪ストーブがある休憩スペースで、レッドブルのスノーボードDVDを見る。
ヘリで山の上に飛び降りて、回転しながら雪崩とともに滑り降りるなど、あまりにもスゴイ映像にビックリ。
くつろぎながら、ビールを飲み、談笑。
今回は大人な満足感たっぷり。

From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012

部屋に戻り、ビールを飲み直したけれどすぐにみんな寝てしまった。
11時ぐらいには就寝。

From 苗場スキー2012

早く寝すぎて、夜中の3時に起きて、しりとりをおっ始めたが、また睡眠。

翌朝は6時ぐらいに目を覚まし、準備をして朝食。
朝は中華粥。疲れた体に染み渡るうまさ。

From 苗場スキー2012

今日は昨日より天気が良く、青空が出た。
気持のいいゲレンデを滑る。

From 苗場スキー2012

初級コースはだいぶ楽しみながら滑れるようになったが、頂上から降りる中級コースはまだまだ。
数回転んだ。とはいえ、前日よりはだいぶ進歩した感じがした。

From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012

昼ぐらいにはゲレンデを後に。
このぐらい余裕を持って、帰るのもゆとりがあっていい。

From 苗場スキー2012

今回、初めて知ったのだが、苗場と群馬の猿ケ京はすぐ近く。
猿ケ京は何回も来ているので、露天の景色がいい、満天の星の湯へ。
それから、五郎兵衛うどん。

From 苗場スキー2012
From 苗場スキー2012

なにもかもがうまく行き過ぎた感じすらする、今回のスキー。
とてもいい時間を過ごせた。

スキーも良かったし、宿もよかったし、食事も、風呂も、楽しい会話も、いろいろな音楽を聴けたのも、薪ストーブを囲んでDVDを見た時間も。
一人だと、ついついゆとりのある旅行にならないけれど、こうやって友達と大人な旅行も楽しいなと最近つくづく思う。
まあ、年をとってきた証拠なのか、何なのか。

また、こんな旅行に行きたいと思える時間だった。
みなさん、いろいろと下調べや車の運転など、本当にありがとうございました。

◆宿泊
the Kinta naeba
1泊2食9900円(4名1室)
別館(タワー棟)に露天風呂あり
夕食はとても美味い。かなりレベル高い。
巻ストーブがあって、映像を見ながらくつろげるスペースあり
苗場スキー場から2,3分程度

◆アクセス
2012/02/03(Fri) 22時 阿佐ヶ谷発 →車→ 埼玉県東松山着 友達の実家に宿泊
2012/02/04(Sat) 東松山発  →車→ 苗場着  →苗場スキー場→ kinta宿泊
2012/02/05(Sun) 苗場スキー場→猿ケ京→満天の星の湯  → 五郎兵衛うどん → 東松山駅 →電車 阿佐ヶ谷

◆コスト
宿:1泊2食9900円(4名1室)
リフト券;6000円
スキー板、ブーツなどレンタル一式:5000円(テキトーで合ってないかも)
昼食やビールなど:5000円(テキトーで合ってないかも)
高速、ガソリン代;5000円(テキトーで合ってないかも)
トータル:3万5千円(合計はあっているはず)

◆スキーのコツ
・俺は足の幅が広い。バックル(留め具)がたくさんついていると締め付けが痛い。
 足の甲とふくらはぎ部分だけの2つのブーツが良かった。
 試し履きして、ちょっとキツいと思ったら大きいサイズにする。
 滑り始めると、かなり痛くなるので。

・膝を曲げて重心を左右に移動して、左右に曲がる。
 最初は重心を無理矢理下げるため、手で足首を触るようにして曲がる練習。

・後ろに傾くと、スピードが出てバランスが崩れる。
 前に重心をおくと安定するし、止まりやすい。

・力を抜いて、リラックスして滑る。
 踏ん張りすぎない。
 足が疲れすぎるし、こわばってうまく滑れない。

・斜面と水平(等高線みたいな向き)で少しずつ降りると最悪急な斜面でも何とかなる。
 エッジをきかせて、止まれる。

・ハの字でボーゲンは、基本。
 スピードの制御などできるが、足が疲れる。

・足をそろえると、スムーズに滑れるが、最初はなかなか難しい。

・倒れてしまったら、スキーの板をそろえて立ち上がる。

・その場で止まって方向転換する方法は、山側の足を180度ぐるっと回して、向きを変える。

・ある程度、遠くを見て滑るコースを狙い撃ち。
 上から滑り落ちてくる人や転ぶ人に気をつける。

・真っすぐ滑り降りると斜度がキツいので、ゲレンデを横に滑るようにして、ジグザグに降りる。
 すると、斜度は自然と緩やかになる。