月別アーカイブ: 2011年11月

我々は限りある永遠の中で生きている

我々は限りある永遠の中で生きている。

「限りある」のに永遠とは矛盾しているのだが、多くの人は限りある永遠の中で生きているのだと思う。

人は死ぬ。
ある人が持っている時間は終わりがある。

しかし、日々の生活からするとその終わりは遠くにありすぎて、本当にその時が訪れるということを強く認識するのが難しい。
阪神大震災などにあった方は、その時がいつやってくるか分からないと、切に思うようになったということも聞いたことがある。
ただ、大半の人にとって人生は永遠の長さを持っている。

人生が永遠ではなく、限りがあると本当に感じられた人は、人生の歩み方が本当の意味でかわり、自分の真に求めているものを追いかけるのだろう。

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これは4年ぐらい前に書いていた内容だ。
だから、東日本大震災ではなく、阪神大震災の例えになっている。

つい先日に「エンディングノート」という映画を見て来た。
友達の大学時代の研究室仲間が監督さんと言うのがきっかけ。
この映画を見て、再び昔に書き残したことを思った。

奥さん
子ども3人
孫数人

67歳まで会社人生まっしぐら。
退職してすぐに末期がんが見つかり、死を迎える。

まだ元気なうちに自らの生前葬の準備をして、死ぬまでのエンディングノートを記す。
自らの終わりまでを記す「エンディングノート」。
エンディングノートを記す過程でどんどん弱って行く。

永遠の中で行きていたけれど、ある瞬間を境に限りがあることを目の前のこととして悟った。

そんな限りある永遠の中では、こんなことが際立っていた。

家族の大切さ
夫婦の絆
親子の信頼
孫のかわいさ

けっして辛いだけの映画ではなく、生きてるって愛おしいなと感じるドキュメンタリー映画。
近くでやっていればぜひ。

送信者 sports

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上の内容とは関係ないけれど、「自分が死ぬなと朦朧と意識しはじめたときの感覚」ってどうなんだろうと思った。
漏水とか徐々に弱って行く場合の意識とか感じるものってどんな感じなのか?
表現では三途の川を渡ろうとしているというものだが、未知で不思議だな。

限りある永遠の中で
http://www.teratown.com/blog/archives/001913.html

今しかない
http://teratown.com/blog/2009/04/23/eoiioaioieoaioieoeeeceoiioeee/

2011年レース結果振り返りと私的なんでもNo1

走ったよ。
泳いだよ。
こいだよ。
いろいろしたよ。

ロード。
トレイル。
トライアスロン。
種目もいろいろ。

ロング。
ミドル。
ショート。
距離も問わず。

東京。
新潟。
山梨。
長野。
岐阜。
神奈川。
場所も問わず。

送信者 sports

◆全体の完走

基本的に全ての大会でリタイアすることなく完走できたのが一番良かった。怪我なども何もなかったし。
さらに、タイムに関しても現時点のレベルからすると、実力がほぼ出し切れた結果だった。メインとしていた、富士登山競争、佐渡トライアスロンAタイプ、信越五岳トレランも目標をクリアして完走できよい1年だった。

さらに、トレランは「心折れ部」として、仲間と楽しくレースに出れたのが良かった。

◆来年に向けて

来年のメインディッシュは確定しているのが昨年中止になったUTMFの100マイル。初めての100マイルレースでドキドキ。さらに5月開催と言うことで、シーズン前半のトレーニングが重要。

あとは、長年憧れのUTMBにもエントリー予定。こちらは抽選で当たれば行きたいと思う。さらに、10月のサハラマラソンも検討中。UTMBの抽選がどうなるかによるところも大きそう。来年もロングのレースが2本はあるので、これを軸に調整して挑みたい。

あとは宮古島トライアスロンとかトライアスロンも1本ぐらいはでたい。そして、今年はロゲイニングをやってないので、こちらも来年は1回ぐらいはやりたい。

送信者 sports

◆私的なんでもNo.1

【一番楽しかったレース】
 ・信越五岳トレイルランニングレース
   →なんといっても心折れ部10人以上で参戦して、前夜祭から表彰式まで楽しかった。
    アシスタントやペーサー制度も良かった。

【一番辛かったレース】
 ・佐渡国際トライアスロンAタイプ
  →信越も辛かったが、バイクが苦手で精神的に辛かったのが佐渡トラ

【また出たいレース】
 ・東京マラソン
  →当たる確率が低いと言う意味でもまた出たい。
   純粋にお祭りみたいでワイワイガヤガヤ楽しかった。

【一番エイドが良かったレース】
 ・The 4100 D マウンテントレイル in 野沢温泉
  →信越と迷う所だが、クソ暑い中でエイドで食べたアイス2つが忘れられない。

【一番景色が良かったレース】
 ・第1回ぎふ清流マラソン
  →長良川を眺めながら堤防を走るのはかなり気持いい。
   地元の大会は初めてで、地元の景色の素晴らしさを再発見して、より好きになった。

【一番ゴールがうれしかったレース】
 ・信越五岳トレイルランニングレース
  →佐渡とも悩むが、今年1番長時間のレースということもあり、うれしかった。

【一番応援がパワーになったレース】
 ・佐渡国際トライアスロンAタイプ
  →地元の人の応援がスゴイ。真っ暗になっても沿道で応援してくれる。
   さらに、ゴール直前のアナウンスやゴールゲートの盛り上がりは最高。

◆レース結果一覧(1月から日付順)

・第59回勝田全国マラソン
 ジャンル;ロード
 距離;フルマラソン(42.195 km)
 場所:茨城県
 時間:3時間29分33秒
 順位: 1493位/7359人

三浦半島縦断トレイルラン
 ジャンル;トレラン
 距離;42km
 場所:神奈川県
 時間:5時間35分46秒
 順位:103位

東京マラソン2011
 ジャンル;ロード
 距離;フルマラソン(42.195 km)
 場所:東京都
 時間:3時間25分51秒
 順位:2432位/32394人

第13回Lafuma青梅高水山トレイルラン
 ジャンル;トレラン
 距離;15km
 場所:東京都青梅市
 時間:1時間22分34秒
 順位:66位 /821人

フライデーナイトマラソン
 ジャンル;競技場トラック(12時間での周回数)
 距離;60キロぐらい?(1人で参加)
 場所:東京都国立競技場
 時間:12時間
 順位:??

第1回ぎふ清流マラソン
 ジャンル;ロード
 距離;ハーフ
 場所:岐阜県長良川
 時間:1時間43分16秒
 順位:905位

富士忍野高原トレイルレース
 ジャンル;トレイル
 距離;ロング31.7km 
 場所:山梨県
 時間:4時間48分5秒
 順位:157位/671

野尻湖トライアスロン
 ジャンル;トライアスロン
 距離;ミドルスイム1.5km、バイク45km、ラン16km
 場所:長野県野尻湖
 時間:3時間37分58秒
 順位:86位

The 4100 D マウンテントレイル in 野沢温泉
 ジャンル;トレラン
 距離;65km
 場所:長野県野沢温泉
 時間:9時間53分58秒
 順位:48位

富士登山競争 頂上コース完走
 ジャンル;トレラン(登りのみ)
 距離;21km
 場所:山梨県
 時間:4時間4分43秒
 順位:570位/2576

佐渡国際トライアスロンAタイプ 
 ジャンル;トライアスロン
 距離;ロング スイム:3.8キロ→2キロに変更(台風接近により)、バイク:190キロ、ラン:42.195キロ
 場所:新潟県佐渡島
 時間:完走13時間4分35秒
 順位:312位/810

信越五岳トレイルランニングレース
 ジャンル;トレラン
 距離;110km
 場所:新潟県、長野県
 時間:16時間54分59秒
 順位:85位

ハセツネ(第19回日本山岳耐久レース)
 ジャンル;トレラン
 距離;71.5km
 場所:東京都奥多摩
 時間:12時間18分24秒
 順位:238位

スイムEKIDEN1000in千葉
 ジャンル;競泳 短距離
 距離;50m×3本(フリー)
 場所:千葉
 時間:1本目:33.86、2本目:34.60、3本目:36.32
 順位:不明

日常の中の焚き火

寒くなって来たし、落ち葉もたっぷりある。
焚き火するしかないっしょ。
ということで、焚き火をしたくなった。

送信者 ちょっとした遊び

この時期じゃなくても焚き火は年に2,3回はしている。
でも、この時期の焚き火は格別な気がする。
寒くなり始めたときの焚き火。
ヒンヤリとした夜に焚き火はよく似合う。
河原で、焚き火にあたりながら、星を見上げる。

焚き火がしたくなったといったら、不思議がる友達もいたけれど、
居酒屋に行くのも、ライブも、花火も、海水浴も、スノーボードも、ゲートボールも、まあ焚き火と並列。
焚き火をしたいなーと思ったからふらっと行くようなもん。

送信者 ちょっとした遊び

ということで、家からアクセス便利な奥多摩へ。
新緑の時期が最高な白丸駅近くの場所を目指した。
あらかじめ場所を決めていたので、家を3時ぐらいに出た。
そうしたら、到着した5時には真っ暗。。。
さらに、目的の場所が崖崩れで行けず。
他に焚き火の出来そうでテントを張れそうな場所を探してさまようこと1時間ほど。

送信者 ちょっとした遊び

奥多摩駅近くの河原に降りた所にいい場所発見。
キャンプ場が近くにあるみたいだったけれど、そこからは少し離れていて静か。

真っ暗な山や川を歩くのはいつもドキドキするけれど、楽しい。
まずは平らな場所を探してテントを張る。
寝る場所が一番大切だ。

送信者 ちょっとした遊び

それから、大きな石を集めて焚き火の場所をつくる。
河原を歩いて、枝を収集。
落ち葉もたっぷりあるので、かき集める。
できるだけたくさん。

送信者 ちょっとした遊び

さて、夕食の準備とともに焚き火の準備。
山の道具の中にはキッチンペーパーがいつも入っているので、ネジネジしてライターで火をつけ落ち葉に点火。
湿っている葉っぱが多くて、なかなか火が大きくならない。
ちょっと手こずりながら、火が大きくなった。
パタパタとラーメンの袋で扇ぐ。
すると、火が大きくなって来た。
しめしめ。

送信者 ちょっとした遊び

かき集めた枯れ枝を焚き火にくべていく。
やっとほっと一息。

今夜はキムチ鍋ラーメン。
キムチにカット野菜、そしてラーメン。
コンビニで買える材料で手も加えなくていいし、ゴミも少ないし、うまい。
山とか1人で外で自炊するときは。いつもこのパターンになってしまう。

焚き火に当たりながら、夕食。
火が消えそうになるので、たまに枯れ枝を探しに河原を彷徨う。

送信者 ちょっとした遊び

炎が安定してくると、こっちもほっと一息。
夕食を食べ終わり、コーヒーを入れて落ち着く時間。
都心と比べるとかなり冷え込んでいるが、焚き火があると暖かだ。
ゆらゆらと燃える焚き火を見ながら、ぼーっと。
音楽を聴いたり、星空を眺めたり。
贅沢な時間を1人で過ごす。
たまには、こういった時間が幸せだ。
最後に消え行く火は、愛おしく落ち着きがあった

送信者 ちょっとした遊び

火も頼りなくなり、眠たくなったのでシュラフにもぐり込む。
ちょっとデコボコしていたし、寒かったけれど冬の日がきた感じがして心地よい。

夜中に何度か起きて、小便。
冬の夜中の星はいつ見てもきれいだ。

送信者 ちょっとした遊び

朝目が覚めると、紅葉した木々が立ち並んでいた。
体を温めようとコーヒーを入れ、コンビニで買ったパンを温めた。
いつもなら、冷たいパンを食べるが、温めるとそれだけで幸せな気持になれた。

送信者 ちょっとした遊び

そのまま、荷物を片付けて河原を後にした。

◆how to 焚き火

キッチンペーパーを適度によじる
(新聞とかあればいけど、ザックにいつも入っていない)
たくさんの落ち葉(落ち葉はかなり多めにかき集める)
火の勢いがある程度強くなるには落ち葉がたくさん必要。
キッチンペーパーに火をつけ、落ち葉に点火
パタパタと扇ぎ風を送り込む
火が大きくなったら、枯れ枝をくべる
木の枝を3角錐形に組む
あとは成り行き

◆必需品
焚き火の場所を作るための石
ライター(バーナーでもいいけど)
キッチンペーパー(新聞とか、松ぼっくりとか松の葉でも代用出来る)
落ち葉
最初に木の枝たくさん集める(焚き火の途中で拾いに行くのがめんどくさい)

温泉に入って日だまり昼寝するために、ちょっとトレラン

友達と3人で早朝から高尾へ。
友達と行くと、いつもの自分の行動パターンとは違った場所に行くことがあるので面白い。
今回は高尾から陣馬山までトレラン。
そして、陣馬の湯 旅館「陣渓園」で日帰り温泉という行程。

送信者 sports

朝起きるとまだ外は暗かった。
だんだんと1日が始まる。
久しぶりにキリッとした静かな朝の時間を楽しんだ。
そして、淡い空が美しかった。

8時に高尾山口について6号路で高尾山へ。
紅葉の時季ということもあって多くの人でにぎわっていた。
でも、登山道はそこまで混雑していなかった。
早歩き程度で進む。

送信者 sports

天気も良く、紅葉の葉も美しい。
そしてまだ朝が早いので空気も澄んでいて心地よい。
今日は登山日和だ。

送信者 sports
送信者 sports

富士山もよく見えた。
9合目ぐらいまでだろうか白く雪が積もっていた。

送信者 sports

そこから陣馬山までしばし、歩いたり走ったり。
心地よい天気だし、ゆっくりスピードなので爽やかハイキング気分。

送信者 sports
送信者 sports

陣馬山の茶屋ではなめこ汁。
そして、陣馬そばを食べる。
天気もいいし、のんびり食べる。
気持いい場所だ。

送信者 sports

そして藤野はゆずで有名らしいけど、茶屋のおじちゃんがゆずの皮を砂糖に漬けたものいただいた。
香りがいいし、エネルギーになる感じで美味い。

送信者 sports

一緒に行った田中さんから、栗おにぎりもいただく。
満腹!満足!

送信者 sports

ファイントラックのおかげで、休んでいても汗冷えがあまりない。
必須アイテムだ。ありがたい!

そして、下山。
栃谷尾根コースを通って陣馬の湯「陣渓園」まで。
この登山道はほとんど人がおらず気持よく走れた。

送信者 sports
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そして、温泉。
たいして汗をかかなかったけれど、さっぱりして気持いい。
風呂から紅葉の紅葉が美しかった。

送信者 sports
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その後は旅館のロビーのソファーでくつろぎながらお茶とゆずシャーベット。
ポカポカの陽気で、日だまりのソファーでうとうと昼寝。

送信者 sports

3人なのでタクシーを呼んで藤野駅まで、
タクシーは1800円ほど。

のんびりトレラン楽しかった。

手の先に全神経を。~点の集中と面の集中~

スイム駅伝。
50メートル。
約30秒。

ロングの大会に出ていると10時間以上が普通。
時間にしたら、短距離は1200分の1。

でも、短距離の集中には独特な時間の流れがある。
全神経を集中してピークを作り上げる楽しさ。
そんなんも最近分かりはじめました。

その瞬間にピークを持ってくる。
その研ぎ澄まされた緊張感、空気と言うのは面白い。

長距離であれば、最初は調子が悪くても後からカバーしたり、精神力とかでなんとかなる事もある。
でも、短距離はそうはいかない。
練習で身に付けたもの以上を出せることはない。

長距離であれば、本番と同じ距離を同じ時間で走ることもないから、結果はいつも未知だけれど、
短距離は身体能力が結果に直結する。

そんな短距離と長距離には違った種類の集中がある。
点の集中と面の集中。

短距離は
点の集中。

長距離は
面の集中。

例えるならば、

クライミングとトレラン。

短距離の水泳とオープンウォーターの遠泳。

書道と文章を書くこと。

前者が短距離で
後者が長距離だ。

山を走ったり、海を泳いだり。
そうした運動したりする時も集中しているけれど、
一点の集中ではない。

短距離の集中は、指の先端に全神経を集中させるような集中。

手の先に全神経を集める集中って、とっても繊細だ。
一方で面の集中は集中しているが、解き放たれている状態。
フロー状態とかいうんかな。

どちらの集中も好きだ。
でも、日常では点の集中の場をあえて作らないと、あまり機会がない。

別に運動ではなくても、
1円玉を積み上げる
指圧
絵を描く
生け花
ダーツ
なんでもいいんだけど。
たまには点の集中を日常に入れていこう。

送信者 岐阜

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あ、そういえば、陸上の短距離で大人が出られる大会はないよね?
何でだろうね。
おっさんになると長距離を好むようになるからか。
身体能力が落ちて、それ以外でカバーするのが楽しいからかな。