日別アーカイブ: 2009/11/18 水曜日

乗り換え

PHSの調子が悪かったからiPhoneに乗り換えようと思ったが一応PHSは直った。さらにiPhoneを少しだけ使ってみたいという欲求は、iPhoneを2年契約で買わなくても、安いiPod touchで満たされるだろう。すぐに直ったおかげでiPhoneを買わずにすんでよかった。(と自分に言い聞かせているのかもしれない。)

乗り換えはiPhotoだ。iPhoneとスペルが似ていて勘違いしてしまいそうだが、こっちは写真の管理ソフト。「予期しない理由で終了しました。」と表示され起動しない。そこで色々試してみた。

・何度かiPhotoを立ち上げてみる
・パソコンを再起動して、iPhotoを立ち上げてみる
・問題の詳細を表示し、appleに送信してみる
・グーグルで検索して対処法を調べてみる
・開発元のappleのサイトに行って情報を探してみる
・iPhotoを一度リセットして、立ち上げてみる
・バージョンアップをしてから立ち上げてみる

結局ダメ。もう諦めた。次はiPhoto Library(iPhotoに入っている写真データ数百ギガ)をそのまま見れるソフトを探す。すると、googleのPicasaであった。うーん、グーグルか!またもグーグルかと思いながら、iPhotoよりも動作が軽いというネット上の口コミもありDLしてインストール。確かに軽い。快適だ。それに昔のPicasaと比べると機能も豊富でiPhotoよりも圧倒的に素晴らしい。

ついでに11月10日からPIcasa web albumの追加容量の料金が20Gで5ドルと安くなったので、容量を増やしてみた。違和感なくユーザーを導き、ビジネスモデルとしても囲い込みが上手くされているのに乗ってしまうのは悔しいが、便利で安いからしかたない。

iPhotoが壊れても最初はiPhotoを直して使おうと努力はするが、それが無理だとこうして乗り換えが行われる。おそらくiPhotoに戻ることはないだろう。iPhotoを何とか使おうと努力する人間の行為がスイッチングコストとなっているが、それが解決されないとユーザーは離れて行く。自分の行動をこうして冷静に文字に直すと、ユーザーの一般心理が掴めて、自分が作る立場になった時に役立ちそうだ。

送信者 雲取山08