日別アーカイブ: 2009/11/6 金曜日

虫食い休みの感覚(青空読書、ツールドモンブラン、ジョギング、ダイエット、本屋、銭湯)

休日が月曜日に移動するハッピーマンデーという制度ができてから、3連休が増え飛び石連休が少なくなった。ぽっかりと平日が1日だけ休みとなると連休とは違った感覚で、虫に食べられた葉っぱのような感覚だ。もしくは落とし穴に落ちたような。この感覚は久しぶりだった。昔は良くあったけど、最近はほとんどないから。ぽっかり穴があいた文化の日(11/3)は晴天であった。まずそれだけで幸せだ。

行ったことない山へ走りに行こうかと思ったが、15時から見たいテレビがあったので辞めにした。予約録画ができればいいのだが、リモコンをなくしてから予約録画が出来なくなってしまい、その時間にいなければならないのだ。まあ、それぐらい不便なのもいいもんだ。それで、行ったことのない無人駅で降りて、ぼーっと本を読むことにした。おにぎりとお茶を買い、電車に乗る。西へ。四方津駅で下車する。木々が色づき始めて、山が鮮やかだ。天気も最高だし、空気もきれいだし、深呼吸。あー、気持いい。おにぎりを食べながら読書。野茂英雄著「僕のトルネード戦記」を読み終えて、家路に着く。電車では池澤夏樹著「マリコ/マリキータ」を読む。

家に戻るとちょうど3時。NHKのwonder×wonderを見る。通称:ツールドモンブラン(略称UTMB)。正式には”The North Face Ultra Trail du Tour du Mont-Blanc 2009(ノースフェイス ウルトラトレイル ド ツアー ド モンブラン 2009)”に出場した鏑木毅さんを追いかけた番組。鏑木毅さんといえば、トレイルランニング界では知らない人がいないほどのトップ選手。昨年のハセツネでお見かけし、ミーハー心に火がついてしまった(笑)。この番組を見て、ツールドモンブランはやっぱりいいなーとつくづく思う。距離の長さ(166キロ)、観客の応援、景色、出場選手の多様さ。一度は出てみたい大会だ。ゴールシーンはやっぱりじーんとくる。鏑木さんもゴールの瞬間が全てだと話していた。

番組を見てテンションが上がりジョギングへ。いつもとは違ったコースをと思い善福寺川公園を走った。やはり走りやすい場所だけあって多くの人が走っていた。夕日に染められた空を見上げながら、気持よく走る。走りながら、2、3キロやせたいなーと思う。今までは瘦せたいと思ったことはなかったのだが、この1年ぐらい瘦せたいと思う。ダイエットというよりは、長距離を走るには、2、3キロ瘦せた方がいいと思うから瘦せたいのだ。週に2回はランかスイムをすることを徹底したい。結果的に日々の運動で瘦せるんだけど。そもそも太っているというのは、生命体としては不自然だ。こんな時はいつも野口健さんの飼い猫と野生のチーターの話しを思い出す。

生命体とか云々は置いといて、走り方を習いたいなーと思う。長距離を走ったり、歳を重ねても走り続けるためには足に負担のかからない走り方を身につける必要がある。平地の走り方と山の走り方それぞれを習いに行こうかなと考え中。

その後、本屋へ立ち寄る。雑誌や本を立ち読み。風の旅人の最新号に載っている動物の写真は良かった。「原始の記憶」というタイトルで北義昭さんが撮影された作品。そして、いつもの中華定食屋で食事をとり家に戻る。そして、ブログを書く。家にいる時間はブログを書いているか、写真を整理していることがほとんどだ。

11月になり急に寒くなったし、久しぶりに銭湯に行こうと思い、亀の湯へ。するとお客さんが誰もいない。銭湯独り占め。それはゆっくり出来ていいのだが、儲からなければ銭湯がなくなってしまう。これは問題だ。銭湯って、ゆっくり出来て気持よい空間なので末永く続いてほしい。みんなも銭湯にたまには行ってみるとゆっくり、ほっこりできますよ。ぜひ。風呂から上がって、新聞を読み、体重と血圧を測る。体重は7、8年変わっていないが、先述のように2、3キロ落としたい。そして、血圧が低いなーと、再認識。上が105ぐらいで、下が60ぐらい。そして、家に戻り、眠りにつく。

あんまり平凡な一日を書くことがないから、こんな日の過ごし方も記録しておこう。
平凡な休日を綴った日記でした。