旅をすると思う事がある。
国とは政府ではなく、国民一人一人なんだと。
日本に暮らしていて、外国の情報を得る。
そう言った場合の、外国というのは”政府”に関しての情報が多い。
マスコミを通して、他国の政府の事を見聞きしている。
政府の方針であったり、政府の見解であったりと。
すると、知らず知らずのうちに、その国の事=政府の見解と思えてきてしまう。
さらに、マスコミによって一部だけを取り上げられている。
でも実際に旅をすると、その国の政府の見解なんて耳に入ってこず、その国とは触れ合う多くの人々だ。
その人々は政府の見解とは一致しない。
もちろん、日本も同様だ。
そういった国民の一人一人が国を作り上げている。
そんな当たり前の事が、旅をして人々と接すると分かってくる。
だから旅は面白い。
送信者 イラン |
イランの街角で