ブルルン 奄美大島。最後は耐久戦。

前回の旅日記はコチラ「ひょいっと奄美大島」

昨夜 宿に何時頃戻ったかは分からない。
別に酔っていた訳ではなく、日常の生活から旅の中に入ったにすぎない。

起きたのは9時前だったと思う。シャワーを浴びて、宿のおっちゃんに1日1,500円でスクーターを借りる。できることならば、動力に頼らず歩きか自転車で廻りたい。しかし、島のサイズと滞在時間を考えると動力に頼るのがベストだと判断してのことだ。


奄美大島の海

昨日空港でもらった地図と居酒屋のおばちゃんにもらった地図を眺める。さて、どこへ行こう。宿の近くに大浜海浜公園という砂浜があるらしいので向かってみる。原付に乗るのも久しぶりなので、近い場所をターゲットにした。こういったところは慎重派だ。最初は少しばかり緊張したがすぐになれた。名瀬市内をすぎると車がまばらになるので、気楽に運転できた。


大浜海浜公園

しばらく走ると右手に海が見えたので立ち寄る。小さな漁港だった。船が数隻だけある静かな港。こういったところを見ると、奄美大島ってのどかだなぁと思う。奄美大島ってもっと大きくて都市化されているかと思ったら、そうではなかった。また原付を走らせると大浜海浜公園に到着。小さな山を越えると砂浜がある。中腹から海を眺めると絶景だ。青い海と青い空。この砂浜は西にメンしている、ということは夕日のスポットだ。今日の夕日を眺める場所の候補に入れておこう。それから砂浜に降りる。鹿児島からフェリーで来ていたライダーの兄ちゃんと話しをする。ライダーは奄美にけっこう来ているようだ。鹿児島から夜行フェリーで寝てれば朝には奄美に着くから。


熱帯っぽい

サトウキビをそのまま絞ったサトウキビジュース200円を飲む。植物の香りと土っぽい香りが強くかなり甘いのだが、後味は意外とさっぱりしていた。砂浜でのんびりした後は、金作原原生林へと向かう。原付で走る。途中から林道になる。山道を登る。最後は砂利道。ガタガタしながらやっと到着。雨がパラパラしたが、それだけだった。奄美大島の天気は乾きやすいのだろうか。雨よけ兼風よけのために雨具を着てきてよかった。スクーターで風を切って走ると寒いのだ。金作原原生林は確かに熱帯の植生だった。誰もいない原生林を歩いていると、道が分からなくなる。どっちの道だったっけ?ってな感じ。まあ、そんなことも楽しみつつ。


大きな葉っぱ

スクーターの場所まで戻り、山を下りる。しばらく進むと川があった。地元の人が川の中に入り何かを探している。魚かなーと思って聞いてみると、小さな貝を探していた。なかなか美味の貝らしい。おれも一緒に探していくつか見つけたが、川の水が結構冷たくてギブアップした。昼も過ぎ腹が減っていた。しかし、近くの集落に行っても飲食店はない。全くない。うーん。名瀬の中心地に行くか、大浜海浜公園に行くかしかない。腹がかなり減っていたので近くの大浜海浜公園へ。俺には似合わないおしゃれなレストランへ。テラスで海を見ながら食事をできる。こんなしゃれたところで食う必要はないが、ここしかない。こういった店は量が少ないことがネックだなー。


川で貝を探す


ランチ

ゆっくり海を眺めながら食事をして、お茶を飲みながら日記を書く。その後、砂浜へ。海水浴場の監視やぐらでボーッと海を眺めていたら、地元の小学生たちが遊んでいた。一緒に仲間に加わってはしゃぐ。やぐらによじ上ったり、少年を砂浜に埋めたりと童心に帰って遊ぶ。彼らは親しく話しかけてきて、純粋な笑顔で遊んでいる。人間の手本の様な存在だ。


砂に埋もれる子供


砂浜ではしゃぐ少年

彼らと遊び終わると、夕日のスポットを探して歩く。夕日の沈む位置を予測して、よさそうな場所を物色。いくつか場所を見つけて、移動しながら見て撮影しようと決める。サンゴの浜で寝転がって海を眺め夕日を待つ。徐々に太陽は低くなり、いい色に空が染まっていく。太陽はどんどんオレンジ色になり、肉眼でも見えるようになる。この旅の最初からこんな夕日が見れるとは幸せ者だ。太陽の上半分と下半分では色が違う。そんな違いも分かる太陽からは溢れ出すようなみなぎる力を感じて、ワクワクしてきた。そんな夕日を楽しみ、宿へ戻る。スクーターを返して、30分ぐらい歩いて市内へ。


夕日

昨日と同じ島唄居酒屋「かずみ」へ行こうと思ったが、近くまで行ったところでおばちゃんに声をかけられる。近所のスナックのママさんで、「何探してるの?」と聞かれたので、「飯食うところを探してるんですよ~」と答えると、「そこにある”いりふね”が安くておいしいよ」と。旅ではこういった流れに乗るのが楽しむ秘訣。ということで、いりふねへ行くことに。カウンターで一人ビールを飲み魚をたらふく食べる。上手い。それと、大将と話しを楽しみながら。

後から知ったのだが、俺がいりふねで飯を食っているときに友達がかずみで飲んでいたらしい。超ニアミスだ。驚き。偶然店を変更していなければ、ばったり会っていたのだ。なんとも偶然とはあるものだ。

ひとしきり飲み、食べ、フェリー乗り場へ向かう。まだまだ早い。出港は朝の4時だ。これから5時間ほど耐久戦だ。フェリーの真横の港で寝ようと思ったが、あまりにも時間がありすぎる。そこで近くのファミレスに行き、朝まで待つことにした。3時に乗船開始するため、少し前にフェリーとしまへ向かう。人はまばらだ。そんなことよりも眠たい。2等寝台で雑魚寝。しばらく寝たら朝にはトカラ列島だ。


フェリーとしま

旅日記の続きはこちら「目が覚めて、海の上にいる、そして島が見える。それは宝島。」

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