月別アーカイブ: 2009年5月

聖地巡礼

野町和嘉さん聖地巡礼という写真展を東京都写真美術館で見てきた。せっかく見に行くついでなのでギャラリートークの時に行くことにした。

それにしても背中がゾクゾクする写真展だった。
入り口付近に展示してある超巨大な「ライラトル・カドルの礼拝」というメッカにあるカアバ神殿の大きな写真。写真を前にそのパワーに圧倒される。微動だにできず、ひれ伏すような感じ。
イスラム教徒の信仰の強さが真っすぐに伝わってくるのはもちろんのこと、その写真がとんでもなく大きいことも圧倒された要因だ。大きいということは凄い力を持つ。とんでもなく大きいとか数が無茶苦茶多いとか反対に超小さいといったこと自体に人を惹き付けるものがある。

そして野町さんの写真を見ていて、ふと気づいたことがあった。写真が全く色あせていない。展示してある写真は昨年撮影したものから30年以上前に撮影したものまであった。しかし30年前の写真でも全く古びた感じがしない。色褪せてるなとか、古くて安っぽくなっているなという感じが全くない。今まさに目の前に存在する現実そのものであるかのように感じる写真ばかりであった。それは色あせないものを撮影しているからなんだろう。人間や自然の根っこの部分にがっぷりよつで向き合って、撮影しているからなんだろう。

また、世界の様々な地域の聖地を展示してあったのだが、自分で訪れたことのある場所の写真もあった。年末に行ったイランのエスファハンやマシュハド、そしてアンデス、チベット、インドなど。それらの写真を見て感じたことがある。こんなことを言ったら当たり前すぎて失礼きわまりないのだが、俺も行ったことがあって野町さんと同じ被写体を撮影している写真もいくつかあった。例えばイランのエスファハンなど。それで思った、同じ被写体を撮っているからこそ強く感じられるのだが、野町さんの技術は凄い。同じものでもこう撮れるのかと。明るさとかフォーカスの精度とか全く違うなと。全然違うなと。もちろん技術だけではなく、その向かい合う姿勢も違うんだけど。

一連の野町さんの作品を見て、じっくりアフリカを巡りたいと思う一方で、日本の土着の神をもっと深く知りたいと思った。聖地とは人が関わっている場所である。そんな場所を訪れたい。が、そうではない人を寄せ付けない広漠な自然にも触れたいなー、とやっぱり欲張りだ。

《野町さんがギャラリートークで話していた内容で印象に残っていること。》

・これからはインドを続けて取材・撮影したいのとアンデスにも行きたい。

・野町さんクラスの写真家でもグラフ誌が減ってきているから大変だ。

・アフリカでは自分の車で移動して取材している。

・最近は野町さんもデジタルだとか。フィルムの作品もスキャナで取り込んでプリントしているとのこと。

・行動の源泉は好奇心だ、野次馬根性だとおっしゃっていたが、すごく共感できた。見たい、触れたい、感じたい。それがあるからこそ突き動かされる。後付けのそれっぽい理由なんて二の次だ。

・37年前に撮影したアルジェリアの家路を急ぐ少年という砂漠の写真がある。それからなんどもアフリカの砂漠を訪れているが、おなじような風景に出会えないという。それは、自分が何度も砂漠に通ったことによって感覚が麻痺してしまったからじゃないかと。

・メッカの撮影の依頼がサウジアラビアから正式にきて、ムスリムになる必要があったので実際にイスラム教徒になったらしい。まあ、それでカアバ神殿に入れて撮影できるならと。

それと図録に書かれている風の旅人編集長の佐伯さんの文章がいいです。

送信者 イラン

トカラの旅で見た朝日と夕日

トカラの旅のまとめはテーマ切りになってきた。
第1弾の温泉に続いて第2弾は夕日&朝日。次なる第3弾は神社を取り上げてみたいが、続くかどうかは不明。

温泉も印象に残っているが、太陽も印象に残っている。こんなにも毎日 太陽が昇りそして沈む一連の循環を眺めていたことがあっただろうか。旅の間はずっと晴天にも恵まれ、誰もいない山の頂上や港で太陽と見つめ合う時間は何物にも代え難い時間と空間だった。この肉体を持つ自分と言う人間と太陽は直接的に関係し合っているということが、ストレートに感じられた。

旅の期間中、何日かは朝日を見て、夕日も見た。
ある一日で朝日を見て夕日も見る日なんて人生で数えるほどしかないだろう。朝日を見た夕方はこんな風に感じた。朝昇ってきたあの太陽がずっと僕らを照らして、一日を終え沈んでいく。朝見た太陽が沈んでいく。当たり前だけど、同じ太陽なんだという繋がり、太陽の絶え間ない連続性を実感した。

夕日を見ていると太陽の高度が下がるにつれて太陽の色が変わっていく。ひとつの太陽なのに上半分と下半分では色が異なる。そんな太陽を見つめていると、とんでもなくエネルギーを感じた。いったい太陽は何者なんだと、一人太陽を見つめながら感じた。

太陽が沈みきる瞬間に一瞬緑色の光を発すると言うグリーンフラッシュは今回の旅でもお預け。グリーンフラッシュはいつどこで見れるか分からない。死ぬまで見れないかもしれないし、期待していないときに突然見れるかもしれない。その時を楽しみに、またどこかで夕日を眺めたい。

「太陽と共に旅したトカラ列島」
そんな旅の写真をご覧下さい。

奄美大島  大浜海浜公園 夕日

奄美大島の夕日

奄美大島  大浜海浜公園の夕日

水平線に沈む瞬間の夕日(しっかり見ると海と空の境にオレンジ色の太陽が見えます。中心よりちょっと右あたりです。)


悪石島 夕日

悪石島の夕日

小宝島 夕日

太陽光が海に降り注ぐ

口之島 フリイ岳頂上

沈みにつれ太陽の色が変わってゆく

口之島の夕日

口之島の夕日

雑草の間から見える夕日

口之島 朝日

口之島の朝日

昇る太陽

宝島  港 夕日

宝島の海に沈む夕日 

夕日と漁船

夕日とフェリーとしま

降り注ぐ太陽

染められた海

宝島 宿の部屋から 朝日 

宝島の朝日

淡く染められた空。空だけ。

フェリーとしま 開聞岳付近 夕日

開聞岳と夕日

開聞岳に落ちる夕日

淡く染められた空

夕焼け空

*オレンジ色っぽい写真ばかりになってしまいました。。。

絶景露天風呂 入浴写真 大公開(笑)

トカラ列島は海の中にポツンと浮かぶ小さな島ばかりなので、島の人と仲良くなったり、海が綺麗だったり、文化が独特で興味深かったりと楽しい思い出いっぱいなのだが、想像以上に良かったのが温泉だ。秘湯マニアならば、トカラ列島を避けて通れないというほど温泉がすばらしいとは聞いていたが、これほどとは思わなかった。

泉質とか難しいことは分からないけど、良かったのは立地と景色と種類の豊富さ。そして何と言ってもこんなに条件のそろった温泉なのに人が少なくゆっくりと満喫できること。

何がすばらしいかを箇条書きすれば以下のような感じ。
・どの島にも温泉がある(基本は露天風呂)
・露天風呂から眺める景色が最高
・砂蒸し風呂や海中温泉など、多様な温泉がある
・風の音、波の音が楽しめる
・人が少なくゆったり楽しめる

悪石島→小宝島→口之島→宝島
の行った温泉の写真とコメント

悪石島

砂蒸し風呂
置いてあるマットを敷いて寝る砂蒸し温泉。体の上から砂はかけないけど、体はポカポカ。虫さされに注意。


砂に蒸され中

海中温泉
潮の満ち引きをふまえた上で、入浴できる時間を予測していく。波の音と空を眺めての海中温泉は最高。


海中温泉


海中温泉 入浴中

湯泊温泉
男湯よりも女湯の方が海が眺められて景色が良い。人もいないので堂々と女湯の露天風呂に入る。女性が来たら、男湯に移動する。脱衣所あり、内湯もあり。200円。


湯泊温泉  男湯


湯泊温泉  女湯 入浴中


夜の湯泊温泉  女湯 入浴中

小宝島

湯泊露天風呂 インケジ温泉
綺麗に整備された露天風呂。水のシャワーがついている。

マショ温泉
岩盤をくりぬいてある露天風呂。海のすぐ近くで最高に気持ちがいい。雰囲気が最高の露天風呂。

送信者 いろいろ

マショ温泉 月も眺められる


マショ温泉 入浴中

口之島

セランマ(瀬良馬)温泉
セランマ(瀬良馬)温泉は集落から徒歩2時間の所にある温泉。途中の道では野生牛に会う可能性がある。野生牛は体格も良く角も鋭いので、はっきり言って怖い。刺されたら死ぬと思われる。そんな恐怖を越えて入る温泉は最高です。山の中にある露天風呂はのんびりできて本当に良かった。200円だった気がする。


セランマ(瀬良馬)温泉 


セランマ(瀬良馬)温泉 入浴中

宝島

友の花温泉 300円
建物の中の温泉。銭湯のような感じで気持ちよかったが、たの露天風呂とはレベルが違っていた。まあ、室内温泉の楽しみを味わえた。

*人がいない場合が多いのでセルフタイマーで撮影しています。

小さい頃は風呂が好きではなかった。めんどくさかった。何でわざわざ体を濡らして再度体を拭くのか。全く無駄なことのように感じていた。しかし、大学のときに東京から岐阜を目指して歩き続けた。毎日毎日歩き続けると、足が自分の意思では動かなくなった。もちろん野宿しているので風呂に入るはずがない。4日目だか5日目だかに風呂に入った。すると足が自分の意志で動くようになった。驚いた。風呂の効果ってすんげー、と。その時にはじめて痛感した。日常ではそんなに足が疲労することはないから、明確な回復は感じない。でも、意識しないレベルで体は改善している。そう分かった。その時から風呂が好きになった。
そして、阿佐ヶ谷に引っ越し銭湯にちょくちょく行くようになって、さらに風呂が好きになった。さらに今回の旅で露天風呂の楽しみを知った。

トカラ列島の旅 概要

今回のトカラ列島巡りの旅の概要
《島の現状については、あくまで今回の旅(2009年5月)で個人的に把握した範囲の情報です。》

なぜ吐噶喇(トカラ)列島へ行ったのかは、こちら

・期間
2009年5月1日(金)~5月11日(月)

・行程
東京→奄美大島→悪石島→小宝島→口之島→宝島→鹿児島→東京

・お金
トカラ列島では基本的に使うところはない。使いたくても民宿代ぐらいしか使えない。
その他はお酒代やレンタカーをする場合はその費用。

島以外の費用として往復の飛行機代。
フェリーとしま乗船料金(島間移動で短ければ1,420円。長ければ4,610円。宝島~鹿児島は7,800円)。

金融機関はなし。郵便局が宝島、口之島、中之島にある。


口之島郵便局

・宿
島に3軒程度。1泊3食付き6,000円~7,000円が相場。

・食事
民宿は基本的に1泊3食付なので、それですべてをまかなう。海の幸(カツオ、アラ、シビなど)や春は大名タケノコがうまかった。
お菓子などは自分で持ち込むしかない。ビールや焼酎は宿にある。
島の子供たちは、フェリーとしまが着岸すると、船内に入りアイスクリームを買って戻ってくる。子供の楽しみはこれ。

島の人は漁で取ってきた魚、自生している大名タケノコ、ふきなどを食べる。田芋などちょっとした野菜は作っている。田芋はもちもち&甘くてうまい。
その他の野菜や肉など嗜好品などはフェリーとしまで運ばれてくる。


くろしおの宿夕食@口之島

・商店
ほぼなし。口之島と宝島は雑貨などを販売している商店があるが開いている時間が朝と夕方のみ。
飲食店はゼロだが、自動販売機が1つぐらいある島もある。

・交通
週2便フェリーとしま。
1便は鹿児島→名瀬(奄美大島)→鹿児島、もう1便は鹿児島→宝島(トカラ列島最南端の島)→鹿児島

島内の移動は歩きかスクーターか車。車は宿で借りる。俺は基本的に歩いて島を巡った。口之島だけ宿のおばちゃんにスクーターを借りた。

・電気、水道、ゴミ処理
電気は島に小さな発電所があり問題なく使える。
水道も問題ない。
燃やせるゴミは小さな焼却炉で燃やし、燃やせないゴミはフェリーとしまで鹿児島へ。

・人
おっちゃんとおばちゃん中心。子供もいるが、高校がないのでそれ以上の人が少ない。
高校生~40歳代前半の人が少ない。島民は100人弱。

・気候
5月上旬の朝夕はまだ冷えるので長袖が必要。5月は泳ぐには水温がちょっと冷たい。

・海
砂浜が少ないので、海水浴を楽しみに行くという場所ではないが、泳ぐことは可能。
今回の旅で見た限り珊瑚礁はそれほどでもなかった。


小宝島の海

・温泉
どの島にも温泉があり最高に良かった。
特に露天風呂などは気持ちいい。
海中温泉も潮の加減をみて狙い打ち。


小宝島温泉 マショ温泉 

・山
小さい山がある場合が多く頂上からの眺めは最高。


フリイ岳@口之島

・神社
どの島にもいくつかの神社がある。鳥居の色、形、大きさは島によって異なっていた。


坂森神社@悪石島

・動物(悪石島、小宝島、口之島、宝島の4島の情報)
最も印象的なのが口之島で出会った野生牛。角が鋭く一対一のにらみ合いはマジ怖かった。
野生ヤギは多くの島で見かけた。白鷺(?)っぽい鳥も。また牧畜はさかんに行われていた。


悪石島の牛

・持ち物
普通の旅と同じ。

吐噶喇へ

「吐噶喇」と書いて「トカラ」と読む。
そんなトカラ列島へ行こうと思ったのは4、5年前のこと。トカラ列島にある悪石島で行われているボゼという祭りを知った時からだ。当時からトカラ列島に行きたいと周りの友達に話すと外国かと勘違いされることも多かった。今年は日食の中心地で話題になることも多いトカラ列島。

そんなトカラ列島は鹿児島県にあり、屋久島と奄美大島の間にある島々だ。
行政区域としては十島村(としまむら)に属する。昔は十島村(じっとうそん)と呼んでいたらしく、お年寄りは話しの中で十島村(じっとうそん)と言っていた。面白いことに、この十島村役場は十島村内にはなく、鹿児島市内にある。


より大きな地図で トカラ列島巡りの旅 を表示

なぜ、今、トカラ列島へ行ったのか。
理由は行きたいと思ったから。
旅は「思い立ったが吉日。」ってのが全てだと思っているが、この感覚は自分でも時間が経てば忘れてしまいかねないし、多くの人には伝わらないのでそれなりの理由を書き残しておこうと思う。

◆前提条件

 ・休みが10日前後と海外に行くには短いため国内の旅
 ・最近は島の人々や時間の流れ、また歩いて巡れることにハマっていて小さな島がいい

◆以上の条件から上がった候補

 ・トカラ列島
 ・小笠原諸島
 ・宮古島周辺
 ・去年のGWと同様に八重山

 この中で一番行ってみたいと思ったのが、トカラだったのだ。沖縄とも奄美とも違った文化(ボゼなど)があることやフェリーが週2便しかない島々での人々の暮らしに興味を持ったから。島民は70人前後なのだが、その規模では島がどのように成り立っているのかに興味をもった。さらにトカラ列島に行くのであれば皆既日食の前に行きたかった。(日食で人々が大量におしよせると島が多少変わるかもしれないので、その前のトカラを見たかったから。)もちろん海や山、温泉にも興味がありトカラ列島に行くことにした。

他の島に関しては、小笠原諸島のフェリーの日程が俺の休みの日程とあわなかったし、宮古島は島を一周する100キロマラソンの時に行きたいなーという気持ちがあった、などなどの理由もありトカラ列島に決定。

長々と書いたが、実は昨年の夏もボゼの時にトカラ列島に行こうとしたけど、飛行機が取れなかった。。。ということで、しぶしぶあきらめていた。

ということで、トカラへ行くために飛行機を予約し、ルートを練る。これがまた悩ましかった。フェリーのスケジュールが出ないと予定を決定できない。鹿児島から週2便フェリーが出ているだけなので、これにスケジュールをあわせないといけない。十島村のウェブサイトを見て、スケジュールの発表を待つ。スケジュールが発表されて、さっそくにらめっこ。しかし、この運行スケジュール表がまた分かりづらい。。。


フェリーとしま

言葉で表現するのは非常に難しいのだけれど、トカラを上手に巡るにはフェリーの予定とにらめっこが必要だ。週2便しかない上に、1便は鹿児島→名瀬(奄美大島)→鹿児島、もう1便は鹿児島→宝島(トカラ列島最南端の島)→鹿児島という運行なのだ。(地図を見てもらうとイメージが沸きやすいかも)

どの島に行きたいかと言えば、悪石島と小宝島はマスト。宝島、平島、中之島、口之島は行きたいなーという感じ。せっかくなら奄美大島にも行きたい。すると、行きに奄美大島からフェリーでトカラ列島に向かうか、帰りにトカラ列島から奄美大島へ渡るかのどちらかになる。フェリーのスケジュールから名瀬(奄美大島)便が行きのタイミングしかないので、東京から奄美大島に入ることにして、鹿児島に抜けることは決定した。

その次に、フェリーは週に2便といっても島巡りをする旅人は4回フェリーに乗れる。なぜなら上り便と下り便があるからだ。島の大きさと行きたい島の優先順位を考慮してトカラ列島の島巡りのスケジュールを考える。波が高いとフェリーが出港しない&ランプウェイ制限での出港と抜港(ばっこう)というものが存在する。これも考慮にいれないといけない。

ランプウェイ制限とは車を島に下ろせないよ、ということ。それでも島に車で上陸したい場合は、吊り上げるしかないよという制限。(イメージとしては以下の写真)

軽トラがつり上げられてます。(写真が横向きです。。。)

もうひとつの抜港(ばっこう)は聞きなれない言葉だが、「抜く港」ということ。波が高い場合小さい港(島)は飛ばしますよ、スルーしちゃいますよ、ということ。抜港される島は、小宝島と平島がほとんど。

これを考えると行きたい島には先に行っておく必要がある。さらに帰りに小さい島にいるとフェリーに乗れない可能性がある。すると、奄美大島→悪石島→小宝島→あとは島についてから波の状況や島の人の話を聞いて決める。ということで、小宝島までの宿を予約して出発。

長ったらしくなったけど、これで出発の準備完了。

このフェリーにあわせて上手く島巡りの日程を決めるのもなかなか面白い。旅は計画段階も非常に楽しい。どんなところなんだろうとワクワクしながら計画を立てる。トカラに行ったことがある友達に聞いてみたり、ネットや本で調べてみたり。こんな事前の楽しさがあるから、行ったことないところに行くことが多いのだろう。

さて、トカラ列島に行ったことがある友達から写真を受け取り、悪石島と小宝島に届けるというお楽しみもありつつ、トカラの旅の始まりです。