月別アーカイブ: 2008年8月

オーロラ予報

オーロラはどうしても見たい。
見る場所はアラスカと決めている。

太陽の黒点の増減の周期が11年で、これにあわせてオーロラのピークもくる。
11年に一度のオーロラピークは2011年。
ぜひとも見に行きたい。

そんなオーロラ。
オーロラの予報なるものがあるのだ。
偶然見つけたので、メモ。
メモ。メモ。

オーロラ予報
http://www.gedds.alaska.edu/auroraforecast/


[オーロラじゃないけど、岐阜の夕陽。長良川の堤防から西を眺める](PENTAX K10D DA18-55mm ISO: 100 露出: 1/160 sec 絞り: f/9.0 焦点距離: 18mm)


[こちらもオーロラとは全く関係ないが、朝日を背に活動を始める鳥](PENTAX K10D DA18-55mm ISO: 100 露出: 1/750 sec 絞り: f/5.6 焦点距離: 55mm)

大切なこと

夏休みに九州を旅していた。
中津のバス停で待っていたら、おばあさんが話しかけてきた。
「どこへ行くの?」「どこから来た?」「何日ぐらい?」など旅をしていると良く聞かれること。

その後に、「こんなに好きに旅をさせてくれる両親を大切にしなさい」と言われた。
何度も。何度も。
ちょっとほかの話になっても、また「両親はどこにいるの?」という話から、両親を大切にしろと。
たぶん、20回は言われたと思う。

失礼だが、途中でボケているのかなとも思った。
さらに、それはもう分かっている、なんて思って聞き流そうとした。

そんな時、ふと思い出した。
池澤夏樹さんが、星野道夫さんについて書いている文章で、星野さんは大切なことは何度も何度も繰り返した。
そんな風に書かれていた。
ああ、そうか。
別に繰り返すことはボケているとか、そんな話ではなく、本当に本当に大切なことなんだなと。

年配の方は長い間生きてきて、色々な経験をして、いろいろなことを感じて、考えてきた。
その結果として、本当に大切な物事ってそんなに多くなくて、おじいさんやおばあさんは、その本当に大切なことが身にしみて分かっているから、大切なことは繰り返すんだ。
長い間生きて分かった結晶のようなもの。
そんな大切なことに気づくように、何度も何度も伝えてくれている。
そんな風に思えた。

おじいさんやおばあさんが何度も繰り返すことは、心に常にとどめておこうと思う。


[積み上げられた石。こんなにバランスがいいのは稀なこと。接着剤でつけてあるのか?笑@高千穂 天安河原](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 400 露出: 1/60 sec 絞り: f/5.6 焦点距離: 45mm)

乗り物は彼女

乗り物は女らしい。
乗り物は男ではない。

一般的に男が乗り物を好きなことが多い。
自転車にしろバイクにしろ車にしろ電車にしろ飛行機にしろ。

乗り物好きは男が多いから、愛する対象として女と表現しているのだろう。

さらに乗り物を大切にしようという意味を込めて、女としているのだと思う。
男と比較すれば女性の方が繊細である。
そんな女性と同様に乗り物も繊細だから、乗り物を女性のように大切にしようという気持ちの表れでもあるんだろう。

乗り物好きは、それだけ愛車のことが好きなんだなぁ。
俺は乗り物を持っていないので、「ああ、そうなんだ」と新鮮味があった。

先日読んだ本で立て続けに、乗り物が女だったので気づいた。
白石さんはヨットを彼女と読んでいた。女だった。
アラスカのプッシュパイロット湯口さんの本でも飛行機は女だった。

そういえば、イチローはグローブを毎日磨いて大切にしていたな。
子供に野球上達のコツを聞かれたら、道具を大切にすることって話していたことも思い出した。
イチローに取って野球道具は女性なんだろう。


[じいちゃん、スーパーカブは女ですか?@波照間島](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 100 露出: 1/80 sec 絞り: f/6.3 焦点距離: 45mm)

聞こえない音が聞こえる

聞こえない音が聞こえる時がある。

静まり返った時、普段は聞こえないような、ささやかな音に気づくことがある。
その時、なにやら時間の流れがゆっくりとなった気になる。
その音に集中する。その音に意識が向かっていく。
自分だけが聞こえる音のような気がして、なんかうれしかったりする。

一方で、そういった音ではない音に気づくこともある。
机の上に外付けハードディスクを置いてある。
その音だ。
普段もハードディスクから音は聞こえている。

でも、普段聞いているハードディスクの音ではない音が聞こえた。
ひじを机に突き、手を両耳に当てた。
すると、今までは聞こえなかった低い音が手を伝って強く響いてきた。
なにやら、聞こえる世界が変わった。
視点の変化ではないが、「聴点」が変わったとでも言うのか。

まあ、たいしたことなくて骨伝導とやらなんだろうけど。
視点が変化すると言うが、それ以外にも「聴点」など五感は全てそういった変化をもっている。
同じものでも異なる見え方があったり、異なる聞こえ方があったりする。
それら五感の点の変化を感じて生きたい。

五感の記憶に関するエントリー
http://teratown.com/blog/2008/07/18/aadhaeu/


[バスの行き先はアメリカ(USA)ではなく宇佐(USA)なのだ@大分空港](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 100 露出: 1/15 sec 絞り: f/11.0 焦点距離: 45mm)

やると決めることは、やったことに近しい

何かをやると決めることは、それをやったことに近しいと思う。
ちょっと言い過ぎかも。
まあ、何かをやると決心することが、大きなポイントだなと当たり前のことを再認識した。

何かをやると腹をくくると、具体的に先のことをイメージするようになる。
どうすれば良いだろうか、こっちの方法がある、でも、あんな風になると危険だ。といったように。
緻密にイメージをするようになる。起こりうる物事の対策を考える。
やると腹を決めると、ワクワク感や恐怖心もリアルなものとして沸き上がってくる。

実際にやったのとやらないのでは、また大きな違いがあるのはまぎれもない事実だ。
ただ本気でやると決める、結果的に諸処の問題でできなかったとしても、意味は大きい。

そして、やると決めた物事を見る視点も変わる。
なんとなくやろうかなと、そう思っていたときには気づかないことがたくさん見えるようになる。

ようは、何かをやると決めることが大きな意味を持つ。
「やろうかなーとか」「面白いかも」という段階とは全く異なる。
そう思った次第であります。

あ、もちろん実際にやったということの生々しさにはもちろんかなわないけど、なんとなくやろうかなというレベルの気持ちと、よしコレをやると決めた時では全く違うな。と。


[夢か現かな滝@高千穂](PENTAX K10D SIGMA APO 70-300mm ISO: 100 露出: 1/10 sec 絞り: f/6.3 焦点距離: 190mm)