日別アーカイブ: 2008/6/30 月曜日

外部接触のない部族の集落

リオデジャネイロ──南米ブラジルのアマゾンで、外部社会との接触がまったくない部族の集落を撮影することに、ブラジル国立インディアン・ファンデーションが成功、写真を5月29日にウェブサイトで公開した。

部族の集落が見つかったのは、ブラジル西部のペルー国境に近い、エンビラ川沿いの熱帯雨林地域。小型機で4月28日から5月2日にかけ、同地域を20時間飛行した際に撮影した。写真には、住居や飛行機に向けて矢を構える先住民の姿が写っている。

写真の人々は戦士のようで、健康で力強い様子だった。

世界には現在、外部社会と接触を持たない部族が、100以上あると考えられている。その半数以上が、ブラジルとペルーのアマゾン地域で暮らしているとされる。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200805300041.html

このニュースを聞いてホッとした。
この現代社会の人々が知らない世界があることに。
どんなに世界が発展したとしても、どんなに科学技術というものが発達したとしても、未知の部分があってほしい。

全てをわかりっこない。
そのことを本当に理解するために。
そうすることによって、自分が世界を支配しているとか、自分が全て知っているとか、そういった感情を抱かないようになると思う。

でも、もっといえば、この事実すら気づかなくても良かった。と思う。
知らないところで、現代社会はまったく知らない人が生きているということ。
それだけで、十分だと思う。

外部接触のない部族